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公開番号
2025051399
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023160423
出願日
2023-09-25
発明の名称
ドライバモニタリング装置
出願人
株式会社JVCケンウッド
代理人
個人
主分類
B60R
1/24 20220101AFI20250328BHJP(車両一般)
要約
【課題】逆光時の視界不良による危険運転を回避し、安全運転を確保することが可能なドライバモニタリング装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係るドライバモニタリング装置11は、車両から車両の前方を撮影した車両前方映像を取得する撮影部111と、車両を運転する運転者の目に関する生体パラメータを取得するパラメータ取得部112と、取得した生体パラメータと、予め取得した通常運転時の生体パラメータと、の比較に基づいて、運転者から見て車両の前方が逆光状態であるか否かを判断する判断部113と、車両の前方が逆光状態であると判断された場合、車両前方映像を運転者から見て太陽の存在する方向とは異なる方向に向けて投影する映像投影部114と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両から前記車両の前方を撮影した車両前方映像を取得する撮影部と、
前記車両を運転する運転者の目に関する生体パラメータを取得するパラメータ取得部と、
取得した前記生体パラメータと、予め取得した通常運転時の前記生体パラメータと、の比較に基づいて、前記運転者から見て前記車両の前方が逆光状態であるか否かを判断する判断部と、
前記車両の前方が前記逆光状態であると判断された場合、前記車両前方映像を前記運転者から見て太陽の存在する方向とは異なる方向に向けて投影する映像投影部と、
を備えるドライバモニタリング装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記生体パラメータは、所定時間における目を正常に開いていない時間の割合である前記運転者の目の開き異常率と、前記所定時間における目の瞬きの回数である前記運転者の目の瞬きの回数と、を含み、
前記判断部は、前記運転者の目の開き異常率が所定の開き異常率以上という第1の要件および前記運転者の目の瞬きの回数が所定の回数以上という第2の要件のうちの少なくともいずれか一方を満たす場合、前記逆光状態であると判断する、
請求項1に記載のドライバモニタリング装置。
【請求項3】
前記映像投影部は、前記車両前方映像を前記運転者から見て前記太陽が視界に入らない方向に向けて投影する、
請求項1に記載のドライバモニタリング装置。
【請求項4】
前記映像投影部に代えて、前記車両前方映像を前記運転者よりも前方であって運転席と助手席との間にあるモニタ画面に表示する、
請求項1に記載のドライバモニタリング装置。
【請求項5】
前記撮影部は、LiDAR(Light Detection And Ranging)を使用して前記車両の前方を撮影する、
請求項1に記載のドライバモニタリング装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドライバモニタリング装置に関し、特に、逆光時の視界不良による危険運転を回避し、安全運転を確保することが可能なドライバモニタリング装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両周辺の危険因子をセンシングデバイスにより検知し、車両の運転者に警告表示する運転支援技術が知られている。また、車両前方の対象物に関する情報に基づいて、車両の進行方向における投影画像を変換した支援画像を、車両前方に投影する表示技術が知られている。しかしながら、逆光による視界不良の場合、車両前方に支援画像を投影しても逆光による視界不良を改善できず、逆光時の視界不良による危険運転を回避し、安全運転を確保することが難しいという課題があった。
【0003】
特許文献1には、地図情報記憶手段に格納された三次元情報からなる地図情報に基づいて車両に搭載されるコンバイナに走路形状と車両の進路を指示する指標部とを投影する表示器を備え、走路形状と指標部を外界の景色と重ね合わせて表示する車両用表示装置であって、前記外界の景色を撮像する撮像手段と、撮像手段による撮像情報のうち走路形状の背景に対応する背景部が走路形状と指標部に付加されてなる表示像を表示器によってコンバイナに投影させる制御手段とを備えている、ことが記載されている。特許文献1に記載の技術は、逆光時の視界不良による危険運転を回避し、安全運転を確保することが可能なドライバモニタリング装置に関するものではない。
【0004】
特許文献2には、車両の前方に虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、撮像装置が撮像した車両前方の画像データから認識された対象物に関する情報を取得する情報取得手段と、虚像として投影される投影画像を生成する画像生成手段と、前記情報取得手段が取得した前記対象物に関する情報に基づいて、前記対象物を基準にして車両の進行方向における前記投影画像の表示位置を決定する画像位置決定手段と、前記投影画像を所定方向から見た支援画像に変換する画像変換手段と、前記支援画像を車両の前方に投影する投影手段と、を有することが記載されている。特許文献2に記載の技術は、逆光時の視界不良による危険運転を回避し、安全運転を確保することが可能なドライバモニタリング装置に関するものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-151215号公報
特開2019-32243号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述のとおり、逆光時の視界不良による危険運転を回避し、安全運転を確保することが難しいという課題があった。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するドライバモニタリング装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そこで、本発明は、
車両から前記車両の前方を撮影した車両前方映像を取得する撮影部と、
前記車両を運転する運転者の目に関する生体パラメータを取得するパラメータ取得部と、
取得した前記生体パラメータと、予め取得した通常運転時の前記生体パラメータと、の比較に基づいて、前記運転者から見て前記車両の前方が逆光状態であるか否かを判断する判断部と、
前記車両の前方が前記逆光状態であると判断された場合、前記車両前方映像を前記運転者から見て太陽の存在する方向とは異なる方向に向けて投影する映像投影部と、
を備えるドライバモニタリング装置を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、逆光時の視界不良による危険運転を回避し、安全運転を確保することが可能なドライバモニタリング装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態に係るドライバモニタリング装置を例示するブロック図である。
実施の形態に係るドライバモニタリング装置の動作を例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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