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公開番号
2025070129
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180215
出願日
2023-10-19
発明の名称
発光装置
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
H01S
5/02253 20210101AFI20250424BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】 発光装置の生産効率を向上させる。
【解決手段】 第1上面を有する基部と、第1上面を囲う第2上面を有する枠部と、を有する基体と、上面と、基体の第2上面と接合する下面と、を有する蓋体と、第1上面に配される1または複数の発光素子と、蓋体の上面と接合する下面を有するレンズ部材と、を備え、基体の第2上面の外縁形状は、第1辺と、第1辺に平行な第2辺を有する矩形であり、蓋体の下面の外縁形状は、第1辺と、蓋体の第1辺に平行な第2辺を有する矩形であり、上面視で、基体の第2辺から蓋体の第2辺までの距離が、基体の第1辺から蓋体の第1辺までの距離よりも大きく、レンズ部材は、レンズ面を有するレンズ部と、上面視でレンズ面と重ならない非レンズ部と、を有し、上面視で、蓋体の第1辺から1または複数のレンズ面までの距離が、蓋体の第2辺から1または複数のレンズ面までの距離よりも小さい、発光装置。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1上面を有する基部と、前記第1上面よりも上方に位置し上面視で前記第1上面を囲う第2上面を有する枠部と、を有する基体と、
上面と、前記基体の前記第2上面と接合する下面と、を有する蓋体と、
前記第1上面に配される1または複数の発光素子と、
前記蓋体の上面と接合する下面を有するレンズ部材と、
を備え、
前記基体の前記第2上面の外縁形状は、第1辺と、前記第1辺に平行な第2辺を有する矩形であり、
前記蓋体の前記下面の外縁形状は、前記基体の第1辺に平行な第1辺と、前記蓋体の第1辺に平行な第2辺を有する矩形であり、
前記蓋体の第1辺の方が、前記蓋体の第2辺よりも、前記基体の第1辺に近い位置に配置され、
前記蓋体の第2辺の方が、前記蓋体の第1辺よりも、前記基体の第2辺に近い位置に配置され、
上面視で、前記基体の第2辺から前記蓋体の第2辺までの最短距離が、前記基体の第1辺から前記蓋体の第1辺までの最短距離よりも大きく、
前記レンズ部材は、1または複数のレンズ面を有するレンズ部と、上面視で前記1または複数のレンズ面と重ならない非レンズ部と、を有し、
上面視で、前記蓋体の第1辺から前記1または複数のレンズ面までの最短距離が、前記蓋体の第2辺から前記1または複数のレンズ面までの最短距離よりも小さく、
上面視で、前記基体の第1辺に垂直な方向において、前記1または複数のレンズ面の最大幅は、前記レンズ部材の最大幅の65%以上である、発光装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記蓋体は、前記蓋体の下面に設けられる、矩形環状の接合パターンを有し、
下面視で、前記接合パターンにおける前記矩形環状の領域から前記蓋体の第1辺までの最短距離は、当該領域から前記蓋体の第2辺までの最短距離よりも大きい、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記基体の前記第2上面の外縁形状は、前記基体の第1辺に垂直な第3辺と、前記第3辺に平行な第4辺を有する矩形であり、
前記蓋体の前記下面の外縁形状は、前記蓋体の第1辺に垂直な第3辺と、前記蓋体の第3辺に平行な第4辺を有する矩形であり、
下面視で、前記接合パターンにおける前記矩形環状の領域から前記蓋体の第1辺までの最短距離は、当該領域から前記蓋体の第3辺までの最短距離よりも大きい、請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
下面視で、前記接合パターンにおける前記矩形環状の領域から前記蓋体の第1辺までの最短距離は、当該領域から前記蓋体の第4辺までの距離よりも大きい、請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
下面視で、前記蓋体の第1辺の中心を通りかつ前記蓋体の第1辺に垂直な仮想直線には、前記接合パターンと重なる第1線分及び第2線分が含まれ、
前記第1線分と前記第2線分の長さは同じである、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項6】
前記蓋体と前記レンズ部材とを接合する1または複数の接合部材をさらに備え、
前記基体の前記第2上面の外縁形状は、前記基体の第1辺に垂直な第3辺と、前記第3辺に平行な第4辺を有する矩形であり、
前記蓋体の前記下面の外縁形状は、前記蓋体の第1辺に垂直な第3辺と、前記蓋体の第3辺に平行な第4辺を有する矩形であり、
前記レンズ部材は、上面視で矩形の外形を有し、
