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公開番号
2025059112
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2024168934
出願日
2024-09-27
発明の名称
接続解除構成を有する連続速度ジョイント
出願人
ジェイテクト ベアリングス ノース アメリカ エルエルシー
代理人
弁理士法人浅村特許事務所
主分類
F16D
3/202 20060101AFI20250401BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】回転可能な入力部及び回転可能な出力部を備える連続速度ジョイント組立体。
【解決手段】角度変化を可能にしながら入力部と出力部との間での動力の伝達を可能にする連続速度機構がさらに提供される。接続解除構成が、接続解除状態において互いに対して相対回転することが可能であって接続状態において互いに対して相対回転することが不可能である第1及び第2の部分を有する。電気機械アクチュエータが接続解除構成を接続解除状態と接続状態との間で移行させ、ここでは、接続状態において動力が入力部と出力部との間で伝達され、接続解除状態において動力が入力部と出力部との間で伝達されない。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
連続速度ジョイント組立体であって、
回転可能な入力部及び回転可能な出力部と、
角度変化を可能にしながら前記入力部と前記出力部との間での動力の伝達を可能にする連続速度機構と、
接続解除状態において互いに対して相対回転することが可能であって接続状態において互いに対して相対回転することが不可能である第1及び第2の部分を有する接続解除構成と、
前記接続解除構成を前記接続解除状態と前記接続状態との間で移行させる電気機械アクチュエータであって、前記接続状態において前記動力が前記入力部と前記出力部との間で伝達され、前記接続解除状態において前記動力が前記入力部と前記出力部との間で伝達されない、電気機械アクチュエータと、備える、連続速度ジョイント組立体。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記電気機械アクチュエータがねじ式アクチュエータを備える、請求項1に記載の連続速度ジョイント組立体。
【請求項3】
前記ねじ式アクチュエータが、電気モータによって回転可能に駆動される主ねじを有する主ねじアクチュエータを備える、請求項2に記載の連続速度ジョイント組立体。
【請求項4】
前記アクチュエータに対しての動力が失われた場合に、前記接続解除構成を前記接続状態及び前記接続解除状態の少なくとも一方で維持するように動作可能である状態維持機構をさらに備える、請求項3に記載の連続速度ジョイント組立体。
【請求項5】
前記状態維持機構が、前記アクチュエータに対しての動力が失われた場合に前記接続状態及び前記接続解除状態の選定された一方まで前記接続解除構成を移動させることを目的としてねじりばね内で保存されるエネルギーを介して前記主ねじを回転させるように動作可能であるねじりばねを備える、請求項4に記載の連続速度ジョイント組立体。
【請求項6】
前記ねじりばねがクロック・スプリングを備える、請求項5に記載の連続速度ジョイント組立体。
【請求項7】
前記状態維持機構が、選択可能な予荷重を前記ねじりばねに提供するように構成される、請求項5に記載の連続速度ジョイント組立体。
【請求項8】
前記アクチュエータに対しての動力が失われた場合に前記接続状態及び前記接続解除状態のもう一方で前記接続解除構成を維持するための戻り止め構成をさらに備える、請求項5に記載の連続速度ジョイント組立体。
【請求項9】
前記接続解除構成の前記第1の部分が外側ハウジングを備えることができ、前記外側ハウジング内で、複数のトラニオンを担持するシャフトが受けられる、請求項1に記載の連続速度ジョイント組立体。
【請求項10】
前記接続解除構成の前記第2の部分が軸方向において前記外側ハウジングに隣接して位置し、前記接続解除構成が、前記接続状態において前記第1及び第2の部分を選択的に一体に接続して、前記接続解除状態において前記第1及び第2の部分を接続解除する、クラッチ機構をさらに備える、請求項9に記載の連続速度ジョイント組立体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、2023年9月27日に出願した「Continuous Velocity Joint Having Disconnect Capability」と題される米国仮特許出願第63/540840号、及び2023年9月28日に出願した「Continuous Velocity Joint Disconnect With Flanged Interface」と題される米国仮特許出願第63/541134号に基づくものであり、それらの優先権を主張するものである。上で言及した特許出願は共に、あらゆる目的のために参照により本明細書に完全に組み込まれている。
続きを表示(約 2,400 文字)
【0002】
本発明は、概して、車両の動力伝達装置に関し、より詳細には、そのホイールを係合及び係合解除させるためのホイールエンド接続解除組立体に関する。
【背景技術】
【0003】
