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公開番号2025050543
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159394
出願日2023-09-25
発明の名称βサイアロン蛍光体及び発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人弁理士法人市澤・川田国際特許事務所
主分類C09K 11/64 20060101AFI20250328BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】βサイアロン蛍光体及び発光装置を提供する。
【解決手段】下記式(I)で表される組成を有する蛍光体粒子と、前記蛍光体粒子の表面に配置され、前記蛍光体粒子の屈折率よりも小さい屈折率を有する被覆層と、を備えるβサイアロン蛍光体であって、誘導結合プラズマ発光分光分析法により前記βサイアロン蛍光体を測定し、前記蛍光体粒子及び前記被覆層の合計を100質量%としたときに、前記被覆層が0.4質量%以上である、βサイアロン蛍光体である。
Si6-zAlzOzN8-z:Euy (I)
(式(I)中、y及びzは、0<y≦1.0、0<z≦4.2を満たす。)
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
下記式(I)で表される組成を有する蛍光体粒子と、
前記蛍光体粒子の表面に配置され、前記蛍光体粒子の屈折率よりも小さい屈折率を有する被覆層と、を備えるβサイアロン蛍光体であって、
誘導結合プラズマ発光分光分析法により前記βサイアロン蛍光体を測定し、前記蛍光体粒子及び前記被覆層の合計を100質量%としたときに、前記被覆層が0.4質量%以上である、βサイアロン蛍光体。
Si
6-z
Al




8-z
:Eu

(I)
(式(I)中、y及びzは、0<y≦1.0、0<z≦4.2を満たす。)
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記被覆層が酸化物からなり、前記酸化物がケイ素、アルミニウム、ジルコニウム及びイットリウムからなる群から選択される少なくとも1種の元素を含む、請求項1に記載にβサイアロン蛍光体。
【請求項3】
フィッシャーサブシーブサイザー法で測定した平均粒径Dが1μm以上40μm以下の範囲内であり、BET比表面積が2.5m

/g以上である、請求項1又は2に記載のβサイアロン蛍光体。
【請求項4】
レーザー回折粒度分布測定法で測定した体積メジアン径Dmに対するフィッシャーサブシーブサイザー法で測定した平均粒径Dの粒径比D/Dmが0.6以上である、請求項1又は2に記載のβサイアロン蛍光体。
【請求項5】
1個のβサイアロン蛍光体の断面の画像を2以上に分けて区画し、2以上に分けた1つの区画のβサイアロン蛍光体の断面の画像において、前記被覆層の内側を示す線を内側線とし、前記被覆層の外側を示す線を外側線とし、前記内側線の一端と前記外側線の一端をむすぶ第1端線とし、前記内側線の他端と前記外側線の他端をむすぶ第2端線とし、前記被覆層の内側線の長さと前記被覆層の外側線の長さの和の平均値に対する前記内側線と前記外側線と前記第1端線と前記第2端線とで囲まれた前記被覆層の面積から、下記式(1)により被覆層の厚さを導き出し、
区画された断面において導き出された各区画における前記被覆層の厚さの合計値を1個のβサイアロンの断面を区画した数で除した前記被覆層の厚さの平均値が50nm以上200nm以下の範囲内である、請求項1又は2に記載のβサイアロン蛍光体。
被覆層の厚さ=[断面における被覆層の面積÷(被覆層の外側線の長さ+被覆層の内側線の長さ)/2] (1)
【請求項6】
前記蛍光体粒子の表面の全面に前記被覆層が配置される、請求項1又は2に記載のβサイアロン蛍光体。
【請求項7】
請求項1又は2に記載のβサイアロン蛍光体と、透光性材料と、を含む蛍光部材と、380nm以上500nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有する発光素子と、を備える発光装置。
【請求項8】
前記透光性材料が、前記βサイアロン蛍光体の前記被覆層よりも小さい屈折率を有する、請求項7に記載の発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、βサイアロン蛍光体及び発光装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
発光ダイオード(LED)と蛍光体とを含んだ発光装置が知られている。蛍光体は、LEDから発せられた励起光を吸収して特定の波長範囲に発光ピーク波長を有する光を発する。蛍光体として、LEDから発せられた励起光を吸収して可視光領域に発光ピーク波長を有するβサイアロン蛍光体が知られている。
【0003】
特許文献1には、βサイアロンが母体材料であり、発光中心としてEuを固溶しており、レーザー回折粒度分布測定法で測定した10%径が7から20μmであり、90%径が50から90μmである蛍光体が開示されている。
特許文献2には、少なくとも焼成工程を2回行い、1回目の焼成工程において、賦活剤元素を得ようとする濃度よりも少なくした1回目焼成用蛍光体原料を調整し、これを焼成し、得られた1回目焼成済み原料に、さらに賦活剤元素を添加して2回目焼成用蛍光体原料に、焼成を行うβサイアロン蛍光体の製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-326981号公報
特開2013―173868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
蛍光体には、輝度を高くすることが望まれ、蛍光体を含む発光装置は、高い光束の光を発することが望まれる。
本開示は、励起光の吸収が高く、高い輝度の光を発するβサイアロン蛍光体及びβサイアロン蛍光体を含み、高い光束の光を発する発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一態様は、下記式(I)で表される組成を有する蛍光体粒子と、前記蛍光体粒子の表面に配置され、前記蛍光体粒子の屈折率よりも小さい屈折率を有する被覆層と、を備えるβサイアロン蛍光体であって、誘導結合プラズマ発光分光分析法により前記βサイアロン蛍光体を測定し、前記蛍光体粒子及び前記被覆層の合計を100質量%としたときに、前記被覆層が0.4質量%以上である、βサイアロン蛍光体である。
Si
6-z
Al




