TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025054811
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023163968
出願日2023-09-26
発明の名称介助装置
出願人ナカ工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A47K 17/02 20060101AFI20250331BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】被介助者の身体の一部を受け止めるためのサポート部材を簡単に着脱可能に取り外しできるとともに、不用意な脱落を有効に防止することが可能な介助装置を提供する。
【解決手段】サポート部材90が棒状部材60に着脱可能に構成され、サポート部材90が、棒状部材60の軸方向Xに沿って挿入可能な筒状部51を有する下地部材50を備え、サポート部材90の軸方向Xの装着位置を位置決めする位置決め機構80と、サポート部材90を装着位置に留まるように固定するためロック機構70と、を有し、位置決め機構80が、係止部81と被係止部82と、を含み、ロック機構70が、棒状部材60の外周面から径方向外方向に突出すると共に棒状部材60の内部に没入可能な凸部71を有するロック部材72と、下地部材50に設けられて凸部71を挿嵌可能なロック穴部73と、を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
被介助者の身体の一部を受け止めるためのサポート部材が棒状部材に着脱可能に取り付けられる介助装置であって、
前記サポート部材が、前記棒状部材を当該棒状部材の軸方向に沿って挿入可能な筒状部を有する下地部材を備え、
前記サポート部材の前記棒状部材に対する前記軸方向の装着位置を位置決めする位置決め機構と、前記サポート部材を前記装着位置に留まるように固定するためロック機構と、を有し、
前記位置決め機構が、前記棒状部材の外周及び前記下地部材の内周のうちのずれか一方に設けられた係止部と、いずれか他方に設けられて前記係止部が係止される被係止部と、を含み、
前記ロック機構が、前記棒状部材の外周面から径方向外方向に突出すると共に前記棒状部材の内部に没入可能な凸部を有するロック部材と、前記下地部材に設けられて前記凸部を挿嵌可能なロック穴部と、を含み、
前記サポート部材は、前記位置決め機構により前記軸方向の前記装着位置に位置決めされた状態で、前記ロック部材の前記凸部が前記ロック穴部に挿嵌して当該装着位置に留まるように固定され、且つ、操作者の押圧操作を受けて前記凸部が前記ロック穴部から脱離して前記軸方向における固定が解除される、介助装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記ロック部材が前記凸部を径方向外方向に付勢し、
前記ロック部材は、前記サポート部材を前記棒状部材に取り付けるときに、前記凸部が前記下地部材の内周面により前記棒状部材の内部へ押圧された状態で前記下地部材を前記軸方向に移動可能とする、請求項1に記載の介助装置。
【請求項3】
前記サポート部材が、前記棒状部材の周方向に回転可能な状態で取り付けられ、前記ロック穴部が、前記サポート部材の回転を所定角度範囲内で規制するように前記周方向に沿って延在する、請求項1又は2に記載の介助装置。
【請求項4】
前記位置決め機構の前記被係止部が、前記サポート部材の回転を前記所定角度範囲内で規制するように前記周方向に沿って延在する、請求項3に記載の介助装置。
【請求項5】
被介助者が着座される座部の近傍に配設されたベース部材と、
前記ベース部材に取付けられ、前記座部に着座された被介助者の側方に位置される側方部材と、を備え、
前記棒状部材が前記側方部材又は前記ベース部材に取り付けられる、請求項1又は2に記載の介助装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、介助装置に関する。特に、被介助者の身体の一部を受け止めるためのサポート部材が棒状部材に着脱可能に取り付けられる介助装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
障がい者や高齢者などの被介助者が、例えば着座式便器(洋式便器)に着座した場合に自力で座位姿勢を維持できないとき、被介助者の上半身を安定させた状態にすることが望まれる。このため、従来、着座式便器等の座部に着座した被介助者が、自力で座位姿勢を保持できないときに、被介助者の上半身を左右側方および前方から支承ようにした介助装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
