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公開番号2025052856
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161814
出願日2023-09-26
発明の名称判別装置および画像形成装置
出願人富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類G01N 21/47 20060101AFI20250331BHJP(測定;試験)
要約【課題】紙の表面の光沢が抑えられるコーティング加工がされた紙と、その加工がされていない紙とを判別する。
【解決手段】判別装置は、紙の表面の光沢が抑えられるコーティング加工がされた第1の紙と、その加工がされていない第2の紙とを判別するために用いられるプロセッサと、紙Pの表面に光を照射する光源30と、紙Pの表面で反射された光を検出する第1の光検出器31と、第1の光検出器31とは別の位置に設けられて、拡散反射光を検出する第2の光検出器32を備える。第1の光検出器31は、光の正反射方向に対して一定角度θ2ずれた方向に位置している。プロセッサは、第1の光検出器31により検出された光量と、第2の光検出器32により検出された光量との比である光量比を取得し、その光量比と予め定められた閾値との関係に応じて、紙Pが第1の紙と第2の紙のいずれであるかを判別する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
紙の表面の光沢が抑えられるコーティング加工がされた第1の紙と、紙の表面の光沢が抑えられるコーティング加工がされていない第2の紙とを判別するために用いられるプロセッサと、
紙の表面に光を照射する光源と、
紙の表面で反射された前記光を検出する第1の光検出器と、
前記第1の光検出器とは別の位置に設けられて、紙の表面で反射された前記光の拡散反射光を検出する第2の光検出器と、を備え、
前記第1の光検出器は、紙の表面で反射された前記光の正反射方向に対して一定角度ずれた方向に位置しており、
前記プロセッサは、
前記第1の光検出器により検出された光量と、前記第2の光検出器により検出された光量との比である光量比を取得し、
前記光量比と予め定められた閾値との関係に応じて、紙が前記第1の紙と前記第2の紙のいずれであるかを判別する、
判別装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
請求項1に記載の判別装置であって、
前記第2の光検出器は、紙の表面に対してその法線方向に位置している、
判別装置。
【請求項3】
請求項1に記載の判別装置であって、
前記第1の光検出器は、紙の表面で反射された前記光の正反射方向に対して略20度ずれた方向に位置している、
判別装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1つに記載の判別装置を備える、
画像形成装置。
【請求項5】
紙の表面の光沢が抑えられるコーティング加工がされた第1の紙と、紙の表面の光沢が抑えられるコーティング加工がされていない第2の紙とを判別するために用いられるプロセッサと、
紙の表面に光を照射する光源と、
紙の表面で反射された前記光を検出する第1の光検出器と、
前記第1の光検出器とは別の位置に設けられて、紙の表面で反射された前記光の拡散反射光を検出する第2の光検出器と、を備え、
前記第1の光検出器は、紙の表面で反射された前記光の正反射方向に対して一定角度ずれた方向に位置しており、
前記プロセッサは、
前記第1の光検出器により検出された光量と、前記第2の光検出器により検出された光量との差である光量差を取得し、
前記光量差と予め定められた閾値との関係に応じて、紙が前記第1の紙と前記第2の紙のいずれであるかを判別する、
判別装置。
【請求項6】
請求項5に記載の判別装置であって、
前記第2の光検出器は、紙の表面に対してその法線方向に位置している、
判別装置。
【請求項7】
請求項5に記載の判別装置であって、
前記第1の光検出器は、紙の表面で反射された前記光の正反射方向に対して略20度ずれた方向に位置している、
判別装置。
【請求項8】
請求項5から7のいずれか1つに記載の判別装置を備える、
画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、判別装置および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
印刷に用いる用紙をセンサで読み取ることで、紙種を自動で識別するメディアセンサ装置が知られている。メディアセンサ装置で識別された紙種に基づいて、画像形成装置が制御される。例えば、紙種に応じて、画像形成装置の用紙搬送に関わる動作、転写装置、または定着装置等の制御が行われる。これにより、紙種に適した印刷が実現され、所望の印刷物が得られるようになる。
【0003】
特許文献1には、記録媒体の表面の平滑度を検出する記録媒体平滑度検出装置が開示されている。同文献には、検出された平滑度に基づき画像形成装置の印刷条件を設定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-215338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
紙の表面の光沢が抑えられるコーティング加工がされた紙と、その加工がされていない紙とを判別できるようにすることが望まれている。
【0006】
本発明の目的は、紙の表面の光沢が抑えられるコーティング加工がされた紙と、その加工がされていない紙とを判別する判別装置、或いは、その判別装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る発明は、紙の表面の光沢が抑えられるコーティング加工がされた第1の紙と、紙の表面の光沢が抑えられるコーティング加工がされていない第2の紙とを判別するために用いられるプロセッサと、紙の表面に光を照射する光源と、紙の表面で反射された前記光を検出する第1の光検出器と、前記第1の光検出器とは別の位置に設けられて、紙の表面で反射された前記光の拡散反射光を検出する第2の光検出器と、を備え、前記第1の光検出器は、紙の表面で反射された前記光の正反射方向に対して一定角度ずれた方向に位置しており、前記プロセッサは、前記第1の光検出器により検出された光量と、前記第2の光検出器により検出された光量との比である光量比を取得し、前記光量比と予め定められた閾値との関係に応じて、紙が前記第1の紙と前記第2の紙のいずれであるかを判別する、判別装置である。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の判別装置であって、前記第2の光検出器は、紙の表面に対してその法線方向に位置している、判別装置である。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の判別装置であって、前記第1の光検出器は、紙の表面で反射された前記光の正反射方向に対して略20度ずれた方向に位置している、判別装置である。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれか1つに記載の判別装置を備える、画像形成装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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