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公開番号
2025049809
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023158256
出願日
2023-09-22
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
TOYO TIRE株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60C
13/00 20060101AFI20250327BHJP(車両一般)
要約
【課題】標章表示部を形成する突出部側面の色ゴムの意図しない露出を抑制する空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】ビード10と、サイドウォール20と、トレッド30と、を備えた空気入りタイヤであって、サイドウォール20は、タイヤ子午線面Gにおいてサイドウォール20のプロファイルライン24からタイヤ軸方向外側に突出する突出部を含む標章表示部22Aを備え、標章表示部22Aは、カバーゴム22bと、カバーゴム22bに覆われているうちの少なくとも一部が標章表示部22Aに対応して表面に露出する色ゴム22aと、を備え、標章表示部22Aは、タイヤ子午線面Gの断面視に凹みをさらに備え、凹みの凹み底は、サイドウォール20のプロファイルライン24よりもタイヤ軸方向の外側に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ビードコアを有する一対のビードと、
前記一対のビードのそれぞれからタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォールと、
前記一対のサイドウォールの間に配置されているトレッドと、を備えた空気入りタイヤであって、
前記サイドウォールは、タイヤ子午線面の断面視において前記サイドウォールのプロファイルラインからタイヤ軸方向外側に突出する突出部を含む標章表示部を備え、
前記標章表示部は、
カバーゴムと、
前記カバーゴムに覆われているうちの少なくとも一部が表面に露出する色ゴムと、を備え、
前記標章表示部は、前記タイヤ子午線面の断面視において凹みを有し、
前記凹みの凹み底は、前記サイドウォールのプロファイルラインよりもタイヤ軸方向の外側に配置される、空気入りタイヤ。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
タイヤ側面視である前記標章表示部の正面視において、前記標章表示部の輪郭で形成される標章表示部面積(D)と、前記標章表示部の輪郭に外接する四角形であって、その面積が最小となるように形成される最小四角形面積(E)との関係は、
標章表示部面積(D)÷最小四角形面積(E)≧70%
である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記カバーゴムは、厚さが0.08mm以上0.20mm以下である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記凹みの凹み深さ(B)の長さは、前記サイドウォールのプロファイルラインから突出した、標章表示部の突出高さの80%以下の長さである、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記凹みの凹み深さ(B)の長さは、前記サイドウォールのプロファイルラインから突出した、標章表示部の突出高さの50%以上の長さである、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記サイドウォールのプロファイルラインから突出した、前記標章表示部の突出高さは、1.0mm以上3.0mm以下の高さである、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記標章表示部の、タイヤ径方向の長さは、15mm以上25mm以下の長さである、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
タイヤ断面高さは、155mm以下である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
タイヤ断面高さは、130mm以下である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記凹みは、溝である、請求項1~8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、空気入りタイヤの見栄えを向上させるため、サイドウォール部に表示される標章表示部を、色ゴムによって表示することが知られている。色ゴムは、表面が薄肉のカバーゴムによって覆われた状態でサイドウォール部に加硫成形された後、標章表示部に対応する部分のカバーゴムを研削除去することによって、サイドウォール部の表面に露出するようになっている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-103849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、タイヤ断面高さが小さい空気入りタイヤに、標章表示部を表示する要望が増えている。タイヤ断面高さが小さい空気入りタイヤは、タイヤ径方向の標章表示部の長さが短くなり、標章表示部のサイズが小さくなる。
空気入りタイヤの標章表示部のサイズが小さくなると、タイヤを加硫成型した後の標章表示部を形成する突出部側面において色ゴムを覆っているカバーゴムが引き裂かれ、色ゴムが意図しない場所において露出し、標章表示部の意匠性を悪化させることがある。
【0005】
本発明は上述事情に鑑みてなされたものであり、標章表示部を形成する突出部側面の色ゴムの意図しない露出を抑制する空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の空気入りタイヤは、ビードコアを有する一対のビードと、前記一対のビードのそれぞれからタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォールと、前記一対のサイドウォールの間に配置されているトレッドと、を備えた空気入りタイヤであって、前記サイドウォールは、タイヤ子午線面の断面視において前記サイドウォールのプロファイルラインからタイヤ軸方向外側に突出する複数の突出部を含む標章表示部を備え、前記標章表示部は、カバーゴムと、前記カバーゴムに覆われているうちの少なくとも一部が前記標章表示部に対応して表面に露出する色ゴムと、を備え、前記標章表示部は、前記タイヤ子午線面の断面視に凹みをさらに備え、前記凹みの凹み底は、前記サイドウォールのプロファイルラインよりもタイヤ軸方向の外側に配置される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、標章表示部を形成する突出部側面の色ゴムの意図しない露出を抑制する空気入りタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係るタイヤにおけるタイヤ軸方向(タイヤ子午線面)の半断面を示す図である。
第1実施形態に係るタイヤにおけるサイドウォールの拡大断面図である。
図1のE方向から見た矢視図であり、標章表示部の周辺を示す図である。
図1のE方向から見た矢視図であり、標章表示部の輪郭に外接する最小四角形を示す図である。
図1のE方向から見た矢視図であり、別の標章表示部の例の周辺を示す図である。
図1のE方向から見た矢視図であり、図4Aの標章表示部の輪郭に外接する最小四角形を示す図である。
第2実施形態に係るタイヤにおけるサイドウォールの拡大断面図である。
図5のE方向から見た矢視図であり、標章表示部の周辺を示す図である。
図5のE方向から見た矢視図であり、標章表示部の外縁に外接する最小四角形を示す図である。
図5のE方向から見た矢視図であり、別の標章表示部の例の周辺を示す図である。
図5のE方向から見た矢視図であり、図7Aの標章表示部の外縁に外接する最小四角形を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤであるタイヤ1のタイヤ軸方向(タイヤ子午線面)の断面を示す図である。図2は、実施形態に係るタイヤ1におけるサイドウォールの拡大断面図を示す図である。図3Aは、図1のE方向から見た矢視図であり、標章表示部の周辺を示す図である。図3Bは、図1のE方向から見た矢視図であり、標章表示部の輪郭に外接する最小四角形を示している。図4Aは、図1のE方向から見た矢視図であり、別の標章表示部の例の周辺を示す図である。図4Bは、図1のE方向から見た矢視図であり、図4Aの標章表示部の輪郭に外接する最小四角形を示す図である。
【0010】
図1の断面図は、タイヤ1を図示しない正規リムに装着して正規内圧を充填した無負荷状態のタイヤ軸方向断面図(タイヤ子午線断面図)である。正規リムとは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRA、及びETRTOであれば”Measuring Rim”である。正規内圧とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、トラックバス用タイヤ、ライトトラック用タイヤの場合は、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表”TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES”に記載の最大値、ETRTOであれば”INFLATION PRESSURE”である。乗用車用タイヤの場合は通常180kPaとするが、タイヤに、Extra Load、又は、Reinforcedと記載されたタイヤの場合は220kPaとする。
(【0011】以降は省略されています)
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