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公開番号2025057864
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167669
出願日2023-09-28
発明の名称包装体及び商品パッケージ群
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 71/40 20060101AFI20250402BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】商品に関する情報の表示面積を大きくすることにより、商品パッケージが商品棚に置かれた状態でも、顧客が必要な情報を確認することができる包装体を提供する。
【解決手段】包装体1は、基部3と、基部3の前面3a側に配置され、商品2を収容する収容部4と、基部3の左右一端部に折れ曲げ可能に接続され、収容部4を覆うカバー部5とを備え、収容部4は、基部3の下端部において折れ曲げ可能に接続された下板部20と、基部3における下板部20よりも上側の部分において折れ曲げ可能に接続された上板部21と、下板部20及び上板部21に対して折れ曲げ可能に接続された側板部22~24とを有し、カバー部5は、基部3の前面3a側において基部3の左右一端部から側板部22~24を覆うように延在して基部3の左右他端部に固定される。
【選択図】図9


特許請求の範囲【請求項1】
商品を包装する紙製の包装体であって、
基部と、
前記基部の前面側に配置され、前記商品を収容する収容部と、
前記基部の左右一端部に折れ曲げ可能に接続され、前記収容部を覆うカバー部とを備え、
前記収容部は、前記基部の下端部において折れ曲げ可能に接続された下板部と、前記基部における前記下板部よりも上側の部分において折れ曲げ可能に接続された上板部と、前記下板部及び前記上板部に対して折れ曲げ可能に接続された側板部とを有し、
前記カバー部は、前記基部の前面側において前記基部の左右一端部から前記側板部を覆うように延在して前記基部の左右他端部に固定される包装体。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記カバー部が前記基部の左右他端部に固定された状態において、前記カバー部の上端の高さ位置が前記収容部の上端の高さ位置よりも高い請求項1記載の包装体。
【請求項3】
前記カバー部が前記基部の左右他端部に固定された状態において、前記カバー部の下端の高さ位置が前記収容部の下端の高さ位置よりも低い請求項1記載の包装体。
【請求項4】
前記基部の下端部には、前記基部の下側に突き出た突起が設けられている請求項1記載の包装体。
【請求項5】
前記カバー部が前記基部の左右他端部に固定された状態において、前記カバー部と前記下板部との間に隙間が形成される請求項1記載の包装体。
【請求項6】
前記カバー部が前記基部の左右他端部に固定された状態において、前記カバー部が円弧状を呈する請求項1記載の包装体。
【請求項7】
前記カバー部の先端には、前記カバー部を前記基部に係止するための係止用突起が設けられており、
前記基部の左右他端部には、前記係止用突起と係合する係止用スリットが設けられている請求項1記載の包装体。
【請求項8】
請求項1~7の何れか一項に記載の包装体を複数種類備えた商品パッケージ群であって、
前記複数種類の包装体の前記収容部の寸法及び形状は、前記収容部に収容される商品の寸法及び形状に応じて異なっており、
前記複数種類の包装体の前記カバー部の形状は略同一である商品パッケージ群。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、包装体及び商品パッケージ群に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トイレタリー製品等の商品は、プラスチックやフィルム等を用いて中身が見えるような包装体(パッケージ)として店頭に並んでいた。しかし、近年では、環境への配慮の面から、パッケージの紙化が求められている。
【0003】
紙製の包装体としては、例えば特許文献1に記載されているような技術が知られている。特許文献1に記載の紙箱は、表面板、裏面板、2つの側面板、上蓋及び底蓋によって形成される収納部と、収納部の裏面板の下方に連設された底面カバー及び表面カバーとを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-184735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、商品が包装体により包装された状態である商品パッケージが商品棚に置かれた場合には、例えば、包装体に表示された商品に関する情報がプライスレールに差し込まれたプライスカードにより隠れてしまう等、意図せずして商品パッケージが目立たなくなることがあり得る。従って、商品パッケージが商品棚に置かれた状態で、顧客(消費者)が商品に関する必要な情報を確認するためには、商品に関する情報の表示面積を十分に大きくすることが望まれている。
【0006】
本発明の目的は、商品に関する情報の表示面積を大きくすることにより、商品パッケージが商品棚に置かれた状態でも、顧客が必要な情報を確認することができる包装体及び商品パッケージ群を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明の一態様は、商品を包装する紙製の包装体であって、基部と、基部の前面側に配置され、商品を収容する収容部と、基部の左右一端部に折れ曲げ可能に接続され、収容部を覆うカバー部とを備え、収容部は、基部の下端部において折れ曲げ可能に接続された下板部と、基部における下板部よりも上側の部分において折れ曲げ可能に接続された上板部と、下板部及び上板部に対して折れ曲げ可能に接続された側板部とを有し、カバー部は、基部の前面側において基部の左右一端部から側板部を覆うように延在して基部の左右他端部に固定される。
【0008】
このような包装体に商品を包装するときは、収容部の下板部及び上板部を基部に対して折り曲げると共に、収容部の側板部を下板部及び上板部に対して折り曲げることで、収容部を箱状に形成する。このとき、収容部の内部に商品を収容する。そして、カバー部を基部の左右一端部に対して折り曲げて基部の左右他端部に固定する。これにより、包装体が組み立てられると共に、商品が包装体により包装された状態である商品パッケージが得られる。ここで、カバー部の前面には、商品に関する情報が表示される。カバー部は、基部の前面側において側板部を覆うように基部の左右一端部から左右他端部まで延在している。このため、カバー部の前面において、商品に関する情報の表示面積が上下方向及び左右方向に大きくなる。このように商品に関する情報の表示面積を大きくすることにより、商品パッケージが商品棚に置かれた場合に、例えばカバー部の下部がプライスレールに差し込まれたプライスカードにより隠れることを考慮して、商品に関する情報を表示させることが可能となる。これにより、商品パッケージが商品棚に置かれた状態でも、顧客が必要な情報を確認することができる。
【0009】
また、下板部が基部に対して折れ曲げ可能に接続される箇所が基部の下端部であることで、包装体が組み立てられた状態では、収容部が包装体の下端部を含む領域に配置されることになる。このため、商品パッケージの重心位置が低くなる。従って、商品パッケージが商品棚に置かれた状態での安定性が確保され、包装体が倒れにくくなる。
【0010】
(2)上記の(1)において、カバー部が基部の左右他端部に固定された状態において、カバー部の上端の高さ位置が収容部の上端の高さ位置よりも高くてもよい。このような構成では、包装体が組み立てられた状態のときは、カバー部の上端の高さ位置が収容部の上端の高さ位置よりも高いため、商品に関する情報の表示面積が上下方向に更に大きくなる。このため、例えば商品の写真等を、カバー部の下部を避けるようにカバー部の前面に表示させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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