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公開番号
2025054596
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023163720
出願日
2023-09-26
発明の名称
現像器及び画像形成装置
出願人
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250331BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】端部の全周にわたって磁石及び磁性板を配置するために構成部品の変更を行う場合に比べ、トナー漏れを防止するためのコスト上昇を抑制する。
【解決手段】トナーおよびキャリアを含む現像剤を吸着する領域である吸着領域が端部を除いて設定され、静電潜像を形成する像保持体に供給される現像剤を吸着領域にて保持する現像剤保持体334と、現像剤保持体334の端部にて周方向Sにおける第1範囲50bを除く第2範囲50aに位置する磁性板51、52と、組み合わせることで、第1範囲50aに対応する周方向Sの着磁パターン60を形成する磁石と、を備える現像器である。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
トナーおよびキャリアを含む現像剤を吸着する領域である吸着領域が端部を除いて設定され、静電潜像を形成する像保持体に供給される当該現像剤を当該吸着領域にて保持する現像剤保持体と、
前記現像剤保持体の前記端部にて周方向における第1範囲を除く第2範囲に位置する磁性板と、
組み合わせることで、前記第1範囲に対応する前記周方向の着磁パターンを形成する磁石と、
を備える現像器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記着磁パターンは、前記周方向において複数回変わるものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の現像器。
【請求項3】
前記第1範囲における前記着磁パターンの少なくとも一部は、前記現像剤保持体の周方向に磁石の磁極を配列することで形成される、
ことを特徴とする請求項2に記載の現像器。
【請求項4】
前記第2範囲における前記着磁パターンの少なくとも一部は、前記現像剤保持体の軸方向に磁石の磁極を配列することで形成される、
ことを特徴とする請求項2に記載の現像器。
【請求項5】
前記磁石の磁極を前記軸方向に配列する当該磁石を、前記現像剤保持体の周方向の最上流と最下流に配列すると共に前記磁性板寄りに配列する、
ことを特徴とする請求項4に記載の現像器。
【請求項6】
前記第1範囲における前記着磁パターンを形成する磁石と前記第2範囲における前記着磁パターンを形成する磁石とが互いに接する、
ことを特徴とする請求項2に記載の現像器。
【請求項7】
前記第1範囲における前記着磁パターンの少なくとも一部は、前記周方向に磁石の磁極を配列する第1周方向配列により形成され、
前記第2範囲における前記着磁パターンの少なくとも一部は、前記周方向に磁石の磁極を配列する第2周方向配列であって、前記第1周方向配列の磁石とは軸方向の位置が異なる第2周方向配列により形成される、
ことを特徴とする請求項2に記載の現像器。
【請求項8】
前記第1範囲における前記着磁パターンの少なくとも一部は、第1方向に磁石の磁極を配列することにより形成され、
前記第2範囲における前記着磁パターンの少なくとも一部は、前記第1方向とは異なる第2方向に磁石の磁極を配列することにより形成される、
ことを特徴とする請求項2に記載の現像器。
【請求項9】
前記第1方向は、前記現像剤保持体の前記周方向であり、
前記第2方向は、前記現像剤保持体の軸方向である、
ことを特徴とする請求項8に記載の現像器。
【請求項10】
前記第1方向は、前記現像剤保持体の前記周方向であり、
前記第2方向は、前記周方向及び前記現像剤保持体の軸方向と交差する方向である、
ことを特徴とする請求項8に記載の現像器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、現像器及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 5,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、現像剤が充填された現像剤容器と、磁石を内蔵するとともに、現像剤容器の開口部に回転自在に取り付けられ、感光体上に形成された静電潜像に現像剤を搬送する現像スリーブと、内周面にNS極が多磁極に着磁されるとともに、現像スリーブの外周面と所定の距離隔てた状態で現像スリーブの両端部に配設された磁気シール部材とを有する現像装置において、内周面に多磁極に着磁されたNS極が、現像スリーブの長手方向に対して斜めに着磁されていることを特徴とする現像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-354855号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、トナーおよびキャリアを含む現像剤を吸着する領域である吸着領域が磁石の内部配置により設定され静電潜像を形成する像保持体に供給される現像剤を吸着領域にて保持する現像剤保持体において、磁石が内部配置されていない端部でのトナー漏れにより現像器内外が汚染されてしまう。かかるトナー漏れを防止するために、現像剤保持体の端部に磁石及び磁性板を追加配置する構成が考えられる。しかしながら、端部の構成によっては端部の全周にわたって磁石と磁性板の少なくともいずれか一方を追加配置することが困難な場合があり、かかる場合には、構成部品の変更等を行う必要がある。
