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公開番号
2025056411
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023165867
出願日
2023-09-27
発明の名称
鞍乗り型車両
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62J
23/00 20060101AFI20250401BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】スイングユニットに支持したエアクリーナを車体カバーで覆う鞍乗り型車両において、車体カバーのエアクリーナ側方の部位を着脱可能としながら車両外観への影響を抑える。
【解決手段】エンジン8aを含むスイングユニット8と、動力伝達装置8bの上方に支持されるエアクリーナ30と、エアクリーナ30を車幅方向外側から覆うリヤサイドカバー27と、を備え、リヤサイドカバー27は、側面視でエアクリーナ30と重なる部位を、サイドカバー本体28に対して別体のサブカバー40とし、サイドカバー本体28は、サブカバー40の前側取り付け部41aを車幅方向外側に露出させる開口形成部46を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関(8a)を含み、前記内燃機関(8a)の後方に延びるアーム部(8b)に後輪(4)を支持し、車体フレーム(10)に上下揺動可能に支持されるスイングユニット(8)と、
前記アーム部(8b)の上方に支持され、前記内燃機関(8a)に接続されるエアクリーナ(30)と、
前記エアクリーナ(30)の少なくとも一部を車幅方向外側から覆うボディカバー(27)と、を備え、
前記ボディカバー(27)は、側面視で前記エアクリーナ(30)と重なる領域を含む部位を、残余の部位である第一カバー(28)に対して別体の第二カバー(40)として構成され、
前記第二カバー(40)は、取り付け部(41a,41b)によって前記第一カバー(28)に着脱可能に固定され、
前記第一カバー(28)は、前記エアクリーナ(30)の締結部(35a~35e)を車幅方向外側に露出させる開口形成部(46)を備えていることを特徴とする鞍乗り型車両。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記第二カバー(40)と前記エアクリーナ(30)とは、側面視で略同一の前後方向長さ(31c,40c)を有していることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項3】
前記エアクリーナ(30)は、エレメントを収容するエアクリーナケース(31)を備え、
前記エアクリーナケース(31)は、車幅方向外側に開放する開口部を有するケース本体(32)と、前記ケース本体(32)の開口部を車幅方向外側から覆うケースカバー(33)と、を備え、
前記ケースカバー(33)は、前記締結部(35a~35e)によって前記ケース本体(32)に着脱可能に固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
【請求項4】
前記車体フレーム(10)に折り畳み可能に支持され、車幅方向外側に起立した使用状態(P11)で後部同乗者の足を乗せるピリオンステップ(29)と、
前記ボディカバー(27)に配置され、車両後方向きに折りたたまれた格納状態(P12)の前記ピリオンステップ(29)を収容する収容凹部(25b)と、を備え、
複数の前記取り付け部(41a,41b)の少なくとも一つは、前記収容凹部(25b)の車幅方向内側の内側壁(25c)に取り付けられ、側面視で前記格納状態(P12)の前記ピリオンステップ(29)と重なることを特徴とする請求項1又は3に記載の鞍乗り型車両。
【請求項5】
前記エアクリーナ(30)の車幅方向外側に配置され、車幅方向外側に起立した使用状態(P21)と車両上方向きに折りたたまれた格納状態(P22)との間で倒伏可能なステップボード(50)を備え、
前記ステップボード(50)は、少なくとも前記格納状態(P22)にあるとき、前記エアクリーナ(30)における側面視で前記ボディカバー(27)の外側にはみ出す部分と側面視で重なることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、内燃機関の後方に延びるアーム部に後輪を支持するスイングユニットを備える、スクータ型車両等の鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。この鞍乗り型車両では、アーム部の上方にエアクリーナを一体揺動可能に支持するとともに、エアクリーナの少なくとも一部を車体カバーで車幅方向外側から覆っている。車体カバーにおけるエアクリーナと側面視で重なる部分は、脱着自在なサブカバーとして構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-76969号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1の構成においては、サブカバーの締結部が車幅方向外側に露出しており、車体カバーの外観に影響を与えやすく、改善が要望されている。
