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公開番号2025056048
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023165477
出願日2023-09-27
発明の名称車両のアンテナ設置構造
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類B60R 11/02 20060101AFI20250401BHJP(車両一般)
要約【課題】インストルメントパネル内にアンテナの取付スペースを確保することができると共に、アンテナをインストルメントパネル内にしっかりと設置することができる車両のアンテナ設置構造を提供すること。
【解決手段】車両Aのアンテナ設置構造は、車両Aのインストルメントパネル1内に、エアコンダクト3と、無線にて情報を少なくとも受信するアンテナ4と、を備えている。アンテナ4は、エアコンダクト3上に設置されている。さらに、インストルメントパネル1内には、ステアリングハンガー5と、エアコンダクト3の前方に配置されたボディ部材6と、を備えている。エアコンダクト3は、ステアリングハンガー5及びボディ部材6に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エアコンダクトと、
無線にて情報を少なくとも受信するアンテナと、を車両のインストルメントパネル内に備え、
前記アンテナは、前記エアコンダクト上に設置されている、
車両のアンテナ設置構造。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
ステアリングハンガーと、
前記エアコンダクトの前方に配置されたボディ部材と、を車両のインストルメントパネル内に備え、
前記エアコンダクトは、前記ステアリングハンガー及び前記ボディ部材に固定されている、
請求項1に記載の車両のアンテナ設置構造。
【請求項3】
ステアリングハンガーを車両のインストルメントパネル内に備え、
前記エアコンダクトは、車両後方側に伸出し前記ステアリングハンガーに固定するブラケットを備え、
前記ブラケット上には、前記アンテナを固定するためのアンテナ固定台座が固定されている、
請求項1または請求項2に記載の車両のアンテナ設置構造。
【請求項4】
前記ブラケットは、前方及び車幅方向両側方を前記エアコンダクトに囲まれる位置に配置され、
前記ブラケットの前方及び車幅方向両側方は、前記エアコンダクトに接続されている、
請求項3に記載の車両のアンテナ設置構造。
【請求項5】
前記ブラケットは、前記エアコンダクトに樹脂で一体成形されている、
請求項3に記載の車両のアンテナ設置構造。
【請求項6】
前記アンテナ固定台座には、複数の凹部から成る補強部が形成されている、
請求項3に記載の車両のアンテナ設置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のアンテナ設置構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、自動車のインストルメントパネル内には、空調装置のエアコンダクトが配置されている(例えば、特許文献1参照)。また、インストルメントパネルには、スピードメータ、タコメータ、距離計、燃料計等の計器類や、ナビゲーションシステム等が設置されている。このため、インストルメントパネル内は、種々の装置に配線や、空調装置の配管等が配置されて、煩雑化されている。
【0003】
一方、車両に無線で情報を送受信可能なアンテナを配置したものとしては、車両情報システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。アンテナを車体等に取り付ける場合は、走行中に車体が振動するので、アンテナを車体の骨格部材等にしっかりと固定する必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-89727号公報
特開2012-163447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2に記載の車両情報システム等のアンテナを車両に設置する場合は、アンテナの受送信性能を鑑み受送信に適した場所に設置することが望ましい。アンテナは、車両の外表面に設置すると感度が良好となるが、異物に接触する等して破損することが考慮される。そこで、アンテナは、インストルメントパネルの内側に取り付けることが考えられる。
【0006】
しかし、インストルメントパネル内は、種々の配線や、配管や、装置等が配置されているので、必ずしもステアリングハンガー等の固定部材がアンテナに適した位置に配置できるとは限らない。このため、アンテナを受送信に適した場所にしっかりと固定をするためのアンテナの設置構造が課題となっていた。
【0007】
そこで、本発明は、インストルメントパネル内にアンテナの取付スペースを確保することができると共に、アンテナをインストルメントパネル内にしっかりと設置することができる車両のアンテナ設置構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明に係る車両のアンテナ設置構造は、エアコンダクトと、無線にて情報を少なくとも受信するアンテナと、を車両のインストルメントパネル内に備え、前記アンテナは、前記エアコンダクト上に設置されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、インストルメントパネル内にアンテナの取付スペースを確保することができると共に、アンテナをインストルメントパネル内にしっかりと設置することができる車両のアンテナ設置構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る車両のアンテナ設置構造におけるアンテナの設置状態を示す要部概略斜視図である。
アンテナの設置状態を示す図であり、インストルメントパネルの要部拡大概略縦断面図である。
アンテナの設置状態を示す図であり、エアコンダクトの要部拡大概略斜視図である。
エアコンダクトの概略拡大斜視図である。
エアコンダクトの要部分解拡大斜視図である。
車体ボディに取り付けたデフダクトの設置状態を示す要部拡大断面図である。
アンテナ固定台座の拡大斜視図である。
アンテナ固定台座に取り付けたアンテナの拡大概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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