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公開番号2025047836
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023156578
出願日2023-09-21
発明の名称鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法及びそれに用いられる接合器具
出願人戸田建設株式会社,株式会社大同機械
代理人個人
主分類E04G 21/14 20060101AFI20250326BHJP(建築物)
要約【課題】払い込み方式で利用できる鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定の構成を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る仮固定方法は、梁鉄骨14の端部に予め第1のスプライスプレート30が取り付けられた前記梁鉄骨14を、払い込み方式により、鉄骨柱12のブラケット16に対して動かし、これによりブラケットと梁鉄骨とを長手方向に並べ、かつ、第1のスプライスプレートをブラケットの上側に位置付ける第1工程と、梁鉄骨の第1のスプライスプレート上に接合器具10のベース部材50を位置付ける第2工程と、ベース部材の第1のボルト孔50aと、第1のスプライスプレート30の第1のボルト孔30aと、鉄骨柱のブラケットのボルト孔20aとにボルト52を差し込み、ブラケット16に梁鉄骨14を仮固定する第3工程とを含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法であって、
前記梁鉄骨の端部に予め第1のスプライスプレートが前記梁鉄骨の長手方向に所要長さ突出させて取り付けられた前記梁鉄骨を、払い込み方式により、前記鉄骨柱のブラケットに対して動かし、これにより前記ブラケットと前記梁鉄骨とを前記長手方向に並べ、かつ、前記第1のスプライスプレートを前記ブラケットの上側に位置付ける、第1工程と、
前記梁鉄骨の前記第1のスプライスプレート上に接合器具のベース部材を位置付ける第2工程と、
前記ベース部材の第1のボルト孔と、前記第1のスプライスプレートの第1のボルト孔と、前記鉄骨柱の前記ブラケットのボルト孔とにボルトを差し込み、前記ブラケットに前記梁鉄骨を仮固定する第3工程と
を含む、
鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記梁鉄骨は、ウェブと上フランジと下フランジとを備えるH形鋼により形成されていて、
前記鉄骨柱の前記ブラケットは、ウェブと上フランジと下フランジとを備えるH形鋼により形成されていて、
前記梁鉄骨の前記上フランジの上側に接するように前記第1のスプライスプレートを配置し、かつ、前記梁鉄骨の前記上フランジの下側に接するように第2のスプライスプレートを配置し、前記第1のスプライスプレートのボルト孔と前記梁鉄骨の前記上フランジのボルト孔と前記第2のスプライスプレートのボルト孔とにボルトを差し込むことを含み、前記梁鉄骨の前記上フランジを挟むように前記第1のスプライスプレート及び前記第2のスプライスプレートを仮固定する第4工程を前記第1工程の前に含み、
前記第3工程は、前記梁鉄骨の前記第1のスプライスプレート上に載置された前記接合器具の前記ベース部材の前記第1のボルト孔と、前記第1のスプライスプレートの前記第1のボルト孔と、前記鉄骨柱の前記ブラケットの前記ボルト孔と、前記第2のスプライスプレートの第1のボルト孔とにボルトを差し込み前記ブラケットに前記梁鉄骨を仮固定することを含む、
請求項1に記載の鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法。
【請求項3】
前記第4工程は、前記梁鉄骨の前記下フランジの下側に接するように第3のスプライスプレートを前記梁鉄骨の前記長手方向に第2の所要長さ突出させて配置し、かつ、前記梁鉄骨の前記下フランジの上側に接するように第4のスプライスプレートを配置し、前記第3のスプライスプレートのボルト孔と前記梁鉄骨の前記下フランジのボルト孔と前記第4のスプライスプレートのボルト孔とにボルトを差し込むことを含み、前記梁鉄骨の前記下フランジを挟むように前記第3のスプライスプレート及び前記第4のスプライスプレートを仮固定することを含む、
請求項2に記載の鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法。
【請求項4】
前記第4工程において、前記第2のスプライスプレート又は前記第4のスプライスプレートは、前記第2のスプライスプレート又は前記第4のスプライスプレートの前記梁鉄骨への仮固定部を基準にして、前記第2のスプライスプレート又は前記第4のスプライスプレートの自由端が、前記長手方向において前記梁鉄骨の仮固定される前記端部とは反対側の端部側を向くように前記梁鉄骨に仮固定される、
請求項2又は3に記載の鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法。
【請求項5】
前記梁鉄骨の前記第1のスプライスプレート上に載置された前記接合器具の前記ベース部材の第2のボルト孔と、前記第1のスプライスプレートの第2のボルト孔と、前記梁鉄骨のボルト孔とにボルトを差し込む第5工程を更に含む、
請求項1から3のいずれか一項に記載の鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法。
【請求項6】
請求項1に記載の鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法で用いられる前記接合器具であって、
前記ベース部材と、
前記ベース部材に形成された前記第1のボルト孔と、
前記ベース部材に形成された第2のボルト孔であって、前記第1のボルト孔と同じ向きに延びる第2のボルト孔と
を備え、
前記第1のボルト孔と、前記第2のボルト孔との間隔は、前記鉄骨柱の前記ブラケットの前記ボルト孔と前記ブラケットに並べて配置された前記梁鉄骨のボルト孔との間隔と関係付けられている、
接合器具。
【請求項7】