具体的には、特許文献1の介助装置にあっては、座部の後方に配設されたベース部材に対して、座部に着座した被介助者の横倒れを防止する左右一対の側方フレーム部を上下方向に揺動可能に保持させると共に、この側方フレーム部に、被介助者の上半身の前面部を支障する前方アーム部を回動可能に保持させたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-188882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された介助装置の前方アーム部には、被介助者の上半身を受け止めるためのクッション部材が取付けられている。このクッション部材は、被介助者の身体の一部を受け止めるためのサポート部材であり、介助装置の前方アーム部を構成するパイプ材のような棒状部材に対して着脱可能に取り付けられている。
【0006】
ここで、上述したように特許文献1に開示された介助装置は、前方アーム部の回動により前方アーム部の先端部が上方を向いた待避位置とすることができ、この状態で、被介助者は、必要に応じて介助者の介助を得つつ着座式便器の座部に着座又は離座することができる。ここで、特許文献1に開示されたような介助装置を使用する被介助者や介助者から、被介助者が移乗する際に、待避位置の前方アーム部を手摺のようにして掴み補助具として利用したいという要請があった。一方で、上述したように、前方アーム部には、被介助者の身体の一部を受け止めるためのサポート部材が取り付けられていることがあり、介助装置の清掃などの便宜のため、このようなサポート部材は、簡単に着脱可能であることが望まれていた。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたものである。本発明は、被介助者の身体の一部を受け止めるためのサポート部材が着脱可能に取り付けられた介助装置において、必要に応じてサポート部材を簡単に取り外しできるとともに、サポート部材の不用意な脱落を有効に防止することが可能な介助装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、以下に示す、介助装置が提供される。
【0009】
[1] 被介助者の身体の一部を受け止めるためのサポート部材が棒状部材に着脱可能に取り付けられる介助装置であって、
前記サポート部材が、前記棒状部材を当該棒状部材の軸方向に沿って挿入可能な筒状部を有する下地部材を備え、
前記サポート部材の前記棒状部材に対する前記軸方向の装着位置を位置決めする位置決め機構と、前記サポート部材を前記装着位置に留まるように固定するためロック機構と、を有し、
前記位置決め機構が、前記棒状部材の外周及び前記下地部材の内周のうちのずれか一方に設けられた係止部と、いずれか他方に設けられて前記係止部が係止される被係止部と、を含み、
前記ロック機構が、前記棒状部材の外周面から径方向外方向に突出すると共に前記棒状部材の内部に没入可能な凸部を有するロック部材と、前記下地部材に設けられて前記凸部を挿嵌可能なロック穴部と、を含み、
前記サポート部材は、前記位置決め機構により前記軸方向の前記装着位置に位置決めされた状態で、前記ロック部材の前記凸部が前記ロック穴部に挿嵌して当該装着位置に留まるように固定され、且つ、操作者の押圧操作を受けて前記凸部が前記ロック穴部から脱離して前記軸方向における固定が解除される、介助装置。
【0010】
[2] 前記ロック部材が前記凸部を径方向外方向に付勢し、
前記ロック部材は、前記サポート部材を前記棒状部材に取り付けるときに、前記凸部が前記下地部材の内周面により前記棒状部材の内部へ押圧された状態で前記下地部材を前記軸方向に移動可能とする、前記[1]に記載の介助装置。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ナカ工業株式会社
手摺装置
12日前
ナカ工業株式会社
介助装置
28日前
ナカ工業株式会社
介助装置
28日前
ナカ工業株式会社
フロアパネル
1か月前
個人
椅子
11か月前
個人
鍋蓋
8か月前
個人
自助箸
14日前
個人
焼き網
11か月前
個人
掃除機
2か月前
個人
屋外用箒
22日前
個人
掃除道具
2か月前
個人
ハンガー
19日前
個人
体洗い具
3か月前
個人
2か月前
個人
乾燥器具
7か月前
個人
耳拭き棒
4か月前
個人
片手代替具
4か月前
個人
エコ掃除機
9か月前
個人
エコ掃除機
5か月前
個人
掃除シート
2か月前
個人
組立式棚板
26日前
個人
収納型額縁
7か月前
個人
省煙消臭器
2か月前
個人
中身のない枕
27日前
個人
学童机
7か月前
個人
折り畳み椅子
6か月前
個人
洗面台
4か月前
個人
食品用トング
7か月前
個人
ゴミ袋保持枠
19日前
個人
テーブル
10か月前
個人
切り削ぎ手道具
11か月前
個人
汚水汚れ防止具
3か月前
個人
汚水漏れ防止具
3か月前
個人
傘ホルダ
10か月前
個人
食事用具
5か月前
個人
補助寝具
1か月前
続きを見る