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公開番号
2025079576
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192340
出願日
2023-11-10
発明の名称
電気機器
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H05K
7/00 20060101AFI20250515BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】電気機器の設置面に開口が形成されている場合と形成されていない場合の双方に対応して、電力供給用電源ケーブルを配線することができる電気機器を提供する。
【解決手段】筐体10の底面には収納凹部20が形成されている。L字型プラグ51のプラグピンは、第1の側壁21に設けられているピン挿入部に挿入されている。第1の側壁21から第2の側壁22の方向に向かって突出する位置規制突片25は、ケーブル52を係止させて、ケーブル52の上下方向の位置を規制する。位置規制凹部26は、筐体10における第1の側壁21と交差する方向の側端部に収納凹部20と連結するように形成されている。位置規制凹部26は、位置規制突片25によってケーブル52が係止されて側端部より筐体10の外側へと引き出されたケーブル52を嵌め込んで、ケーブル52の位置を規制する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体の底面に形成され、プラグピンを含むL字型プラグと、前記L字型プラグに接続されているケーブルとを有する電力供給用電源ケーブルにおける前記L字型プラグと前記ケーブルにおける前記L字型プラグ側の端部を収納する収納凹部と、
を備え、
前記収納凹部の第1の側壁に設けられている、前記プラグピンが挿入されるピン挿入部と、
前記第1の側壁から前記第1の側壁と対向する前記収納凹部の第2の側壁の方向に向かって突出し、前記第2の側壁と対向する先端部に前記ケーブルにおける前記端部を挿入するための挿入口を有し、前記挿入口を介して挿入された前記端部を係止させて、前記筐体の上面と前記底面とを結ぶ方向である前記端部の上下方向の位置を規制する位置規制突片と、
前記筐体における前記第1の側壁と交差する方向の側端部に前記収納凹部と連結するように形成され、前記位置規制突片によって前記端部が係止されて前記側端部より前記筐体の外側へと引き出された前記ケーブルを嵌め込んで、前記ケーブルの前記交差する方向の位置を規制する位置規制凹部と、
をさらに備える電気機器。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記位置規制突片には、前記ケーブルの断面で形成される第1の円の直径よりも大きい直径を有する第2の円の円弧で形成された切り欠きが形成されている請求項1に記載の電気機器。
【請求項3】
前記位置規制凹部の前記上面側の端部は第3の円の半円の円弧で形成され、
前記プラグピンが前記ピン挿入部に挿入され、前記端部が前記切り欠き内に位置し、前記ケーブルが前記位置規制凹部に嵌め込まれた状態で、前記第1の円の中心と前記第2の円の中心とが一致し、前記第1の円の中心と前記第3の円の中心とが一致するように、前記収納凹部に対して前記位置規制突片及び前記位置規制凹部が位置決めされている
請求項2に記載の電気機器。
【請求項4】
前記位置規制突片は、前記ピン挿入部から、前記収納凹部の前記側端部側の前記第1の側壁と交差する第3の側壁までの距離の中央よりも前記第3の側壁側に位置している請求項1~3のいずれか1項に記載の電気機器。
【請求項5】
前記第1の側壁から前記第2の側壁までの距離は、前記ピン挿入部に挿入されている前記プラグピンを前記ピン挿入部から外し、前記L字型プラグを、前記端部における前記位置規制突片で位置が規制されている箇所を中心として所定の角度だけ前記第2の側壁側へと回転させることができる距離である請求項1~3のいずれか1項に記載の電気機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
典型的には、電気機器は、電気回路が内蔵されている筐体の側面から電力供給用電源ケーブルが引き出されている。電気機器は、壁等に設置されたアウトレット(いわゆるコンセント)に接続された電力供給用電源ケーブルによって電気回路に電力を供給して動作する。電気機器としては、例えば、バッテリを充電する充電器、複数の電気機器に電力を供給するよう複数のアウトレットを有するテーブルタップが挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-231812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気機器の設置面に開口が形成されているとき、電力供給用電源ケーブルを、開口を通して下方へと配線したい場合がある。ところが、上記のように電気機器は典型的には筐体の側面から電力供給用電源ケーブルが引き出されているから、電力供給用電源ケーブルを開口を通して下方へと配線しても、電力供給用電源ケーブルの筐体側の端部が見える状態となる。しかも、電力供給用電源ケーブルが通されている開口も見える状態となるから、美観を損なうことがある。
