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公開番号
2025059391
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169454
出願日
2023-09-29
発明の名称
電子機器
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H05K
5/03 20060101AFI20250403BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】検知部の破損を抑制する電子機器を提供する。
【解決手段】印刷装置は、装置本体と、装置本体に開閉可能に支持される扉部と、扉部に配置される押圧部110と、押圧部110により、扉部の開閉状態に応じて開状態形状と閉状態形状との間で変形可能であって、押圧部110に被押圧面137が押圧されることで閉状態形状に変形する変形部130と、被押圧面137を介して押圧部110に押圧されることで、扉部が閉状態を検知する検知部150と、を備え、装置本体には、押圧部110が挿入される孔が形成されており、孔を介して挿入される押圧部によって、被押圧面137および検知部150が押圧され、変形部130は、可撓性を有する板状部材を含み、板状部材の長辺方向の一方端および他方端が装置本体に固定されており、検知部150は、被押圧面137に覆われるように装置本体に配置され、被押圧面137の幅は、検知部150および孔の幅より広い。
【選択図】図21
特許請求の範囲
【請求項1】
装置本体と、
前記装置本体に開閉可能に支持される扉部と、
前記扉部に配置される押圧部と、
前記押圧部の作用により、前記扉部の開閉状態に応じて開状態形状と閉状態形状との間で変形可能であって、前記押圧部に被押圧面が押圧されることで前記閉状態形状に変形する変形部と、
前記被押圧面を介して前記押圧部に押圧されることで、前記扉部が閉状態にあることを検知する検知部と、を備え、
前記装置本体には、前記押圧部が挿入される孔が形成されており、
前記孔を介して挿入される前記押圧部によって、前記被押圧面および前記検知部が押圧され、
前記変形部は、可撓性を有する板状部材を含み、前記板状部材の長辺方向の一方端および他方端が前記装置本体に固定されており、
前記検知部は、前記被押圧面に覆われるように前記装置本体に配置され、
前記被押圧面の幅は、前記検知部および前記孔の幅より広い、電子機器。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記被押圧面は、前記押圧部が前記孔を通過する際の前記押圧部の進行方向に対して、傾斜または湾曲している、請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記変形部は、前記板状部材の前記一方端と前記他方端とを重ね合わせて環とした環状態で前記装置本体に固定されており、
前記検知部は、前記環の内部に位置するように前記装置本体に配置される、請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記一方端および前記他方端には、それぞれ開口が形成されており、
前記検知部は、前記装置本体へ取り付けられるための突起部を有し、
前記突起部は、前記開口に挿通されて前記装置本体に固定される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記板状部材は、合成樹脂から成るフィルムである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項6】
前記板状部材は、合成樹脂から成るフィルムである、請求項4に記載の電子機器。
【請求項7】
前記変形部は、前記被押圧面が前記押圧部に押圧されて成る前記閉状態形状にある時に前記扉部が開かれると、前記押圧部による押圧から解放され、自己の復元力により前記開状態形状へ変形する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項8】
前記変形部は、前記被押圧面が前記押圧部に押圧されて成る前記閉状態形状にある時に前記扉部が開かれると、前記押圧部による押圧から解放され、自己の復元力により前記開状態形状へ変形する、請求項4に記載の電子機器。
【請求項9】
前記変形部は、前記被押圧面が前記押圧部に押圧されて成る前記閉状態形状にある時に前記扉部が開かれると、前記押圧部による押圧から解放され、自己の復元力により前記開状態形状へ変形する、請求項5に記載の電子機器。
【請求項10】
