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公開番号2025073025
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-12
出願番号2023183590
出願日2023-10-25
発明の名称撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03B 9/02 20210101AFI20250501BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 撮像装置の動きに応じて交換レンズ絞り駆動の切り替えることでシャッターや撮像素子の劣化を防ぎつつ撮像装置の起動時間を短縮する。
【解決手段】 交換レンズを着脱可能な撮像装置であって、前記交換レンズの絞りの駆動を制御する制御手段と、該撮像装置の動きを検出する動き検出手段と、を有し、前記制御手段は、該撮像装置の電源が切られると該撮像装置に装着されている前記交換レンズの絞りを第1の状態とし、前記制御手段は、該撮像装置の電源が切られた状態で前記動き検出手段が、所定の時間内に所定の角度以上の動きを検知したかに応じて、前記制御手段が前記交換レンズの絞りを制御する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
交換レンズを着脱可能な撮像装置であって、
前記交換レンズの絞りの駆動を制御する制御手段と、
該撮像装置の動きを検出する動き検出手段と、を有し、
前記制御手段は、該撮像装置の電源が切られると該撮像装置に装着されている前記交換レンズの絞りを第1の状態とし、
前記制御手段は、該撮像装置の電源が切られた状態で前記動き検出手段が、所定の時間内に所定の角度以上の動きを検知したかに応じて、前記制御手段が前記交換レンズの絞りを制御することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記動き検出手段が前記所定の時間内に前記所定の角度以上の動きを検出した場合、前記制御手段は前記交換レンズの絞りを前記第1の状態に保持することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記所定の角度とは前記交換レンズごとに定まった値であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記交換レンズのキャップが装着されているかを判定する判定手段をさらに備え、
前記判定手段が前記交換レンズにキャップが装着されていると判定した場合、前記制御手段は前記撮像装置の電源が切られた状態において、前記交換レンズの絞りを前記第1の状態で保持することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記判定手段が、前記交換レンズにキャップが装着されていると判定している間、前記動き検出手段は動きの検出を停止することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記判定手段が、前記交換レンズにキャップが装着されていないと判定した場合、前記動き検出手段は動きの検出を再開することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記動き検出手段が前記所定の時間内に前記所定の角度以上の動きを検出しなかった場合、前記制御手段は前記交換レンズの絞りを前記第1の状態とは異なる第2の状態とすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記動き検出手段が前記所定の時間内に前記所定の角度以上の動きを検出しているが、前記撮像装置の電源が切られた状態が前記所定の時間より長い第1の時間以上となる場合、前記制御手段は前記交換レンズの絞りを前記第1の状態とは異なる第2の状態とする、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記交換レンズへの入光を検知する検知手段をさらに備え、
前記検知手段が入光を検知した場合は、前記制御手段が前記交換レンズの絞りを前記第1の状態とは異なる第2の状態とすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記第1の状態とは前記交換レンズの絞りが開放の状態であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、可変絞りを有する交換レンズ装置が着脱可能、もしくは可変絞りを有するレンズ装置を備えた撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
可変絞りを有する交換レンズ装置には、撮像装置の電源がOFF(オフ)の状態において、交換レンズ装置を通った外光が撮像装置内のシャッターや撮像素子に照射されて劣化することを防止するために、可変絞りを閉状態に絞り込むものがある。その後、電源がオンの状態となると、測光を開始するために可変絞りを開の状態に駆動する。特許文献1では交換レンズ装置が撮像装置に装着された際に撮像装置からの電源供給を検出することに応じて、撮像装置から可変絞りを制御するための通信を受けることなく駆動手段に可変絞りを閉状態から開状態に駆動させる発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-128266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、毎回の起動であらかじめ可変絞りを開状態にしておくことが出来るわけではなく、起動に時間がかかってしまう場合があった。しかし、起動を高速化するために電源がOFFの時に可変絞りを常に開状態にした場合、レンズ装置を通った外光が撮像装置内のシャッターや撮像素子に照射されて劣化を引き起こす可能性がある。そこで、撮像装置の状態に応じて可変絞りを適切に制御することが必要である。
【0005】
そこで本発明は、撮像装置の動きに応じてレンズの絞りの駆動を切り替えることでシャッターや撮像素子の劣化を防ぎつつ撮像装置の起動時間を短縮することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、交換レンズを着脱可能な撮像装置であって、前記交換レンズの絞りの駆動を制御する制御手段と、該撮像装置の動きを検出する動き検出手段と、を有し、前記制御手段は、該撮像装置の電源が切られると該撮像装置に装着されている前記交換レンズの絞りを第1の状態とし、前記制御手段は、該撮像装置の電源が切られた状態で前記動き検出手段が、所定の時間内に所定の角度以上の動きを検知したかに応じて、前記制御手段が前記交換レンズの絞りを制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によればシャッターや撮像素子の劣化を防ぎつつ、撮像装置の起動時間を短縮した撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るカメラ本体と交換レンズの構成を示すブロック図。
本発明の通信処理に係る通信部の構成例を示すブロック図。
カメラの電源がOFF(オフ)の時の動作検知によるレンズの絞り駆動処理を示す図。
角度の変化に基づくカメラの動作検知を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
(第1の実施形態)
以下、図1等を参照して、本発明の第1の実施形態に係る撮像システムの構成および処理の流れについて説明する。本実施形態では、撮像装置としてデジタルカメラを例示するが、これに限られるものではない。例えば可変絞りを有する交換式のレンズと接続された撮像装置、可変絞りを有する光学系を内蔵したスマートフォンやタブレットなど、撮像機能を有する電子器にも本発明を適用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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