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公開番号2025051055
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159957
出願日2023-09-25
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体
出願人SolidSurface株式会社
代理人個人
主分類G01C 21/26 20060101AFI20250328BHJP(測定;試験)
要約【課題】3次元空間を直方格子状に分割し、ズームレベルによって階層的に構成された複数の空間領域において、空間領域に関する情報に基づいて、端末装置に送信する所定情報に対応付けられた空間領域のズームレベルを容易に制御できることに寄与する。
【解決手段】情報処理サーバ10は、3次元空間を直方格子状に分割した第1ズームレベルの複数の空間領域のうち一の空間領域が、さらに直方格子状に分割した第2ズームレベルの空間領域を含み、第1ズームレベルは第2ズームレベルを一つ下げたレベルである場合、第1空間領域に関する情報が所定条件を満たさないとき、記憶装置300に記憶された第1空間領域の空間IDに対応付けられた情報を端末装置200に送信し、第1空間領域に関する情報が所定条件を満たすとき第1空間領域のズームレベルを一つ下げた第2空間領域の空間IDに対応付けられた情報を端末装置200に送信する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
端末装置と通信ネットワークを介して通信可能である情報処理サーバを備える情報処理システムにおける情報処理方法であって、
所定範囲の3次元空間を直方格子状に分割した第1ズームレベルの複数の空間領域のうち一の空間領域が、前記一の空間領域をさらに直方格子状に分割した第2ズームレベルの複数の空間領域を含み、前記第1ズームレベルは前記第2ズームレベルを一つ下げたレベルである場合において、
前記情報処理サーバは、
第1空間領域に関する情報を受信し、
前記第1空間領域に関する情報が第1所定条件を満たさないとき、記憶装置に記憶された前記第1空間領域の第1空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信し、
一方、前記第1空間領域に関する情報が前記第1所定条件を満たすとき、前記第1空間領域のズームレベルを一つ下げた第2空間領域の第2空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信する、
情報処理方法。
続きを表示(約 2,900 文字)【請求項2】
任意のズームレベルの複数の空間領域それぞれの複数の空間IDのそれぞれは、空間に含まれる建物の情報、及び、前記建物の入室を制限する暗号鍵を少なくとも含む属性情報が対応付けられて前記記憶装置に記憶され、前記第1空間領域に関する情報が、前記第1空間領域に含まれる建物を少なくとも含む施設、ビル、又は、集合住宅に関する入室管理情報である場合において、
前記情報処理サーバは、
前記入室管理情報が前記第1所定条件を満たさないとき、前記第1空間IDに対応付けられた前記第1空間領域に含まれる建物に入室可能にさせる第1復号鍵の情報を、前記端末装置に送信し、
一方、前記入室管理情報が前記第1所定条件を満たすとき、前記第2空間IDに対応付けられた前記第2空間領域に含まれる建物に入室可能にさせる第2復号鍵の情報を、前記端末装置に送信する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
任意のズームレベルの複数の空間領域それぞれの複数の空間IDのそれぞれは、空間への移動を制限する暗号鍵を少なくとも含む属性情報が対応付けられて前記記憶装置に記憶され、前記第1空間領域に関する情報が、前記第1空間領域を少なくとも含む空間への移動管理情報である場合において、
前記情報処理サーバは、
前記移動管理情報が前記第1所定条件を満たさないとき、前記第1空間IDに対応付けられた前記第1空間領域に移動可能にさせる復号鍵の情報を、前記端末装置に送信し、
一方、前記移動管理情報が前記第1所定条件を満たすとき、前記第2空間IDに対応付けられた前記第2空間領域に移動可能にさせる復号鍵の情報を、前記端末装置に送信する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記端末装置は、自律移動型の移動体に内蔵又は外付けされた装置である、
請求項3に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記端末装置は乗車可能であって利用に応じて料金が利用者に請求される移動体であり、任意のズームレベルの複数の空間領域それぞれの複数の空間IDのそれぞれは、空間に含まれる航路の情報を少なくとも含む属性情報が対応付けられて前記記憶装置に記憶され、前記第1空間領域に関する情報が、前記第1空間領域に含まれる前記航路に関する交通情報である場合において、
前記情報処理サーバは、さらに、前記移動体の位置情報を受信し、
前記交通情報が前記第1所定条件を満たさないとき、前記移動体が前記第1空間領域から前記第1空間領域に隣接する第3空間領域に移動したことに応じて前記料金を加算させる情報を前記移動体に送信し、