前記ベース部材は、平板状の部材を備える、
請求項6に記載の接合器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法及びそれに用いられる接合器具に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
鉄骨構造物の建築工事においては、鉄骨柱と梁鉄骨とを組合せ建造物を構築する例が多い。この作業を階層ごとに増築し、高層建造物を建造する。近年では、鉄骨工事の自動施工方法も広く提案され、梁鉄骨を鉄骨柱間の所定位置に自動で搬送する技術も種々提案されている。
【0003】
一般に、この鉄骨工事の施工方法では、鉛直方向に延びるように鉄骨柱を立設し、その鉄骨柱間に、梁鉄骨を移動し、鉄骨柱と梁鉄骨を接合し固定する。そして、この梁鉄骨を吊り込み鉄骨柱に接合する方法には、梁鉄骨を鉄骨柱間にその上方から落とし込み鉄骨柱と梁鉄骨とを接合する落し込み方式と、鉄骨柱間の梁鉄骨の取付位置近傍の高さから略水平方向に梁鉄骨を移動し横方向から差し込む払込み方式とがある。
【0004】
例えば特許文献1は、落とし込み接合法に適用される鉄骨梁の接合方法を開示する。角形鋼管により形成される鉄骨柱の側面に対して、H形鋼により形成されるブラケットは溶接接合される。ブラケットでは、上フランジの端部が下フランジの端部よりもブラケットの内側(鉄骨柱側)にセットバックしていて第一段部が設けられ、一方、梁の端部には、その鉄骨柱のブラケットに対して梁を架設する際に第一段部の上に載置される第二段部が設けられる。そして、2本の鉄骨柱から張り出すそれぞれのブラケットに対して、梁がクレーンにより吊持された状態で上方から落とし込まれることにより、それぞれのブラケットの第一段部に対して梁の両端にある第二段部が載置され、第一段部と第二段部が係合することによって係合部が形成され、左右のブラケットに対して梁が支持される。その上で、鉄骨柱のブラケットと、梁とに亘ってスプライスプレートが配設され、高力ボルトとナットにより本接合される。
【0005】
また、特許文献2は、鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法を開示する。この仮固定方法では、鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定に、特許文献2に記載の接合装置を用いる。この接合装置は、長方形のベースプレートの下面側中央部に先細に形成した所要長さの接合ピンを垂下状態に一体的に設けた構成を有するとともに、その接合ピンの外れ止め機構を有している。そして、この仮固定方法では、梁鉄骨の上面端部に予めスプライスプレートを所要長さ突出させて取り付け、そのスプライスプレートの突出部の少なくとも一方の側面に前述の接合装置の接合ピンと外れ防止部材が位置するように配設して取付ボルトにより、スプライスプレートも一緒に梁鉄骨に取り付けられ、梁鉄骨は、所要のクレーンで吊り上げられて設置されるべき位置に移送され、その位置において、梁鉄骨を降ろし、外れ防止部材と協働して接合ピンが鉄骨柱のブラケットのボルト孔に挿入されると共に外れ防止部材の鉤状部が鉄骨柱側のブラケットの上部フランジの下部に入り込んで仮固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-82542号公報
特開2019-157526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1における上記技術及び特許文献2における上記技術は、梁鉄骨(梁)を鉄骨柱間にその上方から落とし込み鉄骨柱と梁鉄骨とを接合する落し込み方式に向けられていて、鉄骨柱間の梁鉄骨の取付位置近傍の高さから梁鉄骨を横方向から差し込む払込み方式との親和性が低い。ところで、この払込み方式は、例えば構造鉄骨柱が林立し、クレーンで梁鉄骨を高く吊り上げることが難しい場合など、鉄骨柱間に梁鉄骨を固定する多くの場合に用いられる。したがって、この払い込み方式において適用できる鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法に対して要望がある。
【0008】
本開示の目的は、払い込み方式で利用できる鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定の構成を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様は、
鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法であって、
前記梁鉄骨の端部に予め第1のスプライスプレートが前記梁鉄骨の長手方向に所要長さ突出させて取り付けられた前記梁鉄骨を、払い込み方式により、前記鉄骨柱のブラケットに対して動かし、これにより前記ブラケットと前記梁鉄骨とを前記長手方向に並べ、かつ、前記第1のスプライスプレートを前記ブラケットの上側に位置付ける、第1工程と、
前記梁鉄骨の前記第1のスプライスプレート上に接合器具のベース部材を位置付ける第2工程と、
前記ベース部材の第1のボルト孔と、前記第1のスプライスプレートの第1のボルト孔と、前記鉄骨柱の前記ブラケットのボルト孔とにボルトを差し込み、前記ブラケットに前記梁鉄骨を仮固定する第3工程と
を含む、
鉄骨柱と梁鉄骨との仮固定方法
を提供する。
【0010】
上記構成を有する上記仮固定方法によれば、第1工程で、第1のスプライスプレートが取り付けられた梁鉄骨は、払い込み方式により、鉄骨柱のブラケットに対して動かされ、これによりブラケットと梁鉄骨とを梁鉄骨の長手方向に並べ、かつ、第1のスプライスプレートをブラケットの上側に位置付け、第2工程で、その梁鉄骨の第1のスプライスプレート上に接合器具のベース部材を位置付け、第3工程で、ベース部材の第1のボルト孔と、第1のスプライスプレートの第1のボルト孔と、鉄骨柱の前記ブラケットのボルト孔とにボルトを差し込み、鉄骨柱のブラケットに梁鉄骨を仮固定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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