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公開番号
2025058654
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168717
出願日
2023-09-28
発明の名称
コアドリル装置
出願人
株式会社コンセック
,
日本設備工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B28D
1/14 20060101AFI20250402BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約
【課題】狭小なスペースに設置可能なコアドリル装置を提供する。
【解決手段】コアドリル装置10は、先端にカッタを有する円筒形のコアビット11と、コアビット11の末端側に配置されてコアビット11を回転駆動する駆動部21と、駆動部21を支持する支持ブロックと、コアビット11と平行に延びる案内柱部と、支持ブロックに設けられて案内柱部に沿って案内される被案内部と、切削対象物に載置されてコアビット11の外周面に沿うよう周方向に延び、案内柱部32,34の端部を支持する円弧状のベース部材41とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
先端にカッタを有する円筒形のコアビットと、
前記コアビットの末端側に配置されて前記コアビットを回転駆動する駆動部と、
前記駆動部を支持する支持ブロックと、
前記コアビットと平行に延びる案内柱部と、
前記支持ブロックに設けられて前記案内柱部に沿って案内される被案内部と、
前記コアビットの切削対象物に載置されて前記コアビットの外周面に沿うよう周方向に延び、前記案内柱部の端部を支持する円弧状のベース部材、および/または前記コアビットの切削対象物に載置されて前記コアビットの外周面に沿うよう周方向に間隔を空けて配列され、前記案内柱部の端部を支持する複数の第2柱部とを備える、コアドリル装置。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記ベース部材および前記第2柱部の双方を備え、
前記第2柱部は、前記案内柱部の前記端部に着脱可能に延設され、
前記ベース部材は、第2柱部の端部と結合する、請求項1に記載のコアドリル装置。
【請求項3】
前記案内柱部の前記端部と結合する円弧状部材を備え、
前記第2柱部は、前記コアビットの周方向に間隔を空けて複数配列され、
前記複数の第2柱部の一端が前記円弧状部材に着脱可能に連結され、
前記複数の第2柱部の他端が前記ベース部材と結合する、請求項2に記載のコアドリル装置。
【請求項4】
前記案内柱部の案内方向に延び、一端が前記被案内部に連結され、他端が前記ベース部材から遠い側に配置される回転軸と、
前記回転軸の前記他端に同軸に設けられるハンドル輪とを備え、
前記被案内部は、前記ハンドル輪に入力される回転操作に応動して、前記案内方向に進退動するよう構成される、請求項1に記載のコアドリル装置。
【請求項5】
貫通孔およびクランプ部を有し、前記貫通孔で前記切削対象物にアンカー固定され、前記クランプ部で前記ベース部材に係合して、前記ベース部材を変位不能に保持するクランプ部材を備える、請求項1に記載のコアドリル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート等の構造物を穿孔するコアドリル装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
高速で回転する円筒形状のコアビットをコンクリート構造物に押し当てて、当該コンクリート構造物を穿孔するコアドリル装置として従来、例えば特開平11-320548号公報(特許文献1)に記載のものが知られている。
【0003】
円筒形状のコアビットは末端でモータに連結される。モータはガイドレールに沿って移動可能である。ガイドレールはコアビットと平行に延び、ガイドレール根元はベース部材に支持される。ベース部材は四角形であり、ベース部材がボルトでコンクリート構造物に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-320548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来のようなコアドリル装置にあっては、以下に説明するような問題を生ずる。つまり集合住宅のパイプスペースのように、上下方向に延びる配管が多数林立している箇所でコンクリートスラブを穿孔する場合、設置スペース上の制約が著しく大きいことから、ベース部材を設置するスペースを確保することができない。
【0006】
築年数の長い集合住宅にあっては、パイプスペースの配管を交換するリフォーム工事のニーズがある。具体的には、他の配管と干渉することなく、パイプスペースの床スラブを削孔することができるコアドリル装置のニーズがある。
【0007】
本発明は、上述の実情に鑑み、障害物の多い箇所であっても設置することができるコアドリル装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的のため本発明によるコアドリル装置は、先端にカッタを有する円筒形のコアビットと、コアビットの末端側に配置されてコアビットを回転駆動する駆動部と、駆動部を支持する支持ブロックと、コアビットと平行に延びる案内柱部と、支持ブロックに設けられて案内柱部に沿って案内される被案内部と、コアビットの切削対象物に載置されてコアビットの外周面に沿うよう周方向に延び、案内柱部の端部を支持する円弧状のベース部材、および/またはコアビットの切削対象物に載置されてコアビットの外周面に沿うよう周方向に間隔を空けて配列され、案内柱部の端部を支持する複数の第2柱部とを備える。
【0009】
かかる本発明によれば、ベース部材がコアビットの外周に沿って配置されることから、コアビットの延在方向にみてベース部材がコアビットから大きく突出しなくされる。本発明のコアドリル装置は、平面図において寸法が小さいものとなり、複数の配管が林立する集合住宅のパイプスペース等、スペースに余裕がない箇所に設置され易くなる。
【0010】
案内柱部は1本であってもよいし複数本あってもよいが、好ましくは2本である。2本の場合、好ましくは、ベース部材は略180°延在する半円弧形状であって、両端に案内柱部がそれぞれ立設される。本発明の一局面としてコアドリル装置は、複数の第2柱部を備えない代わりにベース部材を備え、ベース部材はコアビットの切削対象物に載置され、案内柱部の端部を支持する。本発明の他の局面としてコアドリル装置は、ベース部材を備えない代わりに複数の第2柱部の端部がコアビットの切削対象物にそれぞれ載置される。第2柱部は2本以上あればよいが、好ましくは3本、より好ましくは4本である。
(【0011】以降は省略されています)
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