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公開番号2025070154
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180272
出願日2023-10-19
発明の名称電池モジュール
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 10/6553 20140101AFI20250424BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池セルを効率的に冷却できるようにする。
【解決手段】電池モジュールは、複数の電池セルと、1以上のバスバーと、冷却部材と、を備える。バスバーは、複数の電池セルの電極どうしを電気的に接続する。冷却部材は、バスバーにおける前記電極に当接する部位の裏側に伝熱可能に当接する。本構成によれば、電池セルの電極からバスバーに伝わった熱を、電極の裏側にある冷却部材に放熱できる。そのため、電池セルを効率的に冷却できる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電池セルと、
複数の前記電池セルの電極どうしを電気的に接続する1以上のバスバーと、
前記バスバーにおける前記電極に当接する部位の裏側に伝熱可能に当接する冷却部材と、
を備える電池モジュール。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記バスバーにおける前記電極に当接する部位の裏側に被挿入部が設けられており、
前記冷却部材は、前記被挿入部に挿入されて前記被挿入部の底部に当接する突起を有する、
請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項3】
前記冷却部材は、ゴムで構成されている、請求項1又は2に記載の電池モジュール。
【請求項4】
前記電池セルと前記バスバーと前記冷却部材とを収容するケースと、
前記ケースの開口を覆うカバーと、を備え、
前記冷却部材における前記バスバー側とは反対側の面は、カバーに当接する、
請求項3に記載の電池モジュール。
【請求項5】
前記冷却部材は、伝熱性かつ絶縁性を有するゴムである請求項3に記載の電池モジュール。
【請求項6】
前記ゴムは、EPDMゴムである請求項5に記載の電池モジュール。
【請求項7】
前記バスバーを複数備え、
隣り合う前記バスバーどうしの間に、前記冷却部材の一部が存在する、
請求項5に記載の電池モジュール。
【請求項8】
前記カバーの外側にウォータジャケットが取り付けられており、
前記ウォータジャケットと前記カバーとの間に冷媒が流される、
請求項4に記載の電池モジュール。
【請求項9】
前記バスバーと前記冷却部材とは、互いに嵌合し合う凹凸形状を有する、
請求項1又は2に記載の電池モジュール。
【請求項10】
複数の電池セルと、
複数の前記電池セルの電極どうしを電気的に接続する1以上のバスバーと、
前記バスバーに伝熱可能に当接する冷却部材と、を備え、
前記バスバーと前記冷却部材とは、互いに嵌合し合う凹凸形状を有する、
電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の電池セルを備える電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年は、二酸化炭素の排出を低減して地球環境上の悪影響を低減する等の観点から、EVやHEV等の電動車両の普及が進んでいる。電動車両等に搭載される電池モジュールの中には、複数の電池セルと、それら電池セルの電極どうしを電気的に接続するバスバーと、を備えるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-271063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、このような電池モジュールにおいて、電池セルを効率的に冷却できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、バスバーにおける電極に当接する部位の裏側に冷却部材を当接させれば、電池セルを効率的に冷却できることを見出して、本発明に至った。本発明は、以下の(1)~(10)の電池モジュールである。
【0006】
(1)複数の電池セルと、
複数の前記電池セルの電極どうしを電気的に接続する1以上のバスバーと、
前記バスバーにおける前記電極に当接する部位の裏側に伝熱可能に当接する冷却部材と、
を備える電池モジュール。
【0007】
本構成によれば、電池セルの電極からバスバーに伝わった熱を、電極の裏側にある冷却部材に放熱できる。そのため、電池セルを効率的に冷却できる。
【0008】
(2)前記バスバーにおける前記電極に当接する部位の裏側に被挿入部が設けられており、
前記冷却部材は、前記被挿入部に挿入されて前記被挿入部の底部に当接する突起を有する、
前記(1)に記載の電池モジュール。
【0009】
本構成によれば、冷却部材の突起をバスバーの凹部に挿入することによって、冷却部材をバスバーに対して位置決めできる。しかも、冷却部材の突起は、被挿入部の底部に当接する。そのことから、冷却部材の突起は、バスバーにおける電極に当接する部位の裏側に当接する。そのことから、電極からバスバーに伝わった熱を、電極の裏側にある冷却部材の突起に放熱できる。
【0010】
(3)前記冷却部材は、ゴムで構成されている、前記(1)又は(2)に記載の電池モジュール。
(【0011】以降は省略されています)

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