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公開番号
2025054814
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023163974
出願日
2023-09-26
発明の名称
皮膚外用剤
出願人
ポーラ化成工業株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
A61K
8/60 20060101AFI20250331BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、皮膚老化防止成分を含有しながらも、使用感に優れた日焼け止め皮膚外用剤を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、次の成分(A)および(B)を含有する、日焼け止め皮膚外用剤に関する。(A)日焼け止め皮膚外用剤全体に対し、0.2~1.0質量%のグリチルリチン酸ジカリウム、(B)サリチル酸エチルヘキシルおよび/またはトリスエチルヘキシルオキシカルボニルアニリノトリアジン。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
次の成分(A)および(B):
(A)日焼け止め皮膚外用剤全体に対し、0.2~1.0質量%のグリチルリチン酸ジカリウム、
(B)サリチル酸エチルヘキシルおよび/またはトリスエチルヘキシルオキシカルボニルアニリノトリアジン、
を含有する、日焼け止め皮膚外用剤。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
日焼け止め皮膚外用剤全体に対し、0.1~15質量%の成分(B)を含有する、請求項1に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
【請求項3】
成分(A)と(B)の含有量の質量比((B)/(A))が、0.5~15である、請求項1に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
【請求項4】
さらに、成分(C)紫外線散乱剤を含有する、請求項1に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
【請求項5】
成分(C)の紫外線散乱剤が、微粒子酸化チタンおよび/または微粒子酸化亜鉛を含有する、請求項4に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
【請求項6】
成分(C)の紫外線散乱剤が疎水化処理されたものである、請求項4に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
【請求項7】
日焼け止め皮膚外用剤全体に対し、0.01~15質量%の成分(C)を含有する、請求項4に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
【請求項8】
さらに、成分(D)紫外線吸収剤、を含有する、請求項1に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
【請求項9】
成分(D)の紫外線吸収剤が、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルおよび/またはジメチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルを含有する、請求項8に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
【請求項10】
日焼け止め皮膚外用剤全体に対し、0.1~15質量%の成分(D)を含有する、請求項8に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、日焼け止め皮膚外用剤に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
紫外線による肌のダメージを抑えるために、種々のUVケア化粧料が開発されている。UVケア化粧料の1つである日焼け止め化粧料(サンスクリーン、サンプロテクター)は、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤等の紫外線防御剤を配合することにより、太陽光線中の紫外線を防御し、紫外線の悪影響から皮膚を守ることを目的とする化粧料である。
【0003】
近年、紫外線防御効果とともに、紫外線等によるしわ等の老化症状を改善する成分を含有させた多機能製剤としての日焼け止め化粧料への要求も高い。
【0004】
しわ改善作用を有する成分の一つとして、グリチルリチン酸ジカリウムが知られている(特許文献1)が、グリチルリチン酸ジカリウムを含有する化粧料は、べたつき感を生じる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-108278
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
かかる状況に鑑みて、本発明は、グリチルリチン酸ジカリウムを含有しながらも、べたつき感が抑制された日焼け止め皮膚外用剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記課題を解決すべく検討を行ったところ、特定量のグリチルリチン酸ジカリウムおよび特定の紫外線吸収剤の組み合わせを用いることによって、上記課題に合致した日焼け止め皮膚外用剤とすることができることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は以下に関する。
【0008】
[1] 次の成分(A)および(B):
(A)日焼け止め皮膚外用剤全体に対し、0.2~1.0質量%のグリチルリチン酸ジカリウム、
(B)サリチル酸エチルヘキシルおよび/またはトリスエチルヘキシルオキシカルボニルアニリノトリアジン、
を含有する、日焼け止め皮膚外用剤。
[2] 日焼け止め皮膚外用剤全体に対し、0.1~15質量%の成分(B)を含有する、[1]に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
[3] 成分(A)と(B)の含有量の質量比((B)/(A))が、0.5~15である、[1]または[2]に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
[4] さらに、成分(C)紫外線散乱剤を含有する、[1]~[3]のいずれかに記載の日焼け止め皮膚外用剤。
[5] 成分(C)の紫外線散乱剤が、微粒子酸化チタンおよび/または微粒子酸化亜鉛を含有する、[4]に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
[6] 成分(C)の紫外線散乱剤が疎水化処理されたものである、[4]または[5]に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
[7] 日焼け止め皮膚外用剤全体に対し、0.01~15質量%の成分(C)を含有する、[4]~[6]のいずれかに記載の日焼け止め皮膚外用剤。
[8] さらに、成分(D)紫外線吸収剤、を含有する、[1]~[7]のいずれかに記載の日焼け止め皮膚外用剤。
[9] 成分(D)の紫外線吸収剤が、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルおよび/またはジメチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルを含有する、[8]に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
[10] 日焼け止め皮膚外用剤全体に対し、0.1~15質量%の成分(D)を含有する、[8]または[9]に記載の日焼け止め皮膚外用剤。
[11] 次の成分(A)および(B):
(A)日焼け止め皮膚外用剤全体に対し、0.2~1.0質量%のグリチルリチン酸ジカリウム、
(B)サリチル酸エチルヘキシルおよび/またはトリスエチルヘキシルオキシカルボニルアニリノトリアジン、
を配合する工程を含む、日焼け止め皮膚外用剤の製造方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、皮膚老化防止成分としてグリチルリチン酸ジカリウムを含有しながらも、べたつき感が抑制された日焼け止め皮膚外用剤を提供することができる。
また、本発明の日焼け止め皮膚外用剤は、きしみ感や乾燥感が抑制され、また、結晶析出抑制にも優れる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について説明する。
<日焼け止め皮膚外用剤>
本発明の一態様は、
下記成分(A)および(B)を含有する、日焼け止め皮膚外用剤(以下、「本発明の日焼け止め皮膚外用剤」ということがある)に関する。
(A)日焼け止め皮膚外用剤全体に対し0.2~1.0質量%のグリチルリチン酸ジカリウム、
(B)サリチル酸エチルヘキシルおよび/またはトリスエチルヘキシルオキシカルボニルアニリノトリアジン。
(【0011】以降は省略されています)
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