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公開番号2025057150
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166834
出願日2023-09-28
発明の名称シール部材、シール部材を備えるトナー担持装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20250402BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】新たな形態の端部シールを有する現像装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置500に適用可能なドラムユニット8であって、回転可能であって、トナーを担持するように構成された感光ドラム4と、感光ドラム4を回転可能に支持するクリーニング容器15と、感光ドラム4の長手方向における感光ドラム4の端部と、クリーニング容器15と、の隙間を封止する端部シール300と、を備え、端部シール300、感光ドラム4と摺擦する繊維表層401を有し、繊維表層401は、固体潤滑材の粒子が固定された潤滑剤含有繊維糸404を含む。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置で使用されるトナー担持装置であって、
回転可能であって、トナーを担持するように構成された回転部材と、
前記回転部材を回転可能に支持する枠体と、
前記回転部材の長手方向における前記回転部材の端部と、前記枠体と、の隙間を封止するシール部材と、
を備え、
前記シール部材は、前記回転部材と接触する表層部を有し、
前記表層部は、固体潤滑材の粒子が固定された繊維糸を含む、
ことを特徴とするトナー担持装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記粒子は、一部が前記繊維糸の表面から露出するように前記繊維糸の内部に入り込んでいる、
ことを特徴とする請求項1に記載のトナー担持装置。
【請求項3】
前記表層部は、基材を含み、前記基材上に前記繊維糸が複数設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のトナー担持装置。
【請求項4】
前記回転部材は、トナー画像を担持するように構成された感光ドラムであり、
前記枠体は、前記感光ドラムから回収したトナーを収納するトナー収納部である、
ことを特徴とする請求項1に記載のトナー担持装置。
【請求項5】
前記回転部材は、感光ドラムにトナーを供給するための現像ローラであり、
前記枠体は、前記現像ローラが担持するためのトナーを収納するトナー収納部を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のトナー担持装置。
【請求項6】
前記固体潤滑材は、窒化ホウ素である、
ことを特徴とする請求項1に記載のトナー担持装置。
【請求項7】
前記窒化ホウ素は、個数平均径が0.1μm以上20μm以下である、
ことを特徴とする請求項6に記載のトナー担持装置。
【請求項8】
前記粒子の平均の体積の10%以上80%以下に相当する部分が前記繊維糸の表面から露出している、
ことを特徴とする請求項2に記載のトナー担持装置。
【請求項9】
前記繊維糸は、第一の樹脂ペレットと前記粒子を混合した混合物とを溶融混錬して形成された第二の樹脂ペレットから紡糸された繊維糸である、
ことを特徴とする請求項2に記載のトナー担持装置。
【請求項10】
前記繊維糸は、ポリエステル樹脂からなる糸を、前記粒子を分散させたシリコーンオイルを通過させて前記繊維糸の表面に前記粒子が固着された繊維糸である、
ことを特徴とする請求項2に記載のトナー担持装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シール部材、シール部材を備えるトナー担持装置及び画像形成装置に関する。例えば、電子写真方式を採用する複写機やプリンタ等の電子写真画像形成装置で用いられるシール部材及びシール部材を備えるトナー担持装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の電子写真方式の画像形成装置では、トナー補給や各種のプロセス手段のメンテナンスが必要であり、トナー補給やメンテナンスを容易にするために、感光ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段などを枠体内にまとめてカートリッジ化している。カートリッジ化されたものは、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとして実用化されている。カートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができるので、操作性を向上させることができ、ユーザビリティーに優れた画像形成装置を提供することができる。そのため、このカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。プロセスカートリッジは、感光ドラムを有するドラムユニットと、感光ドラムへ現像剤を供給する現像ユニットとによって一般的に構成される。
【0003】
ドラムユニットは、感光ドラム、感光ドラムを帯電させるための帯電ローラ、感光ドラム上に残ったトナー(廃トナー)を感光ドラムから掻きとって回収するためのクリーニング部材、感光ドラムと帯電ローラとクリーニング部材を支持するクリーニング容器を備えている。ドラムユニットにおいて、クリーニング容器内に収納されているトナーがドラムユニットの外部へ漏れないように、ドラムユニットには複数のシール部材等で封止する構成がとられている。例えば、クリーニング容器と感光ドラムとクリーニング部材との隙間には、感光ドラムの長手方向両端部のシール部材として、クリーニング側端部シールが用いられる(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-081620号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、新たな形態の端部シールを有する現像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
【0007】
(1)画像形成装置で使用されるトナー担持装置であって、回転可能であって、トナーを担持するように構成された回転部材と、前記回転部材を回転可能に支持する枠体と、前記回転部材の長手方向における前記回転部材の端部と、前記枠体と、の隙間を封止するシール部材と、を備え、前記シール部材は、前記回転部材と接触する表層部を有し、前記表層部は、固体潤滑材の粒子が固定された繊維糸を含む、ことを特徴とするトナー担持装置。
【0008】
(2)前記(1)に記載のトナー担持装置を備える、ことを特徴とする画像形成装置。
【0009】
(3)画像形成装置においてトナーを担持する回転体と前記回転体を回転可能に支持する枠体との隙間をシールするために用いられるシール部材であって、固体潤滑材の粒子が固定された繊維糸を含む表層を有する、ことを特徴とするシール部材。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、新たな形態の端部シールを有する現像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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