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公開番号2025057056
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166685
出願日2023-09-28
発明の名称吐出容器用ストッパー、及びストッパー付き吐出容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人
主分類B65D 47/34 20060101AFI20250402BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ノズルヘッドの不用意な押し下げを防止する機能と指掛け具として使用することができる機能との切替を容易に行うことができる吐出容器用ストッパーを提案する。
【解決手段】吐出容器用ストッパー1は、頸部56に保持される内周部2と、内周部2に対して径方向外側に設けられる外周部6と、内周部2と外周部6との間に位置しノズルヘッド55を押し下げた際にノズルヘッド55が入り込む隙間部7と、外周部6から径方向外側に向けて延在するフランジ部9と、フランジ部9と並列に配置され、頸部56に対して前進後退可能であって、頸部56から離隔して隙間部7へのノズルヘッド55の入り込みを許容する後退位置と、頸部56に近づき外周部6の上方で隙間部7に張り出してノズルヘッド55の押し下げを阻止する前進位置との間で移動するストッパー部11と、を備える。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
内容物を収容する容器と、該容器の口部に装着されるベースキャップと、該ベースキャップに対して上方付勢されたノズルヘッドと、該ベースキャップと該ノズルヘッドとの間に位置する頸部とを有する吐出容器に対し、該頸部に装着される吐出容器用ストッパーであって、
前記頸部に保持される内周部と、
前記内周部に対して径方向外側に設けられる外周部と、
前記内周部と前記外周部との間に位置し、前記ノズルヘッドを押し下げた際に該ノズルヘッドが入り込む隙間部と、
前記外周部から径方向外側に向けて延在するフランジ部と、
前記フランジ部と並列に配置され、前記頸部に対して前進後退可能であって、該頸部から離隔して前記隙間部への前記ノズルヘッドの入り込みを許容する後退位置と、該頸部に近づき前記外周部の上方で該隙間部に張り出して該ノズルヘッドの押し下げを阻止する前進位置との間で移動するストッパー部と、を備える吐出容器用ストッパー。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記フランジ部は、前後方向に延在して前記ストッパー部が内側に収まる間隙部を有する請求項1に記載の吐出容器用ストッパー。
【請求項3】
前記フランジ部の後端部と前記ストッパー部の後端部とを一体的に接続し、外向き姿勢で前記ストッパー部を前記後退位置で維持する一方、該外向き姿勢から反転した内向き姿勢で該ストッパー部を前記前進位置で維持する反転部を有する請求項2に記載の吐出容器用ストッパー。
【請求項4】
前記吐出容器と、請求項1~3の何れか一項に記載の吐出容器用ストッパーとを備えるストッパー付き吐出容器であって、
前記吐出容器は、平面視で扁平状であり、
前記フランジ部は、前記吐出容器における平面視での長手方向に沿う向きに指向した状態において、平面視で該吐出容器の内側に位置するストッパー付き吐出容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、上方付勢されたノズルヘッドを押し下げることによって内容物を吐出させる吐出容器に使用される吐出容器用ストッパー、及びこの吐出容器用ストッパーを備えるストッパー付き吐出容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料等の内容物を充填した容器においては、上方付勢されたノズルヘッドを押し下げることによって内容物を吐出させる吐出器を装備した吐出容器が多用されている。
【0003】
この種の吐出容器においては、輸送時等にノズルヘッドが不用意に押し下げられることを防止するため、吐出器を容器に保持するためのベースキャップとノズルヘッドとの間に位置する頸部に対し、ストッパーを装着することが一般的である。
【0004】
従前、この種のストッパーは多くの場合、使用にあたって吐出器から取り外すとそのまま廃棄されていた。これに対して本願出願人は、特許文献1に示されているようにノズルヘッドを押し下げる際の指掛け具として用いることが可能であって、これにより片手でもノズルヘッドを容易に押し下げることができるストッパーを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6278840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで特許文献1のストッパーは、頸部に対して取り付けるときの姿勢が、ノズルヘッドの押し下げを阻止する場合と指掛け具として用いる場合とで上下逆向きになっている。このため、内容物を吐出するにあたって取り外したストッパーを指掛け具として利用できることに使用者が気づかず、指掛け具として再利用されないおそれがある。
【0007】
このような点に鑑み、本発明は、ノズルヘッドの不用意な押し下げを防止する機能と指掛け具として使用することができる機能との切替を容易に行うことができ、これにより指掛け具としての利用を促すことができる吐出容器用ストッパー、及びこの吐出容器用ストッパーを備えるストッパー付き吐出容器を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、内容物を収容する容器と、該容器の口部に装着されるベースキャップと、該ベースキャップに対して上方付勢されたノズルヘッドと、該ベースキャップと該ノズルヘッドとの間に位置する頸部とを有する吐出容器に対し、該頸部に装着される吐出容器用ストッパーであって、
前記頸部に保持される内周部と、
前記内周部に対して径方向外側に設けられる外周部と、
前記内周部と前記外周部との間に位置し、前記ノズルヘッドを押し下げた際に該ノズルヘッドが入り込む隙間部と、
前記外周部から径方向外側に向けて延在するフランジ部と、
前記フランジ部と並列に配置され、前記頸部に対して前進後退可能であって、該頸部から離隔して前記隙間部への前記ノズルヘッドの入り込みを許容する後退位置と、該頸部に近づき前記外周部の上方で該隙間部に張り出して該ノズルヘッドの押し下げを阻止する前進位置との間で移動するストッパー部と、を備える吐出容器用ストッパーである。
【0009】
前記フランジ部は、前後方向に延在して前記ストッパー部が内側に収まる間隙部を有することが好ましい。
【0010】
前記フランジ部の後端部と前記ストッパー部の後端部とを一体的に接続し、外向き姿勢で前記ストッパー部を前記後退位置で維持する一方、該外向き姿勢から反転した内向き姿勢で該ストッパー部を前記前進位置で維持する反転部を有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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