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公開番号2025064253
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173858
出願日2023-10-05
発明の名称画像記録装置および画像記録方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 5/76 20060101AFI20250410BHJP(電気通信技術)
要約【課題】プレ記録期間にプレ記録用データを記録するようにした場合に想定される新たな課題に対処可能な画像記録装置を提供すること。
【解決手段】実記録の開始に先立って、撮像された画像の記録を開始するプレ記録が可能な画像記録装置である。画像記録装置は、実記録において画像を記録する記録媒体に対して、プレ記録で撮像された画像を記録する。また、画像記録装置は、プレ記録が実記録の開始以外の理由によって終了した場合に、プレ記録に用いた記録媒体から、終了したプレ記録に係る画像のデータを削除する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
実記録の開始に先立って、撮像された画像の記録を開始するプレ記録が可能な画像記録装置であって、
実記録において画像を記録する記録媒体に対して、プレ記録で撮像された画像を記録するプレ記録手段と、
前記プレ記録が実記録の開始以外の理由によって終了した場合に、前記プレ記録に用いた前記記録媒体から、終了した前記プレ記録に係る画像のデータを削除する削除手段を有する、ことを特徴とする画像記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記実記録の開始以外の理由が、プレ記録中に前記記録媒体および前記画像記録装置のいずれかに異常が発生したことである、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】
前記異常が、
前記記録媒体に対する書き込みエラーの発生頻度が閾値を超えたこと、
前記記録媒体の取り外しが検出されたこと、
データ書き込み用のバッファに格納されたデータ量の閾値超過または前記バッファのオーバフローが検出されたこと、
の1つ以上を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
【請求項4】
前記異常が、
前記画像記録装置の筐体内部または筐体の温度の異常、
前記画像記録装置の電源の瞬断、
前記画像記録装置の電源の電源電圧の異常、
の1つ以上が検出されたことである、ことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
【請求項5】
前記異常が、
前記画像記録装置の電源がオフされたこと、
前記画像記録装置の電池が取り外されたこと、
前記プレ記録が無効にされたこと、
の1つ以上が検出されたことである、ことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
【請求項6】
前記削除手段は、前記画像記録装置の起動時に、前記終了した前記プレ記録中に異常が発生したことを示すデータが前記画像記録装置に存在するかどうか確認し、前記データが存在すれば、前記記録媒体から、前記終了した前記プレ記録に係る画像のデータを削除する、ことを特徴とする請求項5に記載の画像記録装置。
【請求項7】
前記削除手段は、プレ記録の開始時に生成され、実記録の開始によってプレ記録が終了した際に削除されるデータが前記画像記録装置に存在するか否かに基づいて、前記終了した前記プレ記録に係る画像のデータが存在するか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項8】
前記削除手段は、未完の状態で記録が終了したことを示すデータを有するファイルが前記記録媒体に存在するか否かに基づいて、前記終了した前記プレ記録に係る画像のデータが存在するか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項9】
実記録の開始に先立って、撮像された画像の記録を開始するプレ記録が可能な画像記録装置が実行する画像記録方法であって、
実記録において画像を記録する記録媒体に対して、プレ記録で撮像された画像を記録することと、
前記プレ記録が実記録の開始以外の理由によって終了したと判定される場合に、前記プレ記録に用いた前記記録媒体から、終了した前記プレ記録に係る画像のデータを削除すること、を有することを特徴とする画像記録方法。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1から8のいずれか1項に記載の画像記録装置が有する各手段として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像記録装置および画像記録方法に関し、特にはプレ記録技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
動画を撮影可能な画像記録装置において、ユーザによる動画記録指示から一定時間遡った時点からの動画を記録するプレ記録機能が知られている(特許文献1)。
【0003】
プレ記録機能を実現するには、動画記録指示を待機している状態で、プレ記録の時間(以下、プレ記録期間)分の動画データを常に保持する必要がある。従来、プレ期間分の動画データ(以下、プレ記録用データ)は内蔵メモリ(RAM)にバッファリングしていた。プレ記録の利便性を高めるにはプレ記録期間は長い方がよいが、内蔵メモリの容量は必ずしも大きくない。そのため、従来、プレ記録期間は一般に数秒程度であった。また、動画記録指示があるまでプレ記録用データはメモリに保持されているだけで記録されない。そのため、電源の瞬断などによってプレ記録用データが失われる可能性があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-048009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
内蔵メモリにプレ記録用データを保持することに起因する上述の課題を緩和するため、画像データの記録先として用いる記録媒体または記憶装置にプレ記録を実施することが考えられる。
【0006】
しかしながら、プレ記録が異常終了した場合、ユーザの意図しないプレ記録データが記録媒体または記録装置に残されるという新たな課題が想定される。
【0007】
このような考察に鑑み、本発明はその一態様において、プレ記録期間にプレ記録用データを記録するようにした場合に想定される新たな課題に対処可能な画像記録装置および画像記録方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明はその一態様において、実記録の開始に先立って、撮像された画像の記録を開始するプレ記録が可能な画像記録装置であって、実記録において画像を記録する記録媒体に対して、プレ記録で撮像された画像を記録するプレ記録手段と、プレ記録が実記録の開始以外の理由によって終了した場合に、プレ記録に用いた記録媒体から、終了したプレ記録に係る画像のデータを削除する削除手段を有する、ことを特徴とする画像記録装置を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、プレ記録期間にプレ記録用データを記録するようにした場合に想定される新たな課題に対処可能な画像記録装置および画像記録方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係るデジタルカメラの機能構成例を示すブロック図
実施形態に係る記録制御動作に関するフローチャート
実施形態で用いるプレクリップ情報の例を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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