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公開番号2025058661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168733
出願日2023-09-28
発明の名称配線シート及びその製造方法
出願人リンテック株式会社
代理人弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類H05B 3/03 20060101AFI20250402BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】配線シートの抵抗値変化を抑制できる配線シートを提供すること。
【解決手段】導電性線状体21を備える配線体2と、導電性線状体21に直接的に接触する一対の電極4と、を備え、電極4は、断面視において、台座部41と、台座部41の上に設けられた台座部41よりも幅の狭い段差部42とを有している、配線シート100。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
導電性線状体を備える配線体と、
前記導電性線状体に直接的に接触する一対の電極と、
を備え、
前記電極は、断面視において、台座部と、前記台座部の上に設けられた台座部よりも幅の狭い段差部とを有している、
配線シート。
続きを表示（約 600 文字）【請求項２】
請求項１に記載の配線シートにおいて、
前記電極のヤング率が、１００×１０
９
Ｐａ以下である、
配線シート。
【請求項３】
請求項１又は請求項２に記載の配線シートにおいて、
前記電極の厚さの最大値が、４０μｍ以下である、
配線シート。
【請求項４】
請求項１又は請求項２に記載の配線シートにおいて、
前記電極の幅の最大値が、１ｍｍ以上、１０ｍｍ以下である、
配線シート。
【請求項５】
請求項１又は請求項２に記載の配線シートにおいて、
さらに、前記配線体を直接的又は間接的に支持する樹脂層を、備える、
配線シート。
【請求項６】
請求項１又は請求項２に記載の配線シートにおいて、
前記配線体が、複数の前記導電性線状体が間隔をもって配列されたものである、
配線シート。
【請求項７】
導電性線状体を備える配線体と、前記導電性線状体に直接的に接触する一対の電極と、を備える配線シートの製造方法であって、
導電性ペーストを塗布して、台座部を形成する工程と、
前記台座部上に、さらに、台座部より狭幅の導電性ペーストを塗布して段差部を形成する工程と、
を備える、
配線シートの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、配線シート及びその製造方法に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
複数の導電体が間隔をもって配列された疑似シート構造体を有する配線シートが知られている。この配線シートは、例えば、発熱するテキスタイルの材料、種々の物品を発熱させる部材、および発熱装置の発熱体に利用できる。
発熱体の用途に用いるシートとして、例えば、特許文献１には、複数のカーボンナノチューブを含む加熱素子と、前記加熱素子と電気的に接続された少なくとも二つの電極と、を含む面熱源が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－０３４０５９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に記載の配線シートを、湿熱環境下で使用した場合には、配線シートの抵抗値が上昇してしまう場合があることが分かった。
【０００５】
本発明の目的は、配線シートの抵抗値変化を抑制できる配線シート、並びに、配線シートの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
［１］導電性線状体を備える配線体と、
前記導電性線状体に直接的に接触する一対の電極と、
を備え、
前記電極は、断面視において、台座部と、前記台座部の上に設けられた台座部よりも幅の狭い段差部とを有している、
配線シート。
【０００７】
［２］［１］に記載の配線シートにおいて、
前記電極のヤング率が、１００×１０
９
Ｐａ以下である、
配線シート。
【０００８】
［３］［１］又は［２］に記載の配線シートにおいて、
前記電極の厚さの最大値が、４０μｍ以下である、
配線シート。
【０００９】
［４］［１］から［３］のいずれかに記載の配線シートにおいて、
前記電極の幅の最大値が、１ｍｍ以上、１０ｍｍ以下である、
配線シート。
【００１０】
［５］［１］から［４］のいずれかに記載の配線シートにおいて、
さらに、前記配線体を直接的又は間接的に支持する樹脂層を、備える、
配線シート。
（【００１１】以降は省略されています）

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