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公開番号
2025053924
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023163052
出願日
2023-09-26
発明の名称
折り畳み可能なリユース用パレット
出願人
個人
代理人
主分類
B65D
19/22 20060101AFI20250331BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】少量のリユースパレットの回収が可能なキューブ形状に折り畳むことができるリユースパレットを提供する。
【解決手段】リユース用パレットを4分割して、4つの、4分割パレット共通部品1、2、3、4にし、4分割パレット共通部品同士を蝶番5-1で連結させ、それぞれ山折と谷折りができるように組み合わせて4つに折りに畳んでキューブ形状に近づけて、割安で運びやすい折りたたみ可能なリユースパレットにした。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
物流用パレットにおいて、そのパレットを4分割した4台の4分割パレット共通部品にし、それらを、それぞれ蝶番で連結して、その4分割パレット共通部品4台を蝶番で、山折及び谷折りをさせて4つ折りを可能にし、パネル形状のパレットを、出来るだけキューブ形状に折りたたむことができるようにした、折り畳み可能なリユース用パレット。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
請求項1の折りたたみ可能なリユース用パレットにおいて、4分割した4分割パレット共通部品、2台を同じ方向に1辺が接するように並べ、その接したところから直角方向に、天面からみて、谷折りに折りたためるように蝶番で連結したものを2セット作り、その連結した4分割パレット共通部品2セットを長手水平方向から見て前後に接するように並べ、その、長手水平方向に対して水平に、中央から右半分、或いは、左半分のどちらかを、底面から、長手水平方向に対して、蝶番で並行に連結し、長手水平方向から並行に山折りができるようにした4つ折りが出来る折り畳み可能なリユース用パレット。
【請求項3】
請求項1の折りたたみ可能なリユース用パレットにおいて、そのパレットを4分割させた4分割パレット共通部品を同じ方向に4台それぞれ接するように並べ、その接した場所に蝶番で直角に山折と谷折りして、ジャバラ状に折りたたむことが出来る、長尺用の折り畳み可能なリユース用パレット。
【請求項4】
請求項1の折りたたみ可能なリユース用パレットにおいて、4分割パレット共通部品2台をプラスチックボードの天板又は底板に、折れ線を設けさせ、蝶番の役目と天板又は底板を兼ねさせた、折り畳み可能なリユース用パレット。
【請求項5】
請求項1の折りたたみ可能なリユース用パレットにおいて、4分割パレット共通部品2台を紙製の天板又は底板に、折れ線を設けさせ、蝶番の役目と天板又は底板を兼ねさせた、折り畳み可能なリユース用パレット。
【請求項6】
請求項1の折りたたみ可能なリユース用パレットにおいて、4分割パレット共通部品2台をゴム製シートの天板又は底板に、折れ線を設けさせ、蝶番の役目と天板又は底板を兼ねさせた、折り畳み可能なリユース用パレット。
【請求項7】
請求項1の折りたたみ可能なリユース用パレットにおいて、4分割パレット共通部品がプラスチックの一体成型、又は一部分が一体成型になった折り畳み可能なリユース用パレット。
【請求項8】
請求項1の折りたたみ可能なリユース用パレットにおいて、4分割パレット共通部品の一部共通でない部品にした折り畳み可能なリユース用パレット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