前記1または複数の接合部材は、上面視で前記レンズ部材の矩形の4角の近傍を含む領域に設けられており、
上面視で、前記基体の第3辺から前記蓋体の第3辺までの最短距離が、前記基体の第1辺から前記蓋体の第1辺までの最短距離よりも大きい、請求項1に記載の発光装置。
【請求項7】
上面視で、前記基体の第4辺から前記蓋体の第4辺までの最短距離が、前記基体の第1辺から前記蓋体の第1辺までの最短距離よりも大きい、請求項6に記載の発光装置。
【請求項8】
前記蓋体の前記下面の外縁形状は、前記蓋体の第1辺に垂直な第3辺と、前記蓋体の第3辺に平行な第4辺を有する矩形であり、
前記レンズ部材の下面の外縁形状は、前記蓋体の第1辺に平行な第1辺と、前記レンズ部材の第1辺に平行な第2辺と、前記レンズ部材の第1辺に垂直な第3辺と、前記レンズ部材の第3辺に平行な第4辺と、を有する矩形であり、
上面視で、前記レンズ部材の前記第1辺から第2辺までの幅は、前記蓋体の前記第1辺から第2辺までの幅よりも小さく、
上面視で、前記レンズ部材の前記第3辺から第4辺までの幅は、前記蓋体の前記第3辺から第4辺までの幅よりも大きい、請求項1に記載の発光装置。
【請求項9】
前記蓋体と前記レンズ部材とを接合する1または複数の接合部材をさらに備え、
前記1または複数の接合部材には、前記レンズ部材の第1辺と第3辺が交わる角である第1角の近傍を含む領域に設けられる第1接合部材が含まれ、
前記蓋体の上面の外縁形状は、前記基体の第1辺に平行な第1辺と、前記蓋体の上面の第1辺に平行な第2辺と、前記蓋体の上面の第1辺に垂直な第3辺と、前記蓋体の上面の第3辺に平行な第4辺と、を有する矩形であり、
前記第1接合部材は、上面視で前記蓋体と前記第1接合部材が重なる領域において、前記蓋体の上面の第1辺上にあり、かつ、第1角から最も遠い点である第1端点と、前記蓋体の第3辺上にあり、かつ、第1角から最も遠い点である第2端点とを有し、
上面視で、前記第2端点から前記1または複数のレンズ面までの距離は、前記第1端点から前記1または複数のレンズ面までの距離よりも小さい、請求項8に記載の発光装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2021-97216号には、基部及び基部に接合される蓋部材を有するパッケージと、半導体レーザ素子と、蓋部材に接合される光学部材と、を備える発光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-97216号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発光装置の生産効率を向上させるという課題を解決する発明を開示する。
【0005】
あるいは、上述の課題に代えて、発光装置の軽量化を図るという課題を解決する発明を開示する。
【0006】
あるいは、上述の各課題に代えて、基体と蓋体の接合バランスの安定したパッケージを実現するという課題を解決する発明を開示する。
【0007】
あるいは、上述の各課題に代えて、発光装置の製造において安定した接合処理を実現するという課題を解決する発明を開示する。
【0008】
なお、本明細書において、上述した各課題のうち複数の課題を複合的に解決する発明も開示される。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態に開示される発光装置は、第1上面を有する基部と、前記第1上面よりも上方に位置し上面視で前記第1上面を囲う第2上面を有する枠部と、を有する基体と、上面と、前記基体の前記第2上面と接合する下面と、を有する蓋体と、前記第1上面に配される1または複数の発光素子と、前記蓋体の上面と接合する下面を有するレンズ部材と、を備え、前記基体の前記第2上面の外縁形状は、第1辺と、前記第1辺に平行な第2辺を有する矩形であり、前記蓋体の前記下面の外縁形状は、前記基体の第1辺に平行な第1辺と、前記蓋体の第1辺に平行な第2辺を有する矩形であり、前記蓋体の第1辺の方が、前記蓋体の第2辺よりも、前記基体の第1辺に近い位置に配置され、前記蓋体の第2辺の方が、前記蓋体の第1辺よりも、前記基体の第2辺に近い位置に配置され、上面視で、前記基体の第2辺から前記蓋体の第2辺までの最短距離が、前記基体の第1辺から前記蓋体の第1辺までの最短距離よりも大きく、前記レンズ部材は、1または複数のレンズ面を有するレンズ部と、上面視で前記1または複数のレンズ面と重ならない非レンズ部と、を有し、上面視で、前記蓋体の第1辺から前記1または複数のレンズ面までの最短距離が、前記蓋体の第2辺から前記1または複数のレンズ面までの最短距離よりも小さく、上面視で、前記基体の第1辺に垂直な方向において、前記1または複数のレンズ面の最大幅は、前記レンズ部材の最大幅の65%以上である。
【0010】
実施形態によって開示される1または複数の発明の少なくとも一つにおいて、発光装置の生産効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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