TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025054512
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023163581
出願日2023-09-26
発明の名称情報処理装置、方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06T 11/80 20060101AFI20250331BHJP(計算;計数)
要約【課題】統一感がありユーザが意図するブランドの印象を表現する複数の商材を生成して表示する情報処理装置を提供する。
【解決手段】商材のコンテンツとブランドデザインと印象の指定と商材の条件とに基づいて、第1の商材種類に対応する複数の商材データを生成する。商材のコンテンツとブランドデザインと印象の指定と商材の条件とに基づいて、第2の商材種類に対応する複数の商材データを生成する。第1の商材種類に対応する複数の商材データに含まれる第1商材データと、第2の商材種類に対応する複数の商材データに含まれる第2商材データとに基づいて、商材画像を表示する。第1商材データと第2商材データは、コンテンツの類似性が最も高く且つブランドデザインの類似性が最も高い組み合わせの商材データである。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
商材のコンテンツを受け付ける第1受付手段と、
ブランドデザインを受け付ける第2受付手段と、
商材がユーザに与える印象の指定を受け付ける第3受付手段と、
前記商材の条件を受け付ける第4受付手段と、
前記第1受付手段により受け付けた前記コンテンツと前記第2受付手段により受け付けた前記ブランドデザインと前記第3受付手段により受け付けた前記印象の指定と前記第4受付手段により受け付けた前記商材の条件とに基づいて、第1の商材種類に対応する複数の商材データを生成する第1生成手段と、
前記第1受付手段により受け付けた前記コンテンツと前記第2受付手段により受け付けた前記ブランドデザインと前記第3受付手段により受け付けた前記印象の指定と前記第4受付手段により受け付けた前記商材の条件とに基づいて、第2の商材種類に対応する複数の商材データを生成する第2生成手段と、
前記第1生成手段により生成された前記複数の商材データに含まれる第1商材データと、前記第2生成手段により生成された前記複数の商材データに含まれる第2商材データとに基づいて、商材画像を表示する表示手段と、
を備え、
前記表示手段により表示される前記第1商材データと前記第2商材データは、前記第1生成手段により生成された前記複数の商材データと前記第2生成手段により生成された前記複数の商材データとから得られる複数の組み合わせにおいて、前記コンテンツの類似性が最も高く且つ前記ブランドデザインの類似性が最も高い組み合わせの商材データである、
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記複数の組み合わせのそれぞれについて、前記コンテンツの類似性を取得する第1取得手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1取得手段は、前記コンテンツの類似性として、前記第1商材データのコンテンツとしての画像に含まれる色と前記第2商材データのコンテンツとしての画像に含まれる色との類似性を取得することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記複数の組み合わせのそれぞれについて、前記ブランドデザインの類似性を取得する第2取得手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第2取得手段は、前記ブランドデザインの類似性として、前記第1商材データで表される配色と前記第2商材データで表される配色との類似性を取得することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第2取得手段は、前記ブランドデザインの類似性として、前記第1商材データで表される背景の絵柄と前記第2商材データで表される背景の絵柄との類似性を取得することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2取得手段は、前記ブランドデザインの類似性として、前記第1商材データで表されるロゴと前記第2商材データで表されるロゴとの類似性を取得することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第2取得手段は、前記ブランドデザインの類似性として、前記第1商材データのコンテンツとしてのテキストで指定されるフォントと前記第2商材データのコンテンツとしてのテキストで指定されるフォントとの類似性を取得することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第1取得手段により取得された前記コンテンツの類似性と前記第2取得手段により取得された前記ブランドデザインの類似性とに基づいて、前記表示手段による表示の対象となる組み合わせを選択する選択手段をさらに備え、
前記表示手段は、前記選択手段により選択された組み合わせの前記第1商材データと前記第2商材データとを表示する、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第1生成手段により生成された前記複数の商材データそれぞれの印象を推定する第1推定手段と、
前記第2生成手段により生成された前記複数の商材データそれぞれの印象を推定する第2推定手段と、
を備え、
前記選択手段は、前記第1生成手段により生成された前記複数の商材データそれぞれについて推定された印象と、前記第2生成手段により生成された前記複数の商材データそれぞれについて推定された印象とに基づいて、前記表示手段による表示の対象となる組み合わせを選択する、
ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、ポスターを構成する画像、文字、グラフィックなどの形状や配置といった情報を格納するテンプレートを用意しておき、自動的に画像や文字、グラフィックなどをテンプレートに従って配置することでポスターを生成することが知られている。特許文献1では、テンプレートの印象評価値と画像の印象評価値との差異が小さい順にテンプレートを選択してポスターを生成することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-59123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、ユーザの意図する印象を表現している商材を生成することは何ら考慮されていない。さらには、一つの種類の商材だけでなく、複数種類の商材間で異なる画像が用いられる場合に、統一的なデザインであると認識できるような複数商材の生成については何ら考慮されていない。
