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公開番号2025054965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164225
出願日2023-09-27
発明の名称定着装置と画像形成装置
出願人富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250401BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】定着ベルトの内周面にオイルを塗布するとともに定着ベルトの端を案内部材の案内面に接触させて定着ベルトの蛇行を矯正する定着装置において、案内部材の案内面が定着ベルトの厚み方向に沿う垂直面である場合に比べて、案内部材の通過によりオイルが定着ベルトの外周面に回り込むことを抑制する。
【解決手段】定着装置5Aは、定着ベルト52と、定着ベルト52を回転可能に保持する複数の保持部材53,54,55と、定着ベルト52を外周面側から保持部材の1つの保持部材54に押し付けて定着処理部FNを形成する押付けロール62と、定着ベルト52の内周面にオイルを塗布する塗布手段57と、保持部材の少なくとも1つの保持部材55の長手方向の両端付近に設けられ、定着ベルト52の端52c,52dが接触する案内面が前記長手方向の外側に傾く斜面76からなる案内部材70A,70Bと、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
定着ベルトと、
前記定着ベルトを回転可能に保持する複数の保持部材と、
前記定着ベルトを外周面側から前記保持部材の1つの保持部材に押し付けて定着処理部を形成する押付けロールと、
前記定着ベルトの内周面にオイルを塗布する塗布手段と、
前記保持部材の少なくとも1つの保持部材に設けられ、前記定着ベルトの端が接触する案内面が前記長手方向の外側に傾く斜面からなる第1の案内部材と、
を備える定着装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記案内面が、前記外側に凸になる曲線状に傾斜する斜面である請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記案内面が、直線状に傾斜する斜面である請求項1に記載の定着装置。
【請求項4】
前記少なくとも1つの保持部材が、前記定着ベルトの蛇行に対応して傾いた後に戻る力が働くことことで蛇行を矯正するステアリングロールであり、
前記第1の案内部材が、前記ステアリングロールの回転軸に対して軸方向に移動可能に設けられている請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
前記複数の保持部材の他の1つの保持部材が加熱手段を有する回転ロールであり、
前記回転ロールに、前記定着ベルトの端が接触する案内面の少なくとも一部が前記第1の案内部材の案内面よりも前記ステアリングロールの軸方向の外側に位置する第2の案内部材が固定して設けられている請求項4に記載の定着装置。
【請求項6】
前記第2の案内部材の案内面は、その最も外側の端が、前記ステアリングロールが最大に傾いて前記第1の案内部材が前記軸方向の外側に移動したときの当該第1の案内部材の案内面の最も外側の端と同じ位置である請求項5に記載の定着装置。
【請求項7】
前記第2の案内部材の案内面は、前記回転ロールの軸方向の外側に傾く斜面である請求項6に記載の定着装置。
【請求項8】
前記複数の保持部材のうち前記ステアリングロール以外のすべての保持部材に、前記定着ベルトの端が接触する案内面の少なくとも一部が前記第1の案内部材の案内面よりも前記ステアリングロールの軸方向の外側に位置する第2の案内部材がそれぞれ固定して設けられている請求項4に記載の定着装置。
【請求項9】
前記第2の案内部材の案内面は、その最も外側の端が、前記ステアリングロールが最大に傾いて前記第1の案内部材が外側に移動したときの当該第1の案内部材の案内面の最も外側の端と同じ位置である請求項8に記載の定着装置。
【請求項10】
前記第2の案内部材の案内面は、前記すべての保持部材の長手方向の外側に傾く斜面である請求項9に記載の定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置と画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1としての特開2005-266376号公報には、定着ベルトと、加熱装置と、加圧ロールと、押圧部材と、ガイド部材と、駆動ロールと、駆動ベルトと、を有する定着装置が記載されている。
また特許文献1には、上記ガイド部材が定着ベルトの両側縁部の内周面に当接され、定着ベルトの周回移動を案内するものであることや、上記駆動ベルトが駆動ロールの駆動力を定着ベルトに伝達するものであることが記載されている。
【0003】
特許文献2としての特開2004-286923号公報には、加熱部材とニップ形成部材とに巻きかけられた定着ベルトと、加圧ローラと、ニップ形成部材を備えた定着装置が記載されている。
また特許文献2には、上記ニップ形成部材の長手方向両側に、ベルト蛇行規制用の突起をニップ形成部材と一体に設けられることが記載されている。
【0004】
特許文献3としての特開平11-91978号公報には、少なくとも駆動ローラと従動ローラとの間に張架された定着ベルトと、ベルト寄り検知部材と、支持手段と、ベルト駆動装置を備えた定着装置が記載されている。
また特許文献3には、上記ベルト寄り検知部材が従動ローラと独立して回転自在に支持されていることや、上記支持手段が従動ローラ端部を軸方向に対して直角に支持することや、上記ベルト駆動装置が従動ローラ軸端部の変位を軸方向と直角方向の所定方向の変位に変換する変換手段を有することが記載されている。
さらに特許文献3には、上記支持手段が、軸端部支持部材と、ベルト付勢部材と、軸端部支持部材を所定方向にかつ定着ベルトを張架する方向に案内する案内部材を具備することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-266376号公報(請求項1、図2~5)
特開2004-286923号公報(請求項1、図1~2)
特開平11-91978号公報(請求項1,5、図1、図13)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、定着ベルトの内周面にオイルを塗布するとともに定着ベルトの端部を案内部材の案内面に接触させて定着ベルトの蛇行を矯正する定着装置において、案内部材の案内面が定着ベルトの厚み方向に沿う垂直面である場合に比べて、案内部材の通過によりオイルが定着ベルトの外周面に回り込むことを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の手段は、
定着ベルトと、
前記定着ベルトを回転可能に保持する複数の保持部材と、
前記定着ベルトを外周面側から前記保持部材の1つの保持部材に押し付けて定着処理部を形成する押付けロールと、
前記定着ベルトの内周面にオイルを塗布する塗布手段と、
前記保持部材の少なくとも1つの保持部材に設けられ、前記定着ベルトの端が接触する案内面が前記長手方向の外側に傾く斜面からなる第1の案内部材と、
を備える定着装置である。
【0008】
本発明の第2の手段は、上記第1の手段の定着装置において、
前記案内面が、前記外側に凸になる曲線状に傾斜する斜面である定着装置である。
【0009】
本発明の第3の手段は、上記第1の手段の定着装置において、
前記案内面が、直線状に傾斜する斜面である定着装置である。
【0010】
本発明の第4の手段は、上記第1の手段の定着装置において、
前記少なくとも1つの保持部材が、前記定着ベルトの蛇行に対応して傾いた後に戻る力が働くことで蛇行を矯正するステアリングロールであり、
前記第1の案内部材が、前記ステアリングロールの回転軸に対して軸方向に移動可能に設けられている定着装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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