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公開番号
2025057112
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166782
出願日
2023-09-28
発明の名称
足場用搬送装置
出願人
戸田建設株式会社
代理人
あいわ弁理士法人
主分類
E04G
21/16 20060101AFI20250402BHJP(建築物)
要約
【課題】足場上の狭隘なスペースで安定して安全に重量物を搬送することができ、構造が簡単で安価な足場用搬送装置を提供すること。
【解決手段】足場1の床材11に設置されるレール体3と、レール体3に沿って走行する台車4とを備え、レール体3は、上面に開口する凹溝300を有する長尺の基礎部材30と、基礎部材30の凹溝300内に配置され、上方に突出する長尺のガイド部310を有するレール部材31と、レール部材31を基礎部材30に対して幅方向に位置決めするスペーサ部材32とを備え、台車4の車輪41の外周面には、レール部材31のガイド部310に係合可能な係合溝410が周方向に沿って形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
足場の床材に設置されるレール体と、該レール体に沿って走行する台車とを備える足場用搬送装置であって、
前記レール体は、上面に開口する凹溝を有する長尺の基礎部材と、前記基礎部材の凹溝内に配置され、上方に突出する長尺のガイド部を有するレール部材と、前記レール部材を前記基礎部材に対して幅方向に位置決めするスペーサ部材と、を備え、
前記台車の車輪の外周面には、前記レール部材のガイド部に係合可能な係合溝が周方向に沿って形成されている
ことを特徴とする足場用搬送装置。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記レール体は前記床材に固着されておらず、前記基礎部材、前記レール部材及び前記スペーサ部材は、互いに固着されていないことを特徴とする請求項1に記載の足場用搬送装置。
【請求項3】
前記床材の上に板材が載置され、該板材上に前記基礎部材が載置され、前記基礎部材の両側面を挟んで前記板材上に抑え部材が設置されると共に該抑え部材が前記板材に固着されていることを特徴とする請求項2に記載の足場用搬送装置。
【請求項4】
前記基礎部材の1スパンは、前記床材の支持部間のスパンの2倍よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の足場用搬送装置。
【請求項5】
前記レール部材は、前記基礎部材は溝型鋼であり、前記レール部材は、断面外角部を上に向けて配置されたアングル材であり、前記アングル材の断面外角部が前記ガイド部であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の足場用搬送装置。
【請求項6】
前記レール部材の一端部に低段部が形成され、前記レール部材の上面と前記低段部の上面との高さの差が前記レール部材の他端部の厚さと等しく、前記レール部材の低段部の上面に他のレール部材の他端部を重ねて、前記レール部材の一端部と前記他のレール部材の他端部とは上面が面一に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の足場用搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、足場上に設置されるレールと、レールに沿って走行する台車とを備える足場用搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
足場上で鋼材等の重量物を運搬するには、荷台の下面の四隅部に鋼製の車輪が取り付けられた台車を用いるのが一般的である。
【0003】
このような台車は、自在ローラーを備えあらゆる方向に車輪が動くことができるため、安定した運搬が難しく、また、逸走する可能性があり、狭い足場上では非常に危険である。また、足場上で走行方向が安定しないと、台車や被搬送物が足場を支持するチェーンや手摺等と干渉して使用し難く、また安全上問題が生じ得る。
【0004】
また、台車の四つの車輪に重量が加わることになるが、足場上は支持スパンに対する耐荷重が設定されているところ、荷物の台車上の姿勢や台車の位置によっては荷重が集中し、足場の耐荷重が脅かされることが懸念される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、足場上の狭隘なスペースで安定して安全に重量物を搬送することができ、構造が簡単で安価な足場用搬送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
手段1は、足場の床材に設置されるレール体と、該レール体に沿って走行する台車とを備える足場用搬送装置であって、前記レール体は、上面に開口する凹溝を有する長尺の基礎部材と、前記基礎部材の凹溝内に配置され、上方に突出する長尺のガイド部を有するレール部材と、前記レール部材を前記基礎部材に対して幅方向に位置決めするスペーサ部材と、を備え、前記台車の車輪の外周面には、前記レール部材のガイド部に係合可能な係合溝が周方向に沿って形成されていることを特徴とする足場用搬送装置である。
【0007】
手段2は、前記レール体は前記床材に固着されておらず、前記基礎部材、前記レール部材及び前記スペーサ部材は、互いに固着されていないことを特徴とする請求項1に記載の足場用搬送装置である。
【0008】
手段3は、前記床材の上に板材が載置され、該板材上に前記基礎部材が載置され、前記基礎部材の両側面を挟んで前記板材上に抑え部材が設置されると共に該抑え部材が前記板材に固着されていることを特徴とする請求項2に記載の足場用搬送装置である。
【0009】
手段4は、前記基礎部材の1スパンは、前記床材の支持部間のスパンの2倍よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の足場用搬送装置である。
【0010】
手段5は、前記レール部材は、前記基礎部材は溝型鋼であり、前記レール部材は、断面外角部を上に向けて配置されたアングル材であり、前記アングル材の断面外角部が前記ガイド部であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の足場用搬送装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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