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公開番号
2025054513
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023163582
出願日
2023-09-26
発明の名称
放射線検出装置、放射線診断装置及びCT装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G01T
1/24 20060101AFI20250331BHJP(測定;試験)
要約
【課題】複数のセンサユニットを含む放射線検出装置を狭額縁化する。
【解決手段】放射線検出装置は、放射線を電荷に変換する半導体層をそれぞれが有しており、アレイを構成するように配置された複数のセンサユニットと、複数のセンサユニットに対して放射線の入射側に共通に設けられ、複数のセンサユニットの半導体層に電気的に接続される電極と、複数のセンサユニットのうちの2つ以上のセンサユニットの境界を通って延在する部分を含み、電極に結合される導電部材と、導電部材を通じて電極に電気的に接続される回路基板と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
放射線検出装置であって、
放射線を電荷に変換する半導体層をそれぞれが有しており、アレイを構成するように配置された複数のセンサユニットと、
前記複数のセンサユニットに対して放射線の入射側に共通に設けられ、前記複数のセンサユニットの前記半導体層に電気的に接続される電極と、
前記複数のセンサユニットのうちの2つ以上のセンサユニットの境界を通って延在する部分を含み、前記電極に結合される導電部材と、
前記導電部材を通じて前記電極に電気的に接続される回路基板と、を備える、放射線検出装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記複数のセンサユニットは、
前記半導体層で得られた電荷に基づく信号を処理する回路が実装された実装基板と、
前記半導体層と前記実装基板との間に位置するインタポーザと、をさらに含む、請求項1に記載の放射線検出装置。
【請求項3】
前記導電部材が延在する前記境界を構成する前記2つ以上のセンサユニットは、互いに結合された部分を含む、請求項1に記載の放射線検出装置。
【請求項4】
前記放射線検出装置は、前記複数のセンサユニットと、前記電極と、前記導電部材とをそれぞれが有しており、アレイを構成するように配置された複数のセンサセットを含む、請求項1に記載の放射線検出装置。
【請求項5】
前記複数のセンサセットのうちの1つのセンサセットは、前記複数のセンサセットのうちの他のセンサセットとは独立して交換可能である、請求項4に記載の放射線検出装置。
【請求項6】
前記複数のセンサセットは、各センサセットにおける前記導電部材の位置が同じである2つ以上のセンサセットを含む、請求項4に記載の放射線検出装置。
【請求項7】
前記複数のセンサセットによって構成されるアレイの中心と、1つのセンサセットに含まれる前記導電部材との距離は、前記複数のセンサセットによって構成されるアレイの中心と、当該1つのセンサセットの中心との距離よりも大きい、請求項4に記載の放射線検出装置。
【請求項8】
前記導電部材は、前記電極に一体成形されている、請求項1に記載の放射線検出装置。
【請求項9】
前記導電部材は、前記2つ以上のセンサユニットの前記境界に差し込まれたピン状部材又はワイヤ状部材である、請求項1に記載の放射線検出装置。
【請求項10】
前記導電部材は、前記複数のセンサユニットのうちの4つのセンサユニットの境界を通って延在する、請求項1に記載の放射線検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、放射線検出装置、放射線診断装置及びCT装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
放射線を電荷に変換する半導体層を有する放射線検出装置が提案されている。一部の放射線検出装置では、複数のセンサユニットを1次元又は2次元のアレイ状に配置することによって、大画面のセンサ面が形成される。特許文献1に記載された放射線検出装置では、複数の放射線検出素子の上面電極に共通の導電性シートが接着される。導電性シートの一端は、放射線画像検出モジュールから外側に向かって延在し、高電圧印加用の接続端子に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-155564号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数のセンサユニットによって構成される大画面の放射線検出装置においても、狭額縁化が求められる場合がある。特許文献1の構成では、導電性シートの一端が放射線画像検出モジュールからはみ出すため、十分な狭額縁化が困難である。本開示の1つの側面は、複数のセンサユニットを含む放射線検出装置を狭額縁化するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一部の実施形態では、放射線検出装置であって、放射線を電荷に変換する半導体層をそれぞれが有しており、アレイを構成するように配置された複数のセンサユニットと、前記複数のセンサユニットに対して放射線の入射側に共通に設けられ、前記複数のセンサユニットの前記半導体層に電気的に接続される電極と、前記複数のセンサユニットのうちの2つ以上のセンサユニットの境界を通って延在する部分を含み、前記電極に結合される導電部材と、前記導電部材を通じて前記電極に電気的に接続される回路基板と、を備える、放射線検出装置が提供される。
【発明の効果】
【0006】
本開示により、複数のセンサユニットを含む放射線検出装置を狭額縁化できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一部の実施形態によるCT装置の構成例を説明するブロック図。
一部の実施形態による放射線検出装置の構成例を説明する斜視図。
一部の実施形態によるセンサモジュールの構成例を説明する斜視模式図。
一部の実施形態によるセンサユニットの構成例を説明する断面図。
一部の実施形態によるセンサユニットの配置例を説明する模式図。
一部の実施形態によるセンサユニットの構成例を説明する断面図。
一部の実施形態によるセンサセットの配置例を説明する模式図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
以下の説明における放射線は、放射線崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線などの他に、同程度以上のエネルギを有するビーム、例えばX線や粒子線、宇宙線なども含んでもよい。なお、本願では、X線及びγ線などの光子と、β線やα線などの粒子をまとめて放射線光子と記載する場合がある。
【0010】
図1のブロック図を参照して、一部の実施形態に係るコンピュータ断層撮影(CT)装置100の構成例について説明する。CT装置100は、放射線発生部101、ウェッジ102、コリメータ103、放射線検出装置104、天板105、回転フレーム106、高電圧発生装置107、データ収集装置(DAS:Data Acquisition System)351、信号処理部109、表示部110、制御部111を備えてもよい。この構成は一例であり、CT装置100は他の構成を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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