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公開番号2025057003
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166588
出願日2023-09-28
発明の名称センターシール検査方法及びセンターシール検査装置
出願人株式会社日清製粉グループ本社
代理人個人
主分類B65B 57/00 20060101AFI20250402BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 縦ピロー包装機におけるセンターシール部の良/不良の検査を正確に行う。
【解決手段】 縦ピロー包装機におけるセンターシール部の良/不良を検査するセンターシール検査方法であって、原反ロールから引き出された包装体を形成する樹脂フィルムの長手方向の両辺を合わせたセンターシール部を形成するセンターシール形成工程と、前記センターシール形成工程で形成された前記センターシール部を溶着するセンターシール工程と、前記センターシール部の良/不良を検査するセンターシール検査工程と、を含み、前記センターシール検査工程は、前記センターシール部に対してレーザ光を発光する発光工程と、前記センターシール部を透過したレーザ光を受光する受光工程と、前記受光工程で受光した受光量が、前記樹脂フィルムの種類及び前記発光工程における前記レーザ光の発光量に基づき予め定められた値の範囲外であるときに前記センターシール部を不良と判定する判定工程とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
縦ピロー包装機におけるセンターシール部の良/不良を検査するセンターシール検査方法であって、
原反ロールから引き出された包装体を形成する樹脂フィルムの長手方向の両辺を合わせたセンターシール部を形成するセンターシール形成工程と、
前記センターシール形成工程で形成された前記センターシール部を溶着するセンターシール工程と、
前記センターシール部の良/不良を検査するセンターシール検査工程と、
を含み、
前記センターシール検査工程は、
前記センターシール部に対してレーザ光を発光する発光工程と、
前記センターシール部を透過したレーザ光を受光する受光工程と、
前記受光工程で受光した受光量が、前記樹脂フィルムの種類及び前記発光工程における前記レーザ光の発光量に基づき予め定められた値の範囲外であるときに前記センターシール部を不良と判定する判定工程と、
を含むセンターシール検査方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記判定工程においては、
前記受光工程で受光した受光量が連続して前記予め定められた値の範囲外となったときに、前記センターシール部を不良と判定する請求項1記載のセンターシール検査方法。
【請求項3】
前記センターシール検査工程は、
前記センターシール工程の前に実施される請求項1または請求項2記載のセンターシール検査方法。
【請求項4】
前記センターシール検査工程は、
前記センターシール工程の後に実施される請求項1または請求項2記載のセンターシール検査方法。
【請求項5】
前記判定工程において、前記センターシール部を不良と判定した場合には、前記センターシール部が不良と判定された前記包装体を不良品排出経路に排出する工程を更に含む請求項1または請求項2に記載のセンターシール検査方法。
【請求項6】
前記判定工程において、前記センターシール部を不良と判定した場合には、前記縦ピロー包装機を停止する請求項1または請求項2記載のセンターシール検査方法。
【請求項7】
原反ロールから引き出された包装体を形成する樹脂フィルムを長手方向の両辺を合わせたセンターシール部を形成するセンターシール形成部と、前記センターシール形成部で形成された前記センターシール部を溶着するセンターシール溶着部と、を備える縦ピロー包装機におけるセンターシール部の良/不良を検査するセンターシール検査装置であって、
前記センターシール部に対してレーザ光を発光する発光部と、
前記センターシール部を透過したレーザ光を受光する受光部と、
前記受光部で受光した受光量が、前記樹脂フィルムの種類及び前記発光部における前記レーザ光の発光量に基づき予め定められた値の範囲外であるときに前記センターシール部を不良と判定する判定部と、
を備えるセンターシール検査装置。
【請求項8】
前記判定部は、前記受光部で受光した受光量が連続して前記予め定められた値の範囲外となったときに、前記センターシール部を不良と判定する請求項7記載のセンターシール検査装置。
【請求項9】
前記センターシール溶着部で前記センターシール部の溶着を行う前に前記センターシール部の検査を行う請求項7または請求項8記載のセンターシール検査装置。
【請求項10】
前記センターシール溶着部で前記センターシール部の溶着を行った後に前記センターシール部の検査を行う請求項7または請求項8記載のセンターシール検査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、縦ピロー包装機におけるセンターシール部の良/不良を検査するセンターシール検査方法及びセンターシール検査装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
縦ピロー包装機においては、原反ロールから包装体を形成する樹脂フィルムを引き出し、引き出された樹脂フィルムの長手方向の両辺を合わせてセンターシール部を形成し、センターシーラーによりセンターシール部の溶着を行っている。ここでセンターシーラーによりセンターシール部を溶着する際に、樹脂フィルムのずれや樹脂フィルムの折れの発生によりセンターシール不良となることが有ることから、センターシール部の良/不良を検査するためにセンターシーラーにより溶着が行われる位置に樹脂フィルムが存在しているか否かを検出するフィルムセンサーを用いていた。
【0003】
なおピロー包装におけるセンターシール部を検査する装置としては、センターシーラーによりセンターシール部を加熱する前にセンターシール部にX線を照射してセンターシール部における異物の混入の有無を検査する装置が存在する(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-2774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら上述のフィルムセンサーを用いてセンターシーラーにより溶着が行われる位置に樹脂フィルムが存在しているか否かを検出する場合には、樹脂フィルムのずれや樹脂フィルムの折れが発生していたとしても、センターシーラーにより溶着が行われる位置に樹脂フィルムが存在していれば、センターシール不良と判断されることがないため、センターシール部の良/不良の判定において誤判定されることが有った。
【0006】
本発明の目的は、縦ピロー包装機におけるセンターシール部の良/不良の検査を正確に行うことができるセンターシール検査方法及びセンターシール検査装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のセンターシール検査方法は、縦ピロー包装機におけるセンターシール部の良/不良を検査するセンターシール検査方法であって、原反ロールから引き出された包装体を形成する樹脂フィルムの長手方向の両辺を合わせたセンターシール部を形成するセンターシール形成工程と、前記センターシール形成工程で形成された前記センターシール部を溶着するセンターシール工程と、前記センターシール部の良/不良を検査するセンターシール検査工程と、を含み、前記センターシール検査工程は、前記センターシール部に対してレーザ光を発光する発光工程と、前記センターシール部を透過したレーザ光を受光する受光工程と、前記受光工程で受光した受光量が、前記樹脂フィルムの種類及び前記発光工程における前記レーザ光の発光量に基づき予め定められた値の範囲外であるときに前記センターシール部を不良と判定する判定工程と、を含む。
【0008】
また、本発明のセンターシール検査方法は、前記判定工程においては、前記受光工程で受光した受光量が連続して前記予め定められた値の範囲外となったときに、前記センターシール部を不良と判定する。
【0009】
また、本発明のセンターシール検査方法は、前記センターシール検査工程が前記センターシール工程の前に実施される。
【0010】
また、本発明のセンターシール検査方法は、前記センターシール検査工程が前記センターシール工程の後に実施される。
(【0011】以降は省略されています)

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