前記変形部は、前記被押圧面が前記押圧部に押圧されて成る前記閉状態形状にある時に前記扉部が開かれると、前記押圧部による押圧から解放され、自己の復元力により前記開状態形状へ変形する、請求項6に記載の電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、開閉可能な扉部、および扉部の開閉を検知する検知部を備えた電子機器が知られていた。例えば、特許文献1には、開閉体に配置される被検知部材と、被検知部材を検知して開閉体の開閉状態を検知する開閉検知手段と、被検知部材を保護する接触防止部と、を有する画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-101918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、検知部である開閉検知手段の破損を抑制することが難しいという課題があった。詳しくは、開閉検知手段に開口を介して被検知部材が挿入されて、開閉体の閉状態が検知される。接触防止部は、被検知部材に想定と異なる方向の外力が作用した場合に、被検知部材と開口との接触を防止して被検知部材を保護する。
【0005】
ところが、このような装置では、開閉体が開状態であるときに動作を停止するものが多い。そのため、メンテナンス作業での動作確認や調整などで、被検知部材を模した物体を開口から挿入して、開閉体の閉状態を意図的に誤検知させる場合がある。このとき、開閉検知手段に意図しない外力が作用して、開閉検知手段が破損する可能性があった。すなわち、検知部の破損を抑制する電子機器が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
電子機器は、装置本体と、前記装置本体に開閉可能に支持される扉部と、前記扉部に配置される押圧部と、前記押圧部の作用により、前記扉部の開閉状態に応じて開状態形状と閉状態形状との間で変形可能であって、前記押圧部に被押圧面が押圧されることで前記閉状態形状に変形する変形部と、前記被押圧面を介して前記押圧部に押圧されることで、前記扉部が閉状態にあることを検知する検知部と、を備え、前記装置本体には、前記押圧部が挿入される孔が形成されており、前記孔を介して挿入される前記押圧部によって、前記被押圧面および前記検知部が押圧され、前記変形部は、可撓性を有する板状部材を含み、前記板状部材の長辺方向の一方端および他方端が前記装置本体に固定されており、前記検知部は、前記被押圧面に覆われるように前記装置本体に配置され、前記被押圧面の幅は、前記検知部および前記孔の幅より広い。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る印刷装置の外観を示す斜視図。
印刷装置の外観を示す斜視図。
扉部が開けられた印刷装置の外観を示す斜視図。
搬送経路の構成を示す断面模式図。
開扉状態と閉扉状態との中間の状態にある扉部の外観を示す斜視図。
図5の範囲R1の拡大図。
孔が配置される外装パネルの外観を示す斜視図。
側面の外装パネルの内部の配置を示す拡大斜視図。
孔に対する変形部および検知部の配置を示す模式図。
扉部が閉められる過程での押圧部の動きを示す斜視図。
閉扉状態における押圧部と変形部および検知部との配置を示す模式図。
閉扉状態における押圧部と変形部および検知部との配置を示す模式図。
検知部の構成を示す図。
検知部の構成を示す図。
検知部の構成を示す斜視図。
変形部の平面展開図。
変形部の組立て前の外観を示す斜視図。
変形部の開状態形状および検知部の外観を示す側面図。
変形部の開状態形状および検知部の外観を示す側面図。
変形部の開状態形状および検知部の外観を示す斜視図。
変形部の閉状態形状および検知部の外観を示す側面図。
変形部の閉状態形状および検知部の外観を示す斜視図。
第2実施形態に係る変形部の開状態形状の外観を示す側面図。
変形部の開状態形状の外観を示す側面図。
閉状態形状の変形部および検知部の外観を示す側面図。
閉状態形状の変形部および検知部の外観を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に述べる実施の形態では、電子機器として印刷装置を例示して図面を参照して説明する。以下の各図においては、必要に応じて相互に直交する座標軸であるXYZ軸を付し、各矢印が指す方向を+方向とし、+方向と反対の方向を-方向とする。+Z方向を上方、-Z方向を下方ということもある。以下の各図では、図示の便宜上、各部材の大きさを実際とは異ならせている。
【0009】
1.第1実施形態
図1に示すように、本実施形態に係る印刷装置1は、装置本体10、扉部16を備える。扉部16は、天面パネル部64、前面パネル部65、および下部カバー部61を含む。図1では、印刷装置1において扉部16が閉じられた状態を示している。
【0010】
装置本体10は、Z方向の高さが異なる2つの立方体が、X軸に沿う方向に連結した形状である。装置本体10は、前面9、天面11、背面7、側面6,8を含む。装置本体10において、前面9は前方を向く面であり、天面11は上方を向く面であり、背面7は後方を向く面であり、側面6は-X方向を向く面であり、側面8は+X方向を向く面である。装置本体10は、これらの面を構成するパネル状の部材などが組み合わされて成る筐体である。該筐体の内部に、後述する各部材が収容される。
(【0011】以降は省略されています)
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