一方、前記交通情報が前記第1所定条件を満たすとき、前記移動体が前記第2空間領域から前記第2空間領域に隣接する第4空間領域に移動したことに応じて前記料金を加算させる情報を前記移動体に送信する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記端末装置は自律移動可能である移動体であり、任意のズームレベルの複数の空間領域それぞれの複数の空間IDのそれぞれは、空間に含まれる所定施設の情報を少なくとも含む属性情報が対応付けられて前記記憶装置に記憶され、前記第1空間領域に関する情報が、前記第1空間領域に含まれる前記所定施設の渋滞情報である場合において、
前記情報処理サーバは、
前記渋滞情報が前記第1所定条件を満たさないとき、前記第1空間IDを移動先情報として示す第1移動制御信号の情報を、前記移動体に送信し、
一方、前記渋滞情報が前記第1所定条件を満たすとき、前記第2空間IDを移動先情報として示す第2移動制御信号の情報を、前記移動体に送信する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記情報処理サーバは前記端末装置に対して広告を配信し、前記第1空間領域に関する情報が、前記第1空間領域に含まれる所定の対象に関する対象情報である場合において、
前記情報処理サーバは、さらに、前記端末装置の位置情報を受信し、
前記対象情報が前記第1所定条件を満たさないとき、前記端末装置が前記第1空間領域から前記第1空間領域に隣接する第3空間領域に移動したことに応じて、前記端末装置に配信した第1広告とは異なる広告を前記端末装置に配信し、
一方、前記対象情報が前記第1所定条件を満たすとき、前記端末装置が前記第2空間領域から前記第2空間領域に隣接する第4空間領域に移動したことに応じて、前記第1広告とは異なる広告を前記端末装置に配信する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記対象情報は、センサによって取得された前記第1空間領域の環境情報、前記第1空間領域に存在する前記端末装置の移動速度の情報、又は、前記記憶装置に記憶された前記第1空間領域に存在する前記ユーザーの属性情報である、
請求項7に記載の情報処理方法。
【請求項9】
所定範囲の3次元空間を直方格子状に分割した第1ズームレベルの複数の空間領域のうち一の空間領域が、前記一の空間領域をさらに直方格子状に分割した第2ズームレベルの複数の空間領域を含み、前記第1ズームレベルは前記第2ズームレベルを一つ下げたレベルである場合において、
端末装置と通信ネットワークを介して通信可能である通信部と、
第1空間領域に関する情報を受信し、前記第1空間領域に関する情報が第1所定条件を満たさないとき、記憶装置に記憶された前記第1空間領域の第1空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信し、一方、前記第1空間領域に関する情報が前記第1所定条件を満たすとき、前記第1空間領域のズームレベルを一つ下げた第2空間領域の第2空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信する制御部と、
を備える情報処理装置。
【請求項10】
所定範囲の3次元空間を直方格子状に分割した第1ズームレベルの複数の空間領域のうち一の空間領域が、前記一の空間領域をさらに直方格子状に分割した第2ズームレベルの複数の空間領域を含み、前記第1ズームレベルは前記第2ズームレベルを一つ下げたレベルである場合において、
端末装置と通信ネットワークを介して通信可能である通信処理と、
第1空間領域に関する情報を受信し、前記第1空間領域に関する情報が第1所定条件を満たさないとき、記憶装置に記憶された前記第1空間領域の第1空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信し、一方、前記第1空間領域に関する情報が前記第1所定条件を満たすとき、前記第1空間領域のズームレベルを一つ下げた第2空間領域の第2空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信する制御処理と、
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
3次元空間を分割した複数の空間領域に基づいて情報を処理する装置が開発されている。例えば、緯度、経度、高さによって定義される3次元の空間内の第1サイズの複数の第1分割空間領域に夫々付与された固有識別子と、前記第1分割空間領域内の、前記第1サイズより小さい第2サイズの複数の第2分割空間領域に夫々付与された固有識別子を格納する格納手段と、複数の前記第1分割空間領域及び複数の前記第2分割空間領域の夫々の内部の状態に関する空間情報を、夫々の前記固有識別子に関連付けて前記格納手段に格納させる制御手段と、を有する情報処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-112672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述した特許文献1の技術(以下、従来技術)は、用途に応じて空間領域における情報処理を実行するに過ぎず、改善の余地があった。