選択的に、駆動アクスルを対応する車両のホイールに係合させたり対応する車両のホイールから係合解除させたりするための機構が知られている。例えば、基本概念は、複数の駆動アクスルが動力伝達装置内で継続的に又はフルタイムで利用されるような機構を含む。種々の理由のために、駆動アクスルを必要に応じて又は所望されるとき係合させたり係合解除させたりすることが可能である動力伝達装置は、近年、その人気が高まっている。例えば、既知の機構は、使用者が手動で車両の動力伝達装置をホイールに係合させるのを可能にし、ここでは、通常、手動の係合を達成するためには使用者が車両から外に出ることが必要となる。加えて、自動化されたシステムも知られており、ここでは、車両の制御システムが、駆動状態において、自動で、動力伝達装置をホイールに係合させたりホイールから係合解除したりする。しかし、このような機構は、しばしば、多数の入り組んだ構成要素を含み、したがって、製造するにはさらには維持するには複雑でコスト高となる可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、従来技術の構成及び方法の問題を認識してそれに対処する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、回転可能な入力部及び回転可能な出力部を備える連続速度ジョイント(continuous velocity joint)組立体を提供する。角度変化を可能にしながら入力部と出力部との間での動力の伝達を可能にする連続速度機構がさらに提供される。接続解除構成が、接続解除状態において互いに対して相対回転することが可能であって接続状態において互いに対して相対回転することが不可能である第1及び第2の部分を有する。電気機械アクチュエータが接続解除構成を接続解除状態と接続状態との間で移行させ、ここでは、接続状態において動力が入力部と出力部との間で伝達され、接続解除状態において動力が入力部と出力部との間で伝達されない。
【0006】
いくつかの例示の実施例によると、電気機械アクチュエータが、電気モータによって回転可能に駆動される主ねじを有する主ねじアクチュエータなどのねじ式アクチュエータを備えることができる。
【0007】
いくつかの例示の実施例によると、アクチュエータに対しての動力が失われた場合に、接続解除構成を接続状態及び接続解除状態の少なくとも一方で維持するように動作可能である状態維持機構が提供され得る。状態維持機構が、アクチュエータに対しての動力が失われた場合に接続状態及び接続解除状態の選定された一方まで接続解除構成を移動させるように動作可能であるエネルギー貯蔵要素を備えることができる。例えば、エネルギー貯蔵要素は、保存されるエネルギーを介して主ねじを回転させるためのねじりばね(例えば、クロック・スプリング)を備えることができる。このような実施例では、状態維持機構は、選択可能な予荷重をねじりばねに提供するように構成され得る。いくつかの実施例では、戻り止め構成が、アクチュエータに対しての動力が失われた場合に接続状態及び接続解除状態のもう一方で接続解除構成を維持するために提供され得る。
【0008】
いくつかの例示の実施例では、接続解除構成の第1の部分が外側ハウジングを備えることができ、外側ハウジング内で、複数のトラニオンを担持するシャフトが受けられる。接続解除構成の第2の部分が軸方向において外側ハウジングに隣接して位置することができ、接続解除構成が、選択的に、接続状態において第1及び第2の部分を一体に接続して、接続解除状態において第1及び第2の部分を接続解除する、クラッチ機構をさらに備える。さらに、クラッチ機構が、その内周に画定されたスプラインを有する移行可能なカラーを備えることができ、第1の部分及び第2の部分の少なくとも一方が、移行可能なカラーのスプラインによって摺動可能に係合されるスプラインを外周上に有する。このような実施例内の移行可能なカラーは、フォークに対してカラーを回転させるのを可能にするがフォークの移行移動によりカラーを軸方向に移動させることになるようにフォークによって係合される環状溝をその外周の周りに画定することができる。
【0009】
いくつかの例示の実施例では、接続解除組立体の第1の部分が回転可能なハウジングに取り付けられた環状部材を備えることができ、回転可能なハウジング内で、複数のトラニオンを担持するシャフトが受けられる。環状部材が、その外縁周りで離間される複数の径方向突出部を有することができ、径方向突出部の各々が軸方向貫通孔を画定し、軸方向貫通孔内で細長い固定具が受けられる。
【0010】
別の態様によると、本発明は、連続速度ジョイントと共に使用されるための接続解除構成を提供する。本構成は、接続解除状態において互いに対して相対回転することが可能であって接続状態において互いに対して相対回転することが不可能である第1及び第2の部分を備える。第1の部分が、連続速度ジョイントの外側ハウジングに固定されるように構成される。第2の部分が、回転動力の供給源に接続されるように構成される。接続解除組立体を接続解除状態と接続状態との間で移行させるアクチュエータがさらに提供される。結果として、接続状態において第2の部分と第1の部分との間で動力が伝達されるようになり、接続解除状態において第2の部分と第1の部分との間で動力が伝達されないようになる。
(【0011】以降は省略されています)
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