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公開番号2025056580
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023166149
出願日2023-09-27
発明の名称ベルト
出願人日本フイルコン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65G 15/42 20060101AFI20250401BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ロールに対するずれを抑え、通気性の低下を抑えつつ、除電効果を有するベルトを提供する。
【解決手段】ロールに巻き付けられ、ロールの回転によって駆動される無端状のベルト10は、導電性材料の糸が織り込まれた帯状の織物12と、織物12のロール側に位置する面に設けられ、ベルト10の駆動方向に沿って延びる突条部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ロールに巻き付けられ、前記ロールの回転によって駆動される無端状のベルトであって、
導電性材料の糸が織り込まれた帯状の織物と、
前記織物のロール側に位置する面に設けられ、前記ベルトの駆動方向に沿って延びる突条部と、を備えることを特徴とするベルト。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記突条部は、前記ベルトの幅方向の中央に1本設けられることを特徴とする請求項1に記載のベルト。
【請求項3】
前記突条部は、一対設けられ、前記ベルトの幅方向の両縁側に設けられることを特徴とする請求項1に記載のベルト。
【請求項4】
前記突条部は、ロール側の下端面に形成された溝を有し、
前記溝は、前記搬送方向に延在することを特徴とする請求項1に記載のベルト。
【請求項5】
前記突条部は、ロール側の下端面に形成された複数の溝を有し、
複数の前記溝は、前記搬送方向の直交方向に延在することを特徴とする請求項1に記載のベルト。
【請求項6】
前記突条部は、前記ロールに形成された凹部に係合することを特徴とする請求項1に記載のベルト。
【請求項7】
前記突条部は、一対設けられ、凹部を有しないロールの側面に沿って配置されることを特徴とする請求項1に記載のベルト。
【請求項8】
前記織物は、経糸および緯糸を織り込んで形成され、
前記経糸の線径は、0.1から0.7ミリメートルの範囲で設定され、
前記緯糸の線径は、0.1から1.1ミリメートルの範囲で設定され、
前記織物の開口数は、1平方インチ当りで300から5000個に設定されることを特徴とする請求項1に記載のベルト。
【請求項9】
前記突条部が前記織物のロール側に位置する面を覆う面積は、前記織物のロール側に位置する面の面積の40パーセント以下であることを特徴とする請求項1に記載のベルト。
【請求項10】
前記突条部が前記織物から突出する高さは、前記ロールの直径の1パーセントから25パーセントの範囲に設定されることを特徴とする請求項1に記載のベルト。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ロールに取り付けられてロールの回転によって駆動されるベルトに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
現在、吸水体を一部に使用した様々な製品が供給されている。吸水体とは、吸水性が要求される衛生用品のことである。例えば、紙おむつ、動物用紙おむつ、トレーニングパッド、生理用ナプキン、汗パッド、失禁パッド、寝具用補助シーツ、介護用補助シーツ等の吸水性が要求される衛生用品が挙げられる。例えば、吸収体を使用した紙おむつを製造する工程においては、メッシュベルト上に原反ロールから繰り出されたバックシートを搬送し、かかるバックシート上に吸水体の原料となる短繊維を載置する。この後、必要に応じて原反ロールから繰り出すティッシュや、ギャザやトップシートを不織布上に繰り出し、サイドカッタ及びエンドカッタで所望の大きさに切断し、折り曲げ装置を経て最終製品である吸水体が製造される。例えば、特許文献1には、おむつ、トレーニングパンツ、タンポン、手術用ガウン、手術用マスク、女性用ナプキンなどの不織物品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-20157号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ベルトをロールの回転によって搬送する際にロールに対してずれが発生するおそれがあり、そのずれによってプロダクトがベルト上で移動することがあり、それに伴いプロダクトの不良を検知するセンサーが作動するおそれがある。さらに、ベルトで搬送中のプロダクトに加工を施す場合に、ベルト上でプロダクトが移動すると加工精度が下がり、プロダクトの不良率が増加するおそれがある。また、ベルトとロールの摩擦によって静電気が発生するおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、ロールに対するずれを抑え、通気性の低下を抑えつつ、除電効果を有するベルトを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、ロールに巻き付けられ、ロールの回転によって駆動される無端状のベルトであって、導電性材料の糸が織り込まれた帯状の織物と、織物のロール側に位置する面に設けられ、ベルトの駆動方向に沿って延びる突条部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ロールに対するずれを抑え、通気性の低下を抑えつつ、除電効果を有するベルトを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例のベルトの部分斜視図である。
図2(a)は、実施例のベルト10のロール側に位置する面を見た図であり、図2(b)は、搬送方向に沿って見たベルトの断面図である。
ロールに取り付けた状態の実施例のベルトを示す図である。
第1変形例のベルトの部分斜視図である。
第2変形例のベルトの部分斜視図である。
第1突条部と、ロールの第1凹部との関係を説明するための図である。
第3変形例のベルトの部分斜視図である。
ロールに取り付けた状態のベルトであって、第2突条部とロールとの関係を説明するための図である。
第4変形例のベルトの部分斜視図である。
第5変形例のベルトの部分斜視図である。
図11(a)は、第6変形例のベルトのロール側に位置する面を見た図であり、図11(b)は、第6変形例のベルトを搬送方向に沿って見た図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施例のベルト10の部分斜視図である。また、図2(a)は、実施例のベルト10のロール側に位置する面を見た図であり、図2(b)は、搬送方向に沿って見たベルト10の断面図である。図1に示すベルト10は一部を切り取った状態を示すが、実際にベルト10は、周回して無端状に形成される。また、図1に示すベルト10はロール側に位置する面側を示す。ベルト10は、不織布、紙、おむつ、吸水体製造装置などのプロダクトを製造する装置に組み付けられる。ベルト10は、製造装置に設けられた円柱状のロールに巻き付けられ、ロールの回転によって駆動される。通常、ベルト10の内側に駆動ロールが存在し、被搬送物はベルト10の外側を移動するが、駆動ロールが表面側にある場合、突条部が表面に存在し、搬送部がベルト10の内側を走行する。ベルト10は、プロダクトの材料を載せて搬送する。ロールは外周面に歯部を有するプーリであってよい。
【0010】
ベルト10は、織物12、第1突条部14および第2突条部16を備える。織物12は、一定幅で帯状に形成され、経糸および緯糸を織り込んで形成される。経糸は、ベルト10の駆動方向に沿って延び、緯糸は、駆動方向に直交する方向に沿って延びる。駆動方向に直交する方向を幅方向ともいう。織物12は、材料を乗せる第1面側織物と、ロールに接触する第2面側織物とを含む多層織物であってもよい。メッシュ状の織物12によって、水や空気の通路を形成できる。織物12を用いることでベルト10を軽量化できる。
(【0011】以降は省略されています)

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