本発明の目的は、端部の全周にわたって磁石及び磁性板を配置するために構成部品の変更を行う場合に比べ、トナー漏れを防止するためのコスト上昇を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、トナーおよびキャリアを含む現像剤を吸着する領域である吸着領域が端部を除いて設定され、静電潜像を形成する像保持体に供給される当該現像剤を当該吸着領域にて保持する現像剤保持体と、前記現像剤保持体の前記端部にて周方向における第1範囲を除く第2範囲に位置する磁性板と、組み合わせることで、前記第1範囲に対応する前記周方向の着磁パターンを形成する磁石と、を備える現像器である。
請求項2に記載の発明は、前記着磁パターンは、前記周方向において複数回変わるものである、ことを特徴とする請求項1に記載の現像器である。
請求項3に記載の発明は、前記第1範囲における前記着磁パターンの少なくとも一部は、前記現像剤保持体の周方向に磁石の磁極を配列することで形成される、ことを特徴とする請求項2に記載の現像器である。
請求項4に記載の発明は、前記第2範囲における前記着磁パターンの少なくとも一部は、前記現像剤保持体の軸方向に磁石の磁極を配列することで形成される、ことを特徴とする請求項2に記載の現像器である。
請求項5に記載の発明は、前記磁石の磁極を前記軸方向に配列する当該磁石を、前記現像剤保持体の周方向の最上流と最下流に配列すると共に前記磁性板寄りに配列する、ことを特徴とする請求項4に記載の現像器である。
請求項6に記載の発明は、前記第1範囲における前記着磁パターンを形成する磁石と前記第2範囲における前記着磁パターンを形成する磁石とが互いに接する、ことを特徴とする請求項2に記載の現像器である。
請求項7に記載の発明は、前記第1範囲における前記着磁パターンの少なくとも一部は、前記周方向に磁石の磁極を配列する第1周方向配列により形成され、前記第2範囲における前記着磁パターンの少なくとも一部は、前記周方向に磁石の磁極を配列する第2周方向配列であって、前記第1周方向配列の磁石とは軸方向の位置が異なる第2周方向配列により形成される、ことを特徴とする請求項2に記載の現像器である。
請求項8に記載の発明は、前記第1範囲における前記着磁パターンの少なくとも一部は、第1方向に磁石の磁極を配列することにより形成され、前記第2範囲における前記着磁パターンの少なくとも一部は、前記第1方向とは異なる第2方向に磁石の磁極を配列することにより形成される、ことを特徴とする請求項2に記載の現像器である。
請求項9に記載の発明は、前記第1方向は、前記現像剤保持体の前記周方向であり、前記第2方向は、前記現像剤保持体の軸方向である、ことを特徴とする請求項8に記載の現像器である。
請求項10に記載の発明は、前記第1方向は、前記現像剤保持体の前記周方向であり、前記第2方向は、前記周方向及び前記現像剤保持体の軸方向と交差する方向である、ことを特徴とする請求項8に記載の現像器である。
請求項11に記載の発明は、前記第1方向は、前記現像剤保持体の前記周方向及び当該現像剤保持体の軸方向と交差する第1交差方向であり、前記第2方向は、前記周方向、前記軸方向及び前記第1交差方向と交差する第2交差方向である、ことを特徴とする請求項8に記載の現像器である。
請求項12に記載の発明は、静電潜像を形成する像保持体と、前記像保持体で形成された静電潜像をトナー像に現像する現像手段と、前記現像手段によるトナー像を記録材上に転写する転写手段と、前記記録材上に転写されたトナー像を当該記録材に定着する定着手段と、を含み、前記現像手段は、トナーおよびキャリアを含む現像剤を吸着する領域である吸着領域が端部を除いて設定され、静電潜像を形成する像保持体に供給される当該現像剤を当該吸着領域にて保持する現像剤保持体と、前記現像剤保持体の前記端部にて周方向における第1範囲を除く第2範囲に位置する磁性板と、組み合わせることで、前記第1範囲に対応する前記周方向の着磁パターンを形成する磁石と、を備える画像形成装置である。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、端部の全周にわたって磁石及び磁性板を配置するために構成部品の変更を行う場合に比べ、トナー漏れを防止するためのコスト上昇を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、着磁パターンは、周方向において複数回変わるものであるという構成を備えない場合に比べて、より確実にトナー漏れを防止することができる。
請求項3の発明によれば、第1範囲における着磁パターンの少なくとも一部は、現像剤保持体の周方向に磁石の磁極を配列することで形成される構成を備えない場合に比べて、起動トルクの上昇を抑制することができる。
