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公開番号2025052762
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023161648
出願日2023-09-25
発明の名称距離測定装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G01S 7/481 20060101AFI20250328BHJP(測定;試験)
要約【課題】ベアリングから放出されるグリス等が距離測定装置の内部を汚してしまうことを抑制する。
【解決手段】投射光と、前記投射光が対象物に反射された反射光とを用いて前記対象物までの距離を測定する距離測定装置は、固定部と、当該固定部に対して回転する回転部と、当該回転部に接続されたベアリングと、固定部と回転部との間に配置されたシートとを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
投射光と、前記投射光が対象物に反射された反射光とを用いて前記対象物までの距離を測定する距離測定装置であって、
固定部と、
前記固定部に対して回転する回転部と、
前記回転部に接続されたベアリングと、
前記固定部と前記回転部との間に配置されたシートと、を備える、
距離測定装置。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記シートは、中心が円状に開口している円環状の平面のシートであり、少なくとも前記反射光を透過する、
請求項1に記載の距離測定装置。
【請求項3】
前記回転部は、前記回転部と共に回転し、気流を発生させる回転フィンを含む、
請求項1に記載の距離測定装置。
【請求項4】
前記固定部は、前記ベアリングを支持し、一部に第2孔を有する固定支持ベースを含む、
請求項1に記載の距離測定装置。
【請求項5】
前記ベアリングの前記回転部に近い方の第1面は、ラビリンス構造である、
請求項1に記載の距離測定装置。
【請求項6】
前記回転部は、前記固定部に対して回転する略円柱の形状を呈し、一部が開口しており、
前記回転部の開口している面を塞ぐように設けられた蓋部を備える、
請求項1に記載の距離測定装置。
【請求項7】
前記固定部は、少なくとも一部が前記ベアリングと前記回転部との間に配置されるレンズカバーを含む、
請求項1に記載の距離測定装置。
【請求項8】
前記固定部と前記回転部との間に配置された、オイルを吸着可能な吸着フィルタを備える、
請求項1に記載の距離測定装置。
【請求項9】
前記回転部を覆う外カバー部をさらに備え、
前記回転部は、天面に天面蓋を備える、
請求項1に記載の距離測定装置。
【請求項10】
前記回転部を覆うように設けられた、親油性を有する蓋部を備える、
請求項1に記載の距離測定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は距離測定装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
光を用いて物体との距離を測定する距離測定装置が知られている。特許文献1には、回転中心軸に対して傾いて配置されたミラーと、ミラーを回転中心軸について回転させる駆動部と、回転中心軸上に配置され、ミラーによって反射された反射光を光検出器に集光させる集光レンズとを備えた距離測定装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-148605公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
距離測定装置において、ミラーを滑らかに回転させるためにベアリングが用いられることがある。ベアリングは、摩擦力低減のために、内部の転動体にグリスが使用されている。このグリスの一部は揮発してベアリングの外部に放出され、距離測定装置の内部を汚してしまう可能性がある。
【0005】
本開示の目的は、ベアリングから放出されるグリス等が距離測定装置の内部を汚してしまうことを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る距離測定装置は、投射光と、前記投射光が対象物に反射された反射光とを用いて前記対象物までの距離を測定する距離測定装置であって、固定部と、前記固定部に対して回転する回転部と、前記回転部に接続されたベアリングと、前記固定部と前記回転部との間に配置されたシートと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ベアリングから放出されるグリス等が距離測定装置の内部を汚してしまうことを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係る距離測定装置の外観斜視図
実施の形態1に係る外カバー部と筒カバーを外した距離測定装置の構成を示す斜視図
実施の形態1に係る距離測定装置の縦断面図
実施の形態1に係る距離測定装置の固定部と回転部とを分解した斜視断面図
実施の形態1に係る回転フィンを斜め上から見た図
実施の形態1に係る回転フィンを斜め下から見た図
実施の形態1に係る固定支持ベースを斜め上から見た図
実施の形態1に係る固定支持ベースを斜め下から見た図
実施の形態1に係る距離測定装置の内部における気流を説明するための縦断面図
実施の形態1に係る回転フィンとベアリングと固定支持ベースとを上から見た図
実施の形態1に係る回転フィンとベアリングと固定支持ベースとを下から見た図
実施の形態1に係るベアリングの構成例を示す縦断面図
実施の形態1に係るベアリングの変形例を示す縦断面図
実施の形態1に係る外カバー部と天面蓋を外した距離測定装置の構成を示す斜視図
実施の形態1に係るレンズカバーを斜め上から見た図
実施の形態1に係るレンズカバーを斜め下から見た図
(a)撥油性の部材にグリスが付着した場合と、(b)親油性の部材にグリスが付着した場合とにおける光の屈折を説明するための図
実施の形態1に係る反射鏡におけるグリスの接触角と信号低下レベルとの関係を示すグラフ
実施の形態1に係る外カバー部におけるグリスの接触角と信号低下レベルとの関係を示すグラフ
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の記載の主題を限定することは意図されていない。
【0010】
(実施の形態1)
<装置の構成>
図1Aは、実施の形態1に係る距離測定装置1の外観斜視図である。図1Bは、実施の形態1に係る外カバー部と筒カバーを外した距離測定装置1の構成を示す斜視図である。図2は、実施の形態1に係る距離測定装置1の縦断面図である。図2は、図1Aに示す距離測定装置1をA-Aで断面した図に相当する。
(【0011】以降は省略されています)

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