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公開番号2025049772
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158167
出願日2023-09-22
発明の名称情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人積水化学工業株式会社
代理人弁理士法人IPX
主分類G16H 10/00 20180101AFI20250327BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】ユーザのヘルスケアに関する情報を継続的に活用するための支援をすることが可能な情報処理システム等を提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムでは、次の各ステップがなされるようにプログラムを実行可能なプロセッサを備える。取得ステップでは、第1の組織を構成する構成員の所属の変更に関する人事情報を取得する。人事情報に係る構成員を特定構成員と定義する。特定構成員は、第1の組織に所属しているが所属を離れる予定の者又は第1の組織に過去に所属していた者である。閲覧制御ステップでは、人事情報を取得したことに応じて、第1の組織が管理していた、特定構成員のヘルスケアに関する健診データを、第1の組織が関与していないサーバを介して閲覧可能に制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
情報処理システムであって、
次の各ステップがなされるようにプログラムを実行可能なプロセッサを備え、
取得ステップでは、第１の組織を構成する構成員の所属の変更に関する人事情報を取得し、ここで
前記人事情報に係る構成員を特定構成員と定義し、
前記特定構成員は、前記第１の組織に所属しているが所属を離れる予定の者又は前記第１の組織に過去に所属していた者であり、
閲覧制御ステップでは、前記人事情報を取得したことに応じて、前記第１の組織が管理していた、前記特定構成員のヘルスケアに関する健診データを、前記第１の組織が関与していないサーバを介して閲覧可能に制御する、システム。
続きを表示（約 960 文字）【請求項２】
請求項１に記載の情報処理システムにおいて、
前記人事情報は、前記特定構成員の退職に関する情報又は異動に関する情報を含む、システム。
【請求項３】
請求項１に記載の情報処理システムにおいて、
前記特定構成員は、前記第１の組織とは異なる第２の組織に所属する予定の者又は前記第２の組織に所属している者であり、
前記サーバは、前記第２の組織が関与しているサーバである、システム。
【請求項４】
請求項１に記載の情報処理システムにおいて、
前記閲覧制御ステップでは、自治体が関与しているサーバを介して閲覧可能に制御する、システム。
【請求項５】
請求項１に記載の情報処理システムにおいて、
前記健診データは、認知機能に関するデータを含む、システム。
【請求項６】
請求項１に記載の情報処理システムにおいて、
さらに、第１の送信ステップでは、前記人事情報を取得したことに応じて、第１の要求を前記第１の組織に送信し、ここで、前記第１の要求は、前記制御に係る承諾を前記特定構成員から得る要求であり、これにより、前記特定構成員に前記第１の要求を提示可能とする、システム。
【請求項７】
請求項１に記載の情報処理システムにおいて、
さらに、第２の送信ステップでは、前記人事情報を取得したことに応じて、前記制御に係る承諾を得るための要求を前記特定構成員に送信する、システム。
【請求項８】
請求項７に記載の情報処理システムにおいて、
さらに、表示制御ステップでは、前記特定構成員が所属を変更した時点からの経過日数に応じて通知頻度を変化させて、前記特定構成員に対して前記ヘルスケアに関する通知を視認可能に表示させる、システム。
【請求項９】
請求項８に記載の情報処理システムにおいて、
前記通知は、健診の受診を促すための通知を含む、システム。
【請求項１０】
情報処理方法であって、
請求項１～９の何れか１つに記載の情報処理システムにおける各ステップを備える、方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
たとえば、特許文献１には、「患者が患者自身の医療情報を自由に利用することを可能にする医療情報管理サーバ」が開示されている。医療情報管理サーバは、複数の医療機関Ａ，Ｂのそれぞれの管理サーバ３，４に接続される外部のサーバであり、患者Ｃが医療行為を受けた医療機関Ａで生成された医療情報Ｄ１の蓄積及び管理を行う医療情報管理サーバ１であって、医療情報Ｄ１の蓄積時に医療情報Ｄ１の所有の権限を医療機関Ａ，Ｂ毎に帰属させ、患者Ｃから患者自身の医療情報Ｄ１の移譲の申込みがあった場合、患者Ｃと医療機関Ａとの合意内容に対応して医療情報Ｄ１の所有の権限を患者Ｃに委譲する管理を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－０７９２７１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上記公知技術に係る機能には、未だ改善の余地がある。とりわけ、ユーザのヘルスケアに関する情報を継続的に活用するための支援をすることが可能な技術が望まれている。
【０００５】
本発明では上記事情に鑑み、ユーザのヘルスケアに関する情報を継続的に活用するための支援をすることが可能な情報処理システム等を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムでは、次の各ステップがなされるようにプログラムを実行可能なプロセッサを備える。取得ステップでは、第１の組織を構成する構成員の所属の変更に関する人事情報を取得する。人事情報に係る構成員を特定構成員と定義する。特定構成員は、第１の組織に所属しているが所属を離れる予定の者又は第１の組織に過去に所属していた者である。閲覧制御ステップでは、人事情報を取得したことに応じて、第１の組織が管理していた、特定構成員のヘルスケアに関する健診データを、第１の組織が関与していないサーバを介して閲覧可能に制御する。
【０００７】
上記態様によれば、ユーザのヘルスケアに関する情報を継続的に活用するための支援をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
情報処理システム１を表す構成図である。
情報処理装置２のハードウェア構成を示すブロック図である。
構成員端末５のハードウェア構成を示すブロック図である。
情報処理装置２の機能を示す機能ブロック図である。
情報処理システム１において実行される情報処理の流れの一例を示すアクティビティ図である。
権限管理テーブルＴ１の概要図である。
情報処理システム６を表す構成図である。
情報処理システム６において実行される情報処理の流れの一例を示すアクティビティ図である。
構成員端末５の表示部５４に表示される権限変更依頼画面７の一例を示している。
構成員端末５の表示部５４に表示される健診リマインド画面８の一例を示している。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【００１０】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体（Ｎｏｎ－ＴｒａｎｓｉｔｏｒｙＣｏｍｐｕｔｅｒ－ＲｅａｄａｂｌｅＭｅｄｉｕｍ）として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現（いわゆるクラウドコンピューティング）するように提供されてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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