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公開番号
2025072233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182842
出願日
2023-10-24
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/76 20230101AFI20250430BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 霧霞除去機能の設定を変更した場合の画像の輝度変化を抑制すること。
【解決手段】 画像を取得する取得手段と、画像の輝度を算出する算出手段と、画像における霧または霞による影響を低減するための画像処理を実行する画像処理手段と、画像処理手段による画像処理の強度を設定する設定手段と、設定手段によって設定された強度に基づいて、画像処理の強度を段階的に変更する変更手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を取得する取得手段と、
前記画像の輝度を算出する算出手段と、
前記画像における霧または霞による影響を低減するための画像処理を実行する画像処理手段と、
前記画像処理手段による前記画像処理の強度を設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定された前記強度に基づいて、前記画像処理の強度を段階的に変更する変更手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記算出手段は、前記画像処理の強度が変更される前に取得された画像の輝度と前記画像処理の強度が変更された後に取得された画像の輝度との輝度変化を算出し、
前記変更手段は、前記輝度変化が所定の範囲内に収まるように前記画像処理の強度を段階的に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記変更手段は、前記設定手段によって設定された前記強度と、現在の前記画像処理の強度との差が所定の閾値より大きい場合、前記画像処理の強度を段階的に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記変更手段は、設定手段によって設定された前記強度と、現在の前記画像処理の強度との差が所定の閾値より大きい場合、前記輝度変化が所定の範囲内に収まるように前記画像処理の強度を段階的に変更することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記設定手段は、前記画像処理手段による画像処理を有効または無効にするかを設定し、
前記変更手段は、前記設定手段が前記画像処理手段による画像処理を有効から無効に変更した場合、前記画像処理の強度を段階的に小さくなるように変更することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記設定手段は、前記画像処理手段による画像処理を有効または無効にするかを設定し、
前記変更手段は、前記設定手段が前記画像処理手段による画像処理を無効から有効に変更した場合、前記画像処理の強度を段階的に大きくするように変更することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記画像の露出を制御する露出制御手段を更に有し、
前記変更手段は、前記露出制御手段の所定の露出範囲に基づいて、前記画像処理の強度を段階的に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
画像を取得する取得工程と、
前記画像の輝度を算出する算出工程と、
前記画像における霧または霞による影響を低減するための画像処理を実行する画像処理工程と、
前記画像処理工程における前記画像処理の強度を設定する設定工程と、
前記設定工程で設定された前記強度に基づいて、前記画像処理の強度を段階的に変更する変更手段と、
を有することを特徴とする画像処理方法。
【請求項9】
前記算出工程では、前記画像処理の強度が変更される前に取得された画像の輝度と前記画像処理の強度が変更された後に取得された画像の輝度との輝度変化を算出し、
前記変更工程では、前記輝度変化が所定の範囲内に収まるように前記画像処理の強度を段階的に変更するとことを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項10】
前記変更工程では、前記設定工程で設定された前記強度と、現在の前記画像処理の強度との差が所定の閾値より大きい場合、前記輝度変化が所定の範囲内に収まるように前記画像処理の強度を段階的に変更することを特徴とする請求項2に記載の画像処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
カメラで撮影した画像において霧や霞などにより画像の視認性が低下してしまう場合がある。そこで従来、霧霞除去機能と呼ばれる霧や霞を除去することで画像を明瞭にする技術が知られている。特許文献1では、入力された画像から霧や霞の発生有無を判定し、霧霞除去機能の有効/無効を切り替える技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-093474
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、霧霞除去機能の設定を変更した場合の画像の輝度変化を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る画像処理装置は、画像を取得する取得手段と、前記画像の輝度を算出する算出手段と、前記画像における霧または霞による影響を低減するための画像処理を実行する画像処理手段と、前記画像処理手段による前記画像処理の強度を設定する設定手段と、前記設定手段によって設定された前記強度に基づいて、前記画像処理の強度を段階的に変更する変更手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、霧霞除去機能における画像の急激な輝度変化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像処理装置の機能ブロック図
画像処理装置の動作を示すフローチャート
霧霞除去による輝度値の変化
画像処理装置の機能ブロック図
画像処理装置の動作を示すフローチャート
画像処理装置の霧霞除去設定変更値を算出するフローチャート
霧霞除去による輝度値の変化
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。
【0009】
<実施形態1>
(ハードウェア構成)
図1(a)を参照して本実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成について説明する。図1(a)に示すように、撮像装置100は、撮像光学系106、撮像素子107および本実施形態に係る画像処理装置110を含む。画像処理装置110は撮像装置100内に含まれ得るが撮像装置100と別体であってもよい。撮像光学系106は、ズームレンズやフォーカスレンズなど、少なくとも1つのレンズを含んでいる。また、撮像光学系106は絞りやシャッターを含み得る。撮像光学系106に入射した被写体からの光を集光し、撮像素子107に被写体の像を形成する。撮像素子107は、被写体の像を撮像し、画像データとして出力する光電変換素子である。
【0010】
画像処理装置110は、CPU101、RAM102、ROM103、HDD(ハードディスクドライブ)I/F(インターフェース)104、HDD105、入力I/F108、出力I/F109、システムバス1010を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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