請求項4の発明によれば、第2範囲における着磁パターンの少なくとも一部は、現像剤保持体の軸方向に磁石の磁極を配列することで形成される構成を備えない場合に比べて、より確実に軸方向のトナー漏れを防止することができる。
請求項5の発明によれば、磁石の磁極を軸方向に配列する磁石を、現像剤保持体の周方向の最上流と最下流に配列すると共に磁性板寄りに配列する構成を備えない場合に比べて、より確実に周方向のトナー漏れを防止することができる。
請求項6の発明によれば、第1範囲における着磁パターンを形成する磁石と第2範囲における着磁パターンを形成する磁石とが互いに接する構成を備えない場合に比べて、より確実にトナー漏れを防止することができる。
請求項7の発明によれば、第1範囲における着磁パターンの少なくとも一部は、周方向に磁石の磁極を配列する第1周方向配列により形成され、第2範囲における着磁パターンの少なくとも一部は、周方向に磁石の磁極を配列する第2周方向配列であって、第1周方向配列の磁石とは軸方向の位置が異なる第2周方向配列により形成される構成を備えない場合に比べて、より確実にトナー漏れを防止することができる。
請求項8の発明によれば、第1範囲における着磁パターンの少なくとも一部は、第1方向に磁石の磁極を配列することにより形成され、第2範囲における着磁パターンの少なくとも一部は、第1方向とは異なる第2方向に磁石の磁極を配列することにより形成される構成を備えない場合に比べて、より確実にトナー漏れを防止することができる。
請求項9の発明によれば、第1方向は、現像剤保持体の周方向であり、第2方向は、現像剤保持体の軸方向である構成を備えない場合に比べて、より確実にトナー漏れを防止することができる。
請求項10の発明によれば、第1方向は、現像剤保持体の周方向であり、第2方向は、周方向及び現像剤保持体の軸方向と交差する方向である構成を備えない場合に比べて、より確実にトナー漏れを防止することができる。
請求項11の発明によれば、第1方向は、現像剤保持体の周方向及び現像剤保持体の軸方向と交差する第1交差方向であり、第2方向は、周方向、軸方向及び第1交差方向と交差する第2交差方向である構成を備えない場合に比べて、より確実にトナー漏れを防止することができる。
請求項12の発明によれば、端部の全周にわたって磁石及び磁性板を配置するために構成部品の変更を行う場合に比べ、トナー漏れを防止するためのコスト上昇を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成装置を説明する図である。
画像形成装置の現像器を説明する図である。
現像器のより具体的な構成を説明する斜視図である。
現像器を手前側部材の内面側から見た断面図である。
現像ロールと金属板とシート状磁石との関係を説明する断面図である。
現像ロールと金属板とシート状磁石との関係を説明する斜視図である。
着磁パターンの第1形態例を説明する図である。
着磁パターンの第2形態例を説明する図である。
着磁パターンの第3形態例を説明する図である。
着磁パターンの第4形態例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、画像形成装置1を説明する図である。
本実施形態に係る画像形成装置1は、給紙ユニット1Aと、印刷ユニット1Bと、排紙ユニット1Cとを備える。
給紙ユニット1Aは、記録媒体の一例としての用紙Pを収容する第1用紙収容部11~第4用紙収容部14を備える。
また、給紙ユニット1Aには、第1用紙収容部11~第4用紙収容部14の各々に対応して設けられ、各用紙収容部に収容された用紙Pを印刷ユニット1Bに接続された搬送経路に送り出す送り出しロール15~18が設けられている。
【0009】
印刷ユニット1Bは、用紙Pに画像を形成する画像形成部20を備える。また、印刷ユニット1Bには、画像形成装置1の各部を制御する制御部21が設けられている。
また、印刷ユニット1Bは、画像処理部22を備える。画像処理部22は、画像読取装置4やパーソナルコンピュータ(PC)5から送信されてきた画像データに対して画像処理を施す。
また、印刷ユニット1Bには、タッチパネルなどから構成され、ユーザに対する情報の通知を行うとともにユーザからの情報の入力を受け付けるUI(User Interface)23が設けられている。
【0010】
画像形成手段の一例としての画像形成部20には、一定の間隔を置いて並列的に配置される6つの画像形成ユニット30T,30P,30Y,30M,30C,30K(以下、単に「画像形成ユニット30」と称する場合がある)が設けられている。
各画像形成ユニット30は、矢印A方向に回転しながら静電潜像が形成される感光体ドラム31、感光体ドラム31の表面を帯電する帯電ロール32、感光体ドラム31上に形成された静電潜像を現像する現像器33、感光体ドラム31表面のトナー等を除去するドラムクリーナ34を備える。
感光体ドラム31は、像保持体の一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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