【0005】
そこで本発明は、スイングユニットに支持したエアクリーナを車体カバーで覆う鞍乗り型車両において、車体カバーのエアクリーナ側方の部位を着脱可能としながら車両外観への影響を抑えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決手段として、本発明の第一の態様は、内燃機関(8a)を含み、内燃機関(8a)の後方に延びるアーム部(8b)に後輪(4)を支持し、車体フレーム(10)に上下揺動可能に支持されるスイングユニット(8)と、アーム部(8b)の上方に支持され、内燃機関(8a)に接続されるエアクリーナ(30)と、エアクリーナ(30)の少なくとも一部を車幅方向外側から覆うボディカバー(27)と、を備え、ボディカバー(27)は、側面視でエアクリーナ(30)と重なる領域を含む部位を、残余の部位である第一カバー(28)に対して別体の第二カバー(40)として構成され、第二カバー(40)は、取り付け部(41a,41b)によって第一カバー(28)に着脱可能に固定され、第一カバー(28)は、エアクリーナ(30)の締結部(35a~35e)を車幅方向外側に露出させる開口形成部(46)を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、ボディカバーにおける側面視でエアクリーナと重なる部位を別体の第二カバーとすることで、エアクリーナを覆うボディカバーの一部(第二カバー)を部分的に取り外してエアクリーナのメンテナンスを行うことを可能とすることができる。また、第一カバーには、エアクリーナの締結部を露出させる開口形成部を備えることで、第二カバーよりも外側の領域で第一カバーに覆われる締結部にも開口形成部を通じてアクセス可能となり、エアクリーナのメンテナンス性を向上させることができる。
【0007】
本発明の第二の態様は、上記第一の態様において、第二カバー(40)とエアクリーナ(30)とは、側面視で略同一の前後方向長さ(31c,40c)を有していることを特徴とする。
この構成によれば、第二カバーおよびエアクリーナの前後方向長さを略同一とすることで、第二カバーがエアクリーナのメンテナンスに必要な最小限の大きさとなり、第二カバーを小型化して着脱を容易にすることができる。
【0008】
本発明の第三の態様は、上記第一又は第二の態様において、エアクリーナ(30)は、エレメントを収容するエアクリーナケース(31)を備え、エアクリーナケース(31)は、車幅方向外側に開放する開口部を有するケース本体(32)と、ケース本体(32)の開口部を車幅方向外側から覆うケースカバー(33)と、を備え、ケースカバー(33)は、車幅方向外側から締結具が着脱される締結部(35a~35e)によってケース本体(32)に着脱可能に固定されることを特徴とする。
この構成によれば、着脱可能な第二カバーが側面視でエアクリーナケースの締結部と重なることで、第二カバーの着脱によって締結部にアクセス可能となり、ケースカバーの着脱作業を容易にすることができる。
【0009】
本発明の第四の態様は、上記第一から第三の態様の何れか一つにおいて、車体フレーム(10)に折り畳み可能に支持され、車幅方向外側に起立した使用状態(P11)で後部同乗者の足を乗せるピリオンステップ(29)と、ボディカバー(27)に配置され、車両後方向きに折りたたまれた格納状態(P12)のピリオンステップ(29)を収容する収容凹部(25b)と、を備え、複数の取り付け部(41a,41b)の少なくとも一つは、収容凹部(25b)の車幅方向内側の内側壁(25c)に取り付けられ、側面視で格納状態(P12)のピリオンステップ(29)と重なることを特徴とする。
この構成によれば、第二カバーの複数の取り付け部の少なくとも一つをピリオンステップの収容凹部の内側に配置して、格納状態のピリオンステップで車幅方向外側から隠すことで、外観性を向上させることができる。
【0010】
本発明の第五の態様は、上記第一から第四の態様の何れか一つにおいて、エアクリーナ(30)の車幅方向外側に配置され、車幅方向外側に起立した使用状態(P21)と車両上方向きに折りたたまれた格納状態(P22)との間で倒伏可能なステップボード(50)を備え、ステップボード(50)は、少なくとも格納状態(P22)にあるとき、エアクリーナ(30)における側面視でボディカバー(27)の外側にはみ出す部分と側面視で重なることを特徴とする。
この構成によれば、折り畳み式のステップボードが、エアクリーナにおけるボディカバーの外側に露出する部分と側面視で重なることで、ステップボードによってエアクリーナを車幅方向外側から見えにくくし、外観性を向上させることができる。また、エアクリーナをボディカバーの外側に露出するまで大型化して容量を稼ぐとともに、エアクリーナのメンテナンス時にはステップボードを展開してエアクリーナを容易に露出可能であり、エアクリーナのメンテナンス性を向上させることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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