物流用のパレットであり、荷物をパレット輸送後、リユースするために、使用後のパレットを輸送先から回収するパレットが少ロットであれば、トラックのチャーター便やトラックの帰り便での回収は、割高な運賃になるため回収が困難であった。少ロットの荷物を安価に運ぶ手段として、路線便や宅配便などの小口配送便が適しているが、荷物一個あたりの運賃契約でキューブ形状に近いものは割安で,パレットのようなパネル形状の物は割高になる運賃が課題であった。それを、解消さすため、パネル形状のパレットを、長さと幅と高さの差が少ないキューブ形状に折り畳みができるようにして、より安価な運賃基準で回収できるようにした折り畳みが可能なリユース用パレットである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、物流用のパレットは、環境面から使い捨てのワンウエイパレットより、出来るだけ再利用出来るリユース用パレットが望まれている。しかし、少ロットの荷物輸送の場合、荷物を運んだ後のパレットの大半は回収できず、廃棄されたり紛失したりしている背景がある。
【0003】
少ロットの荷物を、リユース用パレットで送り先に運んだ後、そのリユース用パレットを送り主が安価で回収する手段としては、チャーター便や直送便のトラックの帰り便を利用した方法が一般的である。しかし、小ロットのパレットをリユースするには、リユース用パレットの回収コストに適した量まで貯めておかねばならなかった為に、紛失ロスや、在庫場所に無駄な費用を要していた背景がある。
【0004】
大ロット荷物の輸送であれば、リユース用パレットの回収は、チャーター便や直送便などで荷物を送り先に届けた後、それらのトラック帰り便が利用できたが、少ロットのリユース用パレットの回収はそれらのトラックの帰り便はコスト面などで課題があった。その解決策としては路線便や宅配便の小口配送便が適しているが、荷物一個あたりの契約運賃のため運賃が割高になる課題があった。
【0005】
従来の宅配業者や路線便業者の運賃基準は、荷物の距離と重量と体積で算出した運賃表で決めていたが、近年、体積計算基準を簡易にして、運ぶ荷物の長さの1辺プラス、幅の1辺プラス高さの1辺の合計数値で運賃表の体積の計算基準にするようになった。この運賃の計算基準では、同じ体積であっても、パレットのようなに長さと幅に対して高さが極端に小さいパネル形状では、その運賃が割高になっている。そこで、そのパレットの長さと幅と高さの大きさの差が少ないキューブ形状に折り畳むことができれば運賃が割安にできるという背景ができた。
【0006】
運送方法を大きく分けて、宅配便、路線便、共同配送便、直送便、チャーター便があるが、宅配便、路線便、共同配送便は荷物一個あたりの運賃契約であるため少ロットのリユース用パレットの回収には、車単位の契約である直送便やチャーター便より小ロットの運送条件に適している背景もある。
【0007】
以前は、宅配便や、路線便の小口配送便運賃は荷物1個当たりの契約運賃であり、その計算方式は、距離に実祭の重量値の運賃と体積から出した運賃を比較して、その運賃の大きいほうを運賃基準として算出されていた。
【0008】
現在、多くの小口配送の路線便や宅配便は荷物の体積計算基準が、簡易な計算法で行われだした。すなわち、荷物の長さの一辺プラス、幅の一辺プラス、高さの一辺の合計数値を運賃表の体積の計算基準にする方式に変わって来た。同じ体積の荷物であっても、パレットのような長さと幅に対して高さが極端に小さいパネル形状と、その高さ、幅、長さの寸法の大きさがあまり違わないキューブ形状では、キューブ形状の方が運賃の計算基準が安くなっている背景が出来た。
【0009】
小口配送便で、1台から安価でリユース用パレットを輸送先から回収するためには、長さの一辺プラス、幅の一辺プラス、高さの一辺の合計がパネル形状より、キューブ形状にするほうが計算数値は小さくなり運賃が割安になる。例えば、100センチ×100センチ×12センチのパレットをこの計算基準で算出すれば、長さの1辺プラス、幅の1辺プラス、高さの1辺の合計数値は212センチであるのに対し、4つ折りに折り畳んだ、折り畳み可能なリユース用パレットでは、長さの1辺の50センチプラス、幅の1辺の50センチプラス、高さの1辺の48センチで合計数値は148センチである。
【0010】
少ロットのリユース用パレットの回収には企業間物流の路線便の小口配送便が最も適していると思われる。また、小口配送便は、手積み、手降しの荷役方法が基本であり人が持ち運びやすい形状と大きさにする必要もあった。
(【0011】以降は省略されています)
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