TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025050232
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158922
出願日2023-09-22
発明の名称動特性測定装置
出願人倉敷化工株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類G01N 3/00 20060101AFI20250327BHJP(測定;試験)
要約【課題】低周波領域でのワークの動特性を精度よく測定する。
【解決手段】動特性測定装置1は、ワークWに対して上側Z1に配置され且つワークWを保持する上側マス60と、ワークWに対して下側Z2に配置され且つワークWを保持する下側マス20と、基礎Gに載置されるフレーム10と、上側マス60をフレーム10に対して支持する上側防振ゴム70と、下側マス20をフレーム10に対して支持する下側防振ゴム30と、ワークWに対して振動Eを与える加振機40と、加振機40によりワークWに対して与えられる荷重Fを検出するロードセル80と、ロードセル80により検出された荷重Fに基づいてワークWの動バネ定数Kを測定するコントローラ100と、を備える。上側マス60は、フレーム10に対して上側防振ゴム70によって吊られている。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
ワークに対して上下方向における上側及び下側のうちの一方側に配置され且つ前記ワークを保持する第1質量体と、
前記ワークに対して前記上下方向における上側及び下側のうちの他方側に配置され且つ前記ワークを保持する第2質量体と、
基礎に載置されるフレームと、
前記第1質量体を前記フレームに対して支持する第1弾性体と、
前記第2質量体を前記フレームに対して支持する第2弾性体と、
前記ワークに対して振動を与える加振機と、
前記加振機により前記ワークに対して与えられる荷重を検出する荷重センサと、
前記荷重センサにより検出された前記荷重に基づいて前記ワークの動特性を測定するコントローラと、を備え、
前記第1質量体は、前記フレームに対して前記第1弾性体によって吊られている、動特性測定装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記第1質量体は、球形状である、請求項1に記載の動特性測定装置。
【請求項3】
前記荷重センサは、前記ワークに対して前記第1質量体の側に配置されており、
前記加振機は、前記ワークに対して前記第2質量体の側に配置されている、
請求項1又は2に記載の動特性測定装置。
【請求項4】
前記第1質量体は、前記ワークに対して上側に配置されており、
前記第2質量体は、前記ワークに対して下側に配置されている、請求項1又は2に記載の動特性測定装置。
【請求項5】
前記第1質量体と前記第1弾性体との合体としての固有振動数は、10Hz以下である、請求項1又は2に記載の動特性測定装置。
【請求項6】
前記第1質量体の単体としての固有振動数は、5000Hz以上である、請求項1又は2に記載の動特性測定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、動特性測定装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ワークの動特性を測定するための動特性測定装置が知られている。特許文献1に係る動特性測定装置は、基部と、基部の上部にエアばねを介してフローティング状態とすることを可能に載置された支持部と、基部と支持部との間に取付けられた被試験体の基部の側に設けられ且つ被試験体に振動を加える動電加振機と、被試験体の支持部の側に設けられ且つ被試験体に加えられた動荷重を計測するロードワッシャと、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-085528号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
動特性測定装置では、加振機がワークに対して周波数を変更しながら振動を与えることによって、様々な周波数でのワークの動特性が測定される。
【0005】
しかしながら、従来の動特性測定装置では、加振機によりワークに対して振動が与えられると、低周波領域で共振が発生してしまい、低周波領域でのワークの動特性を精度よく測定できないという問題があった。
【0006】
本開示は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、低周波領域でのワークの動特性を精度よく測定することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る動特性測定装置は、ワークに対して上下方向における上側及び下側のうちの一方側に配置され且つ前記ワークを保持する第1質量体と、前記ワークに対して前記上下方向における上側及び下側のうちの他方側に配置され且つ前記ワークを保持する第2質量体と、基礎に載置されるフレームと、前記第1質量体を前記フレームに対して支持する第1弾性体と、前記第2質量体を前記フレームに対して支持する第2弾性体と、前記ワークに対して振動を与える加振機と、前記加振機により前記ワークに対して与えられる荷重を検出する荷重センサと、前記荷重センサにより検出された前記荷重に基づいて前記ワークの動特性を測定するコントローラと、を備え、前記第1質量体は、前記フレームに対して前記第1弾性体によって吊られている。
【0008】
かかる構成によれば、第1質量体がフレームに対して第1弾性体によって吊られているので、加振機によりワークに対して振動が与えられたとき、第1質量体と第1弾性体との合体は、振り子振動を行う。第1質量体と第1弾性体との合体が振り子振動を行うので、第1質量体と第1弾性体との合体としての固有振動数を小さくすることができる。
【0009】
第1質量体と第1弾性体との合体が共振しないようにするためには、加振機がワークに対して与える振動の周波数を、第1質量体と第1弾性体との合体としての固有振動数よりも、大きくすればよい。第1質量体と第1弾性体との合体としての固有振動数を小さくするほど、低周波領域での共振の発生を抑制する上で有利になる。
【0010】
動特性測定装置は、低周波領域でのワークの動特性を精度よく測定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

倉敷化工株式会社
動特性測定装置
5日前
倉敷化工株式会社
振動解析方法、振動解析装置、振動解析プログラム、及び、該振動解析プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体
3か月前
個人
通電検査装置
6日前
個人
光フアィバー距離計測器
8日前
個人
光フアィバー距離計測器
8日前
日本精機株式会社
位置検出装置
2日前
個人
バッテリ用交流電流供給装置
8日前
東レ株式会社
シート状物の検査方法
今日
株式会社ハシマ
検針機
5日前
東ソー株式会社
自動分析装置及び方法
2日前
富士電機株式会社
エンコーダ
今日
DIC株式会社
測定装置
7日前
シスメックス株式会社
分析装置
12日前
富士電機株式会社
放射線検出器
7日前
株式会社タムラ製作所
電流検出器
12日前
TDK株式会社
温度センサ
今日
株式会社ヨコオ
シートコンタクタ
2日前
ダイハツ工業株式会社
凹部の深さ測定方法
5日前
スタンレー電気株式会社
車両前方視認装置
5日前
矢崎総業株式会社
電流センサ
6日前
本田技研工業株式会社
物体検出装置
5日前
スタンレー電気株式会社
車両前方視認装置
5日前
日鉄テックスエンジ株式会社
情報処理装置
12日前
本田技研工業株式会社
物体検出装置
5日前
株式会社日本マイクロニクス
プローブ
12日前
株式会社エイアンドティー
生体試料分析装置
12日前
愛知製鋼株式会社
測量方法及び測量システム
12日前
株式会社テイエルブイ
厚さ測定装置及び厚さ測定方法
7日前
アズビル株式会社
温度測定システムおよび方法
12日前
セイコーエプソン株式会社
干渉計
2日前
JRCモビリティ株式会社
充電用温度判定回路
2日前
内山工業株式会社
分析装置用部材
1日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置及び測距方法
5日前
TDK株式会社
センサ
今日
株式会社SCREENホールディングス
観察装置
8日前
日本信号株式会社
表示装置
今日
続きを見る