【0005】
本発明の目的は、3次元空間を直方格子状に分割し、ズームレベルによって階層的に構成された複数の空間領域において、空間領域に関する情報に基づいて、端末装置に送信する所定情報に対応付けられた空間領域のズームレベルを容易に制御できることに寄与する情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び記録媒体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る情報処理方法は、端末装置と通信ネットワークを介して通信可能である情報処理サーバを備える情報処理システムにおける情報処理方法であって、所定範囲の3次元空間を直方格子状に分割した第1ズームレベルの複数の空間領域のうち一の空間領域が、前記一の空間領域をさらに直方格子状に分割した第2ズームレベルの複数の空間領域を含み、前記第1ズームレベルは前記第2ズームレベルを一つ下げたレベルである場合において、前記情報処理サーバは、第1空間領域に関する情報を受信し、前記第1空間領域に関する情報が第1所定条件を満たさないとき、記憶装置に記憶された前記第1空間領域の第1空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信し、一方、前記第1空間領域に関する情報が前記第1所定条件を満たすとき、前記第1空間領域のズームレベルを一つ下げた第2空間領域の第2空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信する、を含むようにした。
【0007】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、所定範囲の3次元空間を直方格子状に分割した第1ズームレベルの複数の空間領域のうち一の空間領域が、前記一の空間領域をさらに直方格子状に分割した第2ズームレベルの複数の空間領域を含み、前記第1ズームレベルは前記第2ズームレベルを一つ下げたレベルである場合において、端末装置と通信ネットワークを介して通信可能である通信部と、第1空間領域に関する情報を受信し、前記第1空間領域に関する情報が第1所定条件を満たさないとき、記憶装置に記憶された前記第1空間領域の第1空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信し、一方、前記第1空間領域に関する情報が前記第1所定条件を満たすとき、前記第1空間領域のズームレベルを一つ下げた第2空間領域の第2空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信する制御部と、を備える構成を採る。
【0008】
本発明の一態様に係る情報処理プログラムは、所定範囲の3次元空間を直方格子状に分割した第1ズームレベルの複数の空間領域のうち一の空間領域が、前記一の空間領域をさらに直方格子状に分割した第2ズームレベルの複数の空間領域を含み、前記第1ズームレベルは前記第2ズームレベルを一つ下げたレベルである場合において、端末装置と通信ネットワークを介して通信可能である通信処理と、第1空間領域に関する情報を受信し、前記第1空間領域に関する情報が第1所定条件を満たさないとき、記憶装置に記憶された前記第1空間領域の第1空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信し、一方、前記第1空間領域に関する情報が前記第1所定条件を満たすとき、前記第1空間領域のズームレベルを一つ下げた第2空間領域の第2空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信する制御処理と、をコンピュータに実行させるようにした。
【0009】
本発明の一態様に係る記録媒体は、所定範囲の3次元空間を直方格子状に分割した第1ズームレベルの複数の空間領域のうち一の空間領域が、前記一の空間領域をさらに直方格子状に分割した第2ズームレベルの複数の空間領域を含み、前記第1ズームレベルは前記第2ズームレベルを一つ下げたレベルである場合において、端末装置と通信ネットワークを介して通信可能である通信処理と、第1空間領域に関する情報を受信し、前記第1空間領域に関する情報が第1所定条件を満たさないとき、記憶装置に記憶された前記第1空間領域の第1空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信し、一方、前記第1空間領域に関する情報が前記第1所定条件を満たすとき、前記第1空間領域のズームレベルを一つ下げた第2空間領域の第2空間IDに対応付けられた情報を、前記端末装置に送信する制御処理と、をコンピュータに実行させる情報処理プログラムを記録する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、3次元空間を直方格子状に分割し、ズームレベルによって階層的に構成された複数の空間領域において、空間領域に関する情報に基づいて、端末装置に送信する所定情報に対応付けられた空間領域のズームレベルを容易に制御できることに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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