【0005】
本発明は、統一感がありユーザが意図するブランドの印象を表現する複数の商材を生成して表示する情報処理装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、商材のコンテンツを受け付ける第1受付手段と、ブランドデザインを受け付ける第2受付手段と、商材がユーザに与える印象の指定を受け付ける第3受付手段と、前記商材の条件を受け付ける第4受付手段と、前記第1受付手段により受け付けた前記コンテンツと前記第2受付手段により受け付けた前記ブランドデザインと前記第3受付手段により受け付けた前記印象の指定と前記第4受付手段により受け付けた前記商材の条件とに基づいて、第1の商材種類に対応する複数の商材データを生成する第1生成手段と、前記第1受付手段により受け付けた前記コンテンツと前記第2受付手段により受け付けた前記ブランドデザインと前記第3受付手段により受け付けた前記印象の指定と前記第4受付手段により受け付けた前記商材の条件とに基づいて、第2の商材種類に対応する複数の商材データを生成する第2生成手段と、前記第1生成手段により生成された前記複数の商材データに含まれる第1商材データと、前記第2生成手段により生成された前記複数の商材データに含まれる第2商材データとに基づいて、商材画像を表示する表示手段と、を備え、前記表示手段により表示される前記第1商材データと前記第2商材データは、前記第1生成手段により生成された前記複数の商材データと前記第2生成手段により生成された前記複数の商材データとから得られる複数の組み合わせにおいて、前記コンテンツの類似性が最も高く且つ前記ブランドデザインの類似性が最も高い組み合わせの商材データであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、統一感がありユーザが意図するブランドの印象を表現する複数の商材を生成して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
複数商材生成装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。
複数商材作成アプリケーションのソフトウェアブロック図である。
スケルトンを示す図である。
配色パターンのテーブルを示す図である。
アプリ起動画面を示す図である。
複数商材プレビュー画面を示す図である。
印象定量化処理を示すフローチャートである。
印象の主観評価方法を説明する図である。
複数商材生成処理を示すフローチャートである。
スケルトンの選択を説明する図である。
配色パターン印象テーブルを示す図である。
レイアウト部のソフトウェアブロック図である。
S911の処理を示すフローチャートである。
レイアウト部に入力される情報を説明する図である。
レイアウト部の処理の過程を説明する図である。
目標印象の設定およびブランド情報の設定を行うUIを示す図である。
複数商材作成アプリケーションのソフトウェアブロック図である。
複数商材生成処理を示すフローチャートである。
組み合わせ生成部が使用するテーブルを説明する図である。
2ループ目以降のS1802の動作を説明する図である。
デザイン要素間の重みを決定する主観評価を説明する図である。
デザイン要素間の重みを決定する主観評価を説明する図である。
アプリ起動画面を示す図である。
「保存した商材を反映」ボタンを押下したときのフローチャートである。
アプリ起動画面を示す図である。
複数商材プレビュー画面を示す図である。
複数商材生成処理を示すフローチャートである。
商材セットの組み合わせを示す図である。
目標印象と画像特徴量を対応づけたテーブルを示す図である。
ガンマ補正を行うときのガンマカーブを示す図である。
色温度補正を行うときのRGB倍率を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
[第1実施形態]
本実施形態において、「商材」とは、ポスターやパンフレット、お店のメニュー、ポストカードなどの印刷物であり、例えば、ユーザに対する広告媒体のデザインことである。本実施形態において「ブランド」とは、企業や店舗のアイデンティティ(企業理念やビジョン、行動指針、特色)をデザインで表現したものである。ブランドを広くユーザに認知してもらうためには、一貫した世界観を持ったデザインを持って、ユーザにメッセージを伝えていく必要がある。ブランドを認知させるために重要となるのは、一貫した世界観を持った統一感のあるデザインである。そのためには、ユーザとの接点である、商品パッケージ、店舗デザイン、広報用商材(Webサイト、パンフレット、ポスター、名詞、ポストカード)に対して統一感のあるデザインとする必要がある。統一感のあるデザインとなるためには、複数商材間で類似するデザイン要素を含む必要がある。デザイン要素とは、一例として、ロゴ(シンボルマーク)、フォント、絵柄、色がある。このデザイン要素を複数商材間で含むことができると、統一感のあるデザインであると感じられ、一貫した世界観をユーザに認知してもらうことができる。本実施形態は、複数の商材に対して、統一感がありユーザが意図するブランドの印象を表現するデザインを自動生成することができる。これにより、デザイン知識の無いユーザであっても、ブランドを認知させるための複数の商材を生成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
今日
キヤノン株式会社
トナー
今日
キヤノン株式会社
トナー
今日
キヤノン株式会社
トナー
今日
キヤノン株式会社
培養装置
今日
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
キヤノン株式会社
培養装置
今日
キヤノン株式会社
撮像装置
今日
キヤノン株式会社
培養装置
今日
キヤノン株式会社
定着装置
今日
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
情報機器
8日前
キヤノン株式会社
記録装置
1日前
キヤノン株式会社
光学装置
1日前
キヤノン株式会社
光学機器
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
現像装置
3日前
キヤノン株式会社
現像装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
8日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
1日前
キヤノン株式会社
無線通信装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
続きを見る