8-z
:Eu

(I)
(式(I)中、y及びzは、0<y≦1.0、0<z≦4.2を満たす。)
【0007】
第二態様は、前記βサイアロン蛍光体と、透光性材料と、を含む波長変換部材と、380nm以上500nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有する発光素子と、を備える発光装置である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、励起光の吸収が高く、高い輝度の光を発するβサイアロン蛍光体及びβサイアロン蛍光体を含み、高い光束の光を発する発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
発光装置の一例を示す概略断面図である。
βサイアロン蛍光体の製造方法の一例を示すフローチャートである。
βサイアロン蛍光体の製造方法の一例を示すフローチャートである。
βサイアロン蛍光体の製造方法の一例を示すフローチャートである。
実施例3に係るβサイアロン蛍光体の断面における10000倍の倍率の反射電子像のSEM写真である。
実施例3に係るβサイアロン蛍光体の断面における30000倍の倍率の反射電子像のSEM写真の一部拡大図である。
実施例3に係るβサイアロン蛍光体の断面における30000倍の倍率の反射電子像のSEM写真の一部拡大図である。
実施例1に係るβサイアロン蛍光体の5000倍の倍率の2次電子像のSEM写真である。
実施例1に係るβサイアロン蛍光体の100000倍の倍率の2次電子像のSEM写真である。
比較例1に係るβサイアロン蛍光体の5000倍の倍率の2次電子像のSEM写真である。
比較例1に係るβサイアロン蛍光体の100000倍の倍率の2次電子像のSEM写真である。
比較例2に係るβサイアロン蛍光体の5000倍の倍率の2次電子像のSEM写真である。
比較例2に係るβサイアロン蛍光体の100000倍の倍率の2次電子像のSEM写真である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係るβサイアロン蛍光体及び発光装置を説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本開示の技術思想を具体化するための例示であって、本開示は、以下のβサイアロン蛍光体及び発光装置に限定されない。なお、色名と色度座標との関係、光の波長範囲と単色光の色名との関係は、JIS Z8110に従う。
(【0011】以降は省略されています)

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