TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025048793
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2024160820
出願日
2024-09-18
発明の名称
絞り具
出願人
イーエヌ大塚製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
35/28 20060101AFI20250326BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】容器の一端部側の取出口の方へ巻き込んでいく前段階において、容器の他端部側を確実且つ容易に巻き込める状態にでき、比較的小さな力で容器内の高粘性流動体を絞り出すことができる絞り具を提供する。
【解決手段】絞り具1は、可撓性の容器10内に収容された高粘性流動体を容器10の一端部11側の取出口12から絞り出すことが可能な絞り具であって、容器10の他端部13を挿入可能な挿入スリット貫通孔2を、その長さ方向に有する棒状体3と、棒状体3の両端部に設けられた把持部4と、を備え、挿入スリット貫通孔2は、両端側の開口2a,2bの間で案内するための略平行な対向する壁部21,21を有し、両壁部21,21の間に容器10の他端部13が挿入されるようになっており、両壁部21,21間の間隙21aは、容器10の他端部13の挿入が可能な所定の幅Wに設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
可撓性の容器内に収容された高粘性流動体を当該容器の一端部側の取出口から絞り出すことが可能な絞り具であって、
前記容器の他端部を挿入可能な挿入スリット貫通孔をその長さ方向に有する棒状体と、
前記棒状体の両端部に設けられた把持部と、を備え、
前記挿入スリット貫通孔は、両端側の開口の間で案内するための略平行な対向する壁部を有し、前記両壁部の間に前記容器の他端部が挿入されるようになっており、当該両壁部間の間隙は、前記容器の他端部の挿入が可能な所定の幅に設けられていることを特徴とする絞り具。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記挿入スリット貫通孔の前記両端側の開口の前記壁部の部分は、いずれも、当該挿入スリット貫通孔の内側から外側に向かって広がる断面テーパ形状とされていることを特徴とする請求項1に記載の絞り具。
【請求項3】
前記挿入スリット貫通孔で分割された前記棒状体の分割部の内部は、中空構造とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の絞り具。
【請求項4】
前記挿入スリット貫通孔で分割された前記棒状体の分割部の内部は、中実構造とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の絞り具。
【請求項5】
前記挿入スリット貫通孔の両端は、前記棒状体の両端部に設けられた前記把持部の付け根又はその近傍まで形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の絞り具。
【請求項6】
前記把持部は、径方向より幅方向が短い短幅の円筒部を有し、当該円筒部の片側開口が円板部で閉塞され、他側開口が開放され、前記円筒部の内部にリブが設けられており、前記円筒部の周囲に略円弧状の突出部が複数設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の絞り具。
【請求項7】
前記棒状体は、断面形状が略楕円形に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の絞り具。
【請求項8】
前記両壁部には、それぞれ平行面部が形成され、これら平行面部から外側に向かって広がるテーパ面部が形成され、これら平行面部とテーパ面部との間にそれぞれエッジ部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の絞り具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、可撓性の容器内に収容された高粘性流動体をこの容器の一端部側の取出口から絞り出すことが可能な絞り具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、可撓性の容器内に収容された高粘性流動体をこの容器の一端部側の取出口から絞り出すことが可能な様々な絞り具が提案され、実施に供されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、容器の他端部側を軸に設けられたスリット口へ挿入した後、容器を一端部側の取出口の方へ巻き込んでいくことで、取出口から高粘性流動体を絞り出す絞り具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第4576314号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、この特許文献1に開示された絞り具では、容器の他端部側を挿入するスリット口が軸の周囲に一箇所しかないので、容器の他端部をスリット口に挿入可能な位置関係とするのが面倒である。また、容器の他端部側をスリット口から軸内部の空間内に挿入するだけでは容器を取出口の方へ巻き込もうとする際に、外れてしまうおそれがあるので、軸の一端部側から別途釘状の固定部材を挿入し、しっかりと固定することもなされるが、この固定作業も面倒である。すなわち、この特許文献1に開示された絞り具では、容器を取出口の方へ巻き込んでいく前段階の不確実性と面倒さとがある。
【0006】
また、この特許文献1に開示された絞り具では、軸の他端部側のみに手で掴む把持部が設けられているが、これだけでは、容器内に収容される流動体の粘度が高い場合、容器を取出口の方へ巻き込んでいくのに、相当な力が必要である。
【0007】
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、容器の一端部側の取出口の方へ巻き込んでいく前段階において、容器の他端部側を確実且つ容易に巻き込める状態にでき、比較的小さな力で容器内の高粘性流動体を絞り出すことができる絞り具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、可撓性の容器内に収容された高粘性流動体を当該容器の一端部側の取出口から絞り出すことが可能な絞り具であって、前記容器の他端部を挿入可能な挿入スリット貫通孔をその長さ方向に有する棒状体と、前記棒状体の両端部に設けられた把持部と、を備え、前記挿入スリット貫通孔は、両端側の開口の間で案内するための略平行な対向する壁部を有し、前記両壁部の間に前記容器の他端部が挿入されるようになっており、当該両壁部間の間隙は、前記容器の他端部の挿入が可能な所定の幅に設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記挿入スリット貫通孔の前記両端側の開口の前記壁部の部分は、いずれも、当該挿入スリット貫通孔の内側から外側に向かって広がる断面テーパ形状とされていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記挿入スリット貫通孔で分割された前記棒状体の分割部の内部は、中空構造とされていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
箱
6か月前
個人
ゴミ箱
5か月前
個人
包装体
6か月前
個人
ゴミ収集器
9日前
個人
段ボール箱
17日前
個人
容器
2か月前
個人
段ボール箱
7日前
個人
折り畳み水槽
6か月前
個人
宅配システム
9日前
個人
パウチ補助具
5か月前
個人
土嚢運搬器具
1か月前
個人
閉塞装置
3か月前
個人
コード類収納具
1か月前
個人
ダンボール宝箱
6か月前
個人
ゴミ処理機
2か月前
個人
貯蔵サイロ
13日前
個人
圧縮収納袋
6か月前
株式会社和気
包装用箱
2か月前
個人
粘着テープ剥がし具
7か月前
株式会社新弘
容器
5か月前
株式会社新弘
容器
5か月前
個人
塗料容器用蓋
6か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
8か月前
個人
粘着テープ切断装置
8か月前
個人
搬送システム
1日前
個人
袋入り即席麺
22日前
三甲株式会社
蓋体
2か月前
個人
包装箱
3か月前
三甲株式会社
容器
9か月前
三甲株式会社
蓋体
1か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
5か月前
株式会社イシダ
包装装置
6か月前
三甲株式会社
容器
8か月前
日東精工株式会社
供給装置
2か月前
日東精工株式会社
検査装置
9か月前
株式会社デュプロ
包装装置
5か月前
続きを見る
他の特許を見る