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公開番号2025053859
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023162935
出願日2023-09-26
発明の名称検出器の取付構造
出願人ダイムラー トラック エージー
代理人個人,弁理士法人真田特許事務所
主分類G01S 7/03 20060101AFI20250331BHJP(測定;試験)
要約【課題】検出器の検知性とアオリの回動角度との双方を確保することのできる、検出器の取付構造を提供する。
【解決手段】荷台の側部に回動可能に取り付けられたアオリを有する車両の側方を検知範囲とする検出器8の取付構造1は、ブラケット10を備えている。ブラケット10は、車両のフレーム4に固定された固定部11と、固定部11から車幅方向D2の外側へ延出した延出部12と、延出部12よりも車幅方向D2の外側であって車両の側面視でアオリの回動軌跡と重ならない位置に検出器8を搭載する搭載部13とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
荷台の側部に回動可能に取り付けられたアオリを有する車両の側方を検知範囲とする検出器の取付構造であって、
前記車両のフレームに固定された固定部と、前記固定部から車幅方向外側へ延出した延出部と、前記延出部よりも車幅方向外側であって前記車両の側面視で前記アオリの回動軌跡と重ならない位置に前記検出器を搭載する搭載部とを有するブラケットを備えた
ことを特徴とする、検出器の取付構造。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記搭載部は、前記車両の車長方向から視て前記車両のタイヤと重なる位置に設けられる
ことを特徴とする、請求項1に記載の検出器の取付構造。
【請求項3】
前記延出部は、周辺部材を避けるように湾曲した形状である
ことを特徴とする、請求項1に記載の検出器の取付構造。
【請求項4】
前記搭載部に搭載された前記検出器の一部を覆うカバーを備えた
ことを特徴とする、請求項1に記載の検出器の取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本件は、アオリを有する車両の側方を検知範囲とする検出器の取付構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、安全性を向上させる技術として、車両の側方に設けられた検出器(センサ、レーダ、ライダー等)を用いて車両の側方に存在する他車両や自転車、歩行者などを検知し、車両のドライバへ警報を出力したり車両を自動で制動したりする技術が用いられている。例えば特許文献1には、車両のフェンダパネルに固定された取付ブラケットに周辺情報検出センサを固定した構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-082922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような検出器は、検知性の確保のために、車体よりも車幅方向の外側に所定寸法内であれば突出させてもよいことがレギュレーションで規定される場合がある。一方、荷台を有するトラックやトレーラ等の車両では、積載物の落下防止のために、荷台の側部(左右)に板状のアオリが回動(起倒)可能に設けられることがある。このようなアオリを有する車両において、検出器が荷台よりも車幅方向の外側に突出した状態で設置されると、倒された(開放された)アオリと干渉する虞がある。
【0005】
そこで、検出器とアオリとの干渉を回避するために、アオリの回動角度を制限することが考えられる。しかし、アオリの回動角度が大きな制限を受けることでアオリが十分に倒れなくなると、積荷や荷下ろしなどの作業性の低下を招く虞がある。このように、従来の技術では検出器とアオリとの干渉が考慮されていないため、検出器とアオリとの干渉を回避する場合に、検出器の検知性とアオリの回動角度との双方を確保するうえで改善の余地がある。
【0006】
本件は、上記のような課題に鑑み創案されたものであり、検出器の検知性とアオリの回動角度との双方を確保することのできる、検出器の取付構造を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本件は上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現できる。
本適用例に係る検出器の取付構造は、荷台の側部に回動可能に取り付けられたアオリを有する車両の側方を検知範囲とする検出器の取付構造であって、前記車両のフレームに固定された固定部と、前記固定部から車幅方向外側へ延出した延出部と、前記延出部よりも車幅方向外側であって前記車両の側面視で前記アオリの回動軌跡と重ならない位置に前記検出器を搭載する搭載部とを有するブラケットを備えたことを特徴としている。
【0008】
本適用例によれば、フレームに固定された固定部から車幅方向外側へ延出した延出部よりも更に車幅方向外側に検出器を搭載する搭載部が設けられるため、車体よりも車幅方向外側に検出器を突出させて搭載することが容易となり、検出器の検知性を確保できる。また、搭載部がアオリの回動軌跡と重ならない位置に検出器を搭載するため、回動するアオリと検出器との干渉を回避できる。これにより、アオリの回動角度を確保できる。
【0009】
本適用例に係る検出器の取付構造において、前記搭載部は、前記車両の車長方向から視て前記車両のタイヤと重なる位置に設けられてもよい。
【0010】
仮に、検出器が、タイヤよりも上方であってキャブの直後方に設置されると、キャブと干渉する虞がある。これに対し、上記のように車長方向から視てタイヤと重なる位置に搭載部が設けられれば、キャブと検出器との干渉を回避できる。
(【0011】以降は省略されています)

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