【0005】
仮に筐体の裏面から電力供給用電源ケーブルが引き出されていれば、電力供給用電源ケーブルを開口を通して下方へと配線すれば、電力供給用電源ケーブル及び開口を見えない状態とすることができ、美観を損なうことはない。ところが、電気機器の設置面に必ずしも開口が形成されているわけではないから、筐体の裏面から固定的に電力供給用電源ケーブルを引き出すことは好ましくない。
【0006】
本発明は、電気機器の設置面に開口が形成されている場合と形成されていない場合の双方に対応して、電力供給用電源ケーブルを配線することができる電気機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、筐体と、前記筐体の底面に形成され、プラグピンを含むL字型プラグと、前記L字型プラグに接続されているケーブルとを有する電力供給用電源ケーブルにおける前記L字型プラグと前記ケーブルにおける前記L字型プラグ側の端部を収納する収納凹部とを備え、前記収納凹部の第1の側壁に設けられている、前記プラグピンが挿入されるピン挿入部と、前記第1の側壁から前記第1の側壁と対向する前記収納凹部の第2の側壁の方向に向かって突出し、前記第2の側壁と対向する先端部に前記ケーブルにおける前記端部を挿入するための挿入口を有し、前記挿入口を介して挿入された前記端部を係止させて、前記筐体の上面と前記底面とを結ぶ方向である前記端部の上下方向の位置を規制する位置規制突片と、前記筐体における前記第1の側壁と交差する方向の側端部に前記収納凹部と連結するように形成され、前記位置規制突片によって前記端部が係止されて前記側端部より前記筐体の外側へと引き出された前記ケーブルを嵌め込んで、前記ケーブルの前記交差する方向の位置を規制する位置規制凹部とをさらに備える電気機器を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の電気機器によれば、電気機器の設置面に開口が形成されている場合と形成されていない場合の双方に対応して、電力供給用電源ケーブルを配線することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係る電気機器を、電力供給用電源ケーブルを外した状態で上方から見た斜視図である。
図2は、一実施形態に係る電気機器を、電力供給用電源ケーブルを外した状態で下方から見た斜視図である。
図3は、一実施形態に係る電気機器に接続される電力供給用電源ケーブルを示す斜視図である。
図4は、一実施形態に係る電気機器の内部の構成例を示す図である。
図5は、一実施形態に係る電気機器の底面に形成されている収納凹部の部分拡大図である。
図6は、一実施形態に係る電気機器に電力供給用電源ケーブルを接続し、電力供給用電源ケーブルを底面と直交する方向に引き出した状態を上方から見た斜視図である。
図7は、一実施形態に係る電気機器に電力供給用電源ケーブルを接続し、電力供給用電源ケーブルを底面と直交する方向に引き出した状態を下方から見た斜視図である。
図8は、一実施形態に係る電気機器に電力供給用電源ケーブルを接続し、電力供給用電源ケーブルを側端部から引き出した状態を上方から見た斜視図である。
図9は、一実施形態に係る電気機器に電力供給用電源ケーブルを接続し、電力供給用電源ケーブルを側端部から引き出した状態を下方から見た斜視図である。
図10は、一実施形態に係る電気機器に電力供給用電源ケーブルを接続した状態の収納凹部の部分拡大図である。
図11は、収納凹部に設けられている位置規制突片の周辺部の部分拡大図である。
図12は、一実施形態に係る電気機器の側端部に設けられている位置規制凹部の周辺部の部分拡大図である。
図13は、一実施形態に係る電気機器に接続されている電力供給用電源ケーブルを取り外す途中の状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、一実施形態に係る電気機器について、添付図面を参照して説明する。後述する一実施形態に係る電気機器は、電気機器が、最大で4つのバッテリを充電可能な充電器である場合を例とする。電気機器は、1つのバッテリを充電可能な充電器であってもよいし、テーブルタップ等の充電器以外の電気機器であってもよい。電気機器は任意の電気機器でよい。なお、電気機器には電子機器が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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