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公開番号
2025057551
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167258
出願日
2023-09-28
発明の名称
シュリンクフィルム、容器及びインクジェット記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
23/08 20060101AFI20250402BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】収縮する際に、放射線硬化型インクの塗膜が割れにくいシュリンクフィルムを提供する。
【解決手段】加熱により第1方向に収縮するシュリンクフィルムであって、シュリンクフィルムは、平面視において、第1方向に沿う第1辺及び第2辺を有する矩形形状を有し、シュリンクフィルムは、平面視において、第1辺の一部及び第2辺の一部を含む輪郭を有し、放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成された第1領域と、第1辺の一部及び第2辺の一部により向かい合う2辺が規定された長方形形状を有し、放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成されない、又は、第1領域よりも薄い放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成された第2領域と、を有する、シュリンクフィルム。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱により第1方向に収縮するシュリンクフィルムであって、
前記シュリンクフィルムは、平面視において、前記第1方向に沿う第1辺及び第2辺を有する矩形形状を有し、
前記シュリンクフィルムは、平面視において、
前記第1辺の一部及び前記第2辺の一部を含む輪郭を有し、放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成された第1領域と、
前記第1辺の一部及び前記第2辺の一部により向かい合う2辺が規定された長方形形状を有し、前記放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成されない、又は、前記第1領域よりも薄い前記放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成された第2領域と、
を有する、シュリンクフィルム。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記第2領域の前記第1方向の長さは、前記シュリンクフィルムの前記第1方向の長さの1/20以上1/5以下である、シュリンクフィルム。
【請求項3】
請求項1において、
前記第1領域では、前記放射線硬化型インクジェットインクの塗膜により画像が形成される、シュリンクフィルム。
【請求項4】
請求項3において、
前記放射線硬化型インクジェットインクの塗膜は、色材を含む、シュリンクフィルム。
【請求項5】
請求項1において、
前記放射線硬化型インクジェットインクの塗膜は、不透明である、シュリンクフィルム。
【請求項6】
請求項1において、
前記第2領域は、前記放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成されない、シュリンクフィルム。
【請求項7】
請求項1において、
前記第1領域における前記放射線硬化型インクジェットインクの塗膜の膜厚は、5μm以上である、シュリンクフィルム。
【請求項8】
請求項1において、
前記第2領域における前記放射線硬化型インクジェットインクの塗膜の膜厚は、5μm未満である、シュリンクフィルム。
【請求項9】
請求項1において、
前記シュリンクフィルムは、ポリエチレンテレフタレートを含む、シュリンクフィルム。
【請求項10】
請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載のシュリンクフィルムを加熱収縮させて、外周に配置したことを特徴とする容器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シュリンクフィルム、容器及びインクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
飲料、食品、調味料、化粧品、日用品等の商品の包装において、例えば樹脂、ガラス、金属等で構成された容器にラベルとして装着するフィルムが用いられている。かかるフィルムには収縮によって容器を締め付けて密着させて装着する種のものがあり、このようなフィルムはシュリンクフィルム(収縮性フィルム)と呼ばれる。シュリンクフィルムには、商品に応じた印刷が施されることが多く、通常は容器に装着される前、すなわち収縮前に印刷が施されることが一般的である。
【0003】
例えば特許文献1には、ラベルの印象を向上させる試みとして紫外線硬化型インクを用いて凹凸感のある画像をシュリンクフィルムに形成することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-152805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
低コスト、小ロットでの生産を可能にする観点からインクジェット法によるシュリンクフィルムへの印刷技術が求められている。また、水系インクよりも高画質で硬化性にも優れる観点で放射線硬化型インクによる印刷が検討されている。しかし、収縮するフィルム上に印刷された放射線硬化型インクの塗膜は、フィルムの収縮に伴って塗膜が割れてしまう場合があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るシュリンクフィルムの一態様は、
加熱により第1方向に収縮するシュリンクフィルムであって、
前記シュリンクフィルムは、平面視において、前記第1方向に沿う第1辺及び第2辺を有する矩形形状を有し、
前記シュリンクフィルムは、平面視において、
前記第1辺の一部及び前記第2辺の一部を含む輪郭を有し、放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成された第1領域と、
前記第1辺の一部及び前記第2辺の一部により向かい合う2辺が規定された長方形形状を有し、前記放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成されない、又は、前記第1領域よりも薄い前記放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成された第2領域と、
を有する。
【0007】
本発明に係る容器の一態様は、
上記のシュリンクフィルムを加熱収縮させて、外周に配置したことを特徴とする。
【0008】
本発明にかかるインクジェット記録装置の一態様は、
放射線硬化型インクジェットインクを吐出するヘッドと、
前記ヘッドを制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、加熱により第1方向に収縮し、平面視において、前記第1方向に平行な第1辺及び第2辺を有する矩形形状を有するフィルムに対して前記放射線硬化型インクジェットインクを付着させる記録モードを行い、
前記記録モードでは、前記制御部は、平面視において、
前記第1辺の一部及び前記第2辺の一部を含む輪郭を有し、放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成された第1領域と、
前記第1辺の一部及び前記第2辺の一部により向かい合う2辺が規定された長方形形状を有し、前記放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成されない、又は、前記第1領域よりも薄い前記放射線硬化型インクジェットインクの塗膜が形成された第2領域と、
を形成する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態のシュリンクフィルムを平面的に見た模式図。
実施形態のシュリンクフィルムが熱により収縮する前後を示す模式図。
従来例のシュリンクフィルムが熱により収縮する前後を示す模式図。
実施形態に係るシュリンクフィルムを製造可能なインクジェット記録装置の斜視図。
図4に示した紫外線照射装置の正面図。
図5のA-A矢視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明の実施形態について説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の例を説明するものである。本発明は以下の実施形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において実施される各種の変形形態も含む。なお、以下で説明される構成の全てが本発明の必須の構成であるとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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