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公開番号
2025047722
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023156392
出願日
2023-09-21
発明の名称
管理プログラム、管理方法、および管理装置
出願人
株式会社日立製作所
代理人
藤央弁理士法人
主分類
G06F
9/445 20180101AFI20250326BHJP(計算;計数)
要約
【課題】環境に応じて柔軟にIoTプラットフォームを構築すること。
【解決手段】複数のコンピューティング階層からなるプラットフォームの構築をプロセッサに、ソリューションを実現するためのコンピューティング階層の構築およびコンピューティング階層へのアプリケーションの配備を規定するプラットフォーム構築要件を含む目的案件を取得し、目的案件に含まれるプラットフォーム構成要件が、コンピューティング階層の要件定義に該当するか否か判断し、要件定義に該当すると判断された場合、プラットフォームの構成要件に基づいてソリューションが実現可能か否かを検証するための第1シミュレーションを実行し、ソリューションが実現可能である場合、プラットフォーム構築要件に従ってコンピューティング階層を構築し、コンピューティング階層にアプリケーションを配備する処理を実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のコンピューティング階層からなるプラットフォームの構築をプロセッサに実行させる管理プログラムであって、
前記プロセッサに、
ソリューションを実現するための前記コンピューティング階層の構築および前記コンピューティング階層へのアプリケーションの配備を規定するプラットフォーム構築要件を含む目的案件を取得する取得処理と、
前記取得処理によって取得された目的案件に含まれる前記プラットフォーム構成要件が、前記コンピューティング階層の要件定義に該当するか否か判断する第1判断処理と、
前記第1判断処理によって前記プラットフォームの構成要件が前記コンピューティング階層の要件定義に該当すると判断された場合、前記プラットフォームの構成要件に基づいて前記ソリューションが実現可能か否かを検証するための第1シミュレーションを実行する第1シミュレーション処理と、
前記第1シミュレーション処理により前記ソリューションが実現可能である場合、前記プラットフォーム構築要件に従って前記コンピューティング階層を構築する第1構築処理と、
前記第1シミュレーション処理により前記ソリューションが実現可能である場合、前記プラットフォーム構築要件に従って前記コンピューティング階層に前記アプリケーションを配備する第1配備処理と、
を実行させることを特徴とする管理プログラム。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の管理プログラムであって、
前記複数のコンピューティング階層は、エッジと、前記エッジに接続されるネットワークと、前記ネットワークに接続されるクラウドと、により構成される、
ことを特徴とする管理プログラム。
【請求項3】
請求項1に記載の管理プログラムであって、
前記プラットフォームの構築要件は、前記コンピューティング階層のハードウェアに関するパラメータを含み、
前記コンピューティング階層の要件定義は、前記コンピューティング階層のハードウェアに前記ソリューションを実現するために設定される、前記ハードウェアに関するパラメータを含む、
ことを特徴とする管理プログラム。
【請求項4】
請求項1に記載の管理プログラムであって、
前記プラットフォームの構築要件は、前記コンピューティング階層のミドルウェアに関するパラメータを含み、
前記コンピューティング階層の要件定義は、前記コンピューティング階層のミドルウェアに前記ソリューションを実現するために設定される、前記ミドルウェアに関するパラメータを含む、
ことを特徴とする管理プログラム。
【請求項5】
請求項1に記載の管理プログラムであって、
前記プラットフォームの構築要件は、前記コンピューティング階層に関するアプリケーションを規定する情報を含み、
前記コンピューティング階層の要件定義は、前記コンピューティング階層に前記ソリューションを実現するために配備される、前記アプリケーションを規定する情報を含む、
ことを特徴とする管理プログラム。
【請求項6】
請求項1に記載の管理プログラムであって、
前記プロセッサに、
前記第1判断処理によって前記プラットフォーム構成要件が前記コンピューティング階層の要件定義に該当しないと判断された場合、前記プラットフォーム構成要件に適合するように前記コンピューティング階層の要件定義を更新する第1更新処理を実行させる、
ことを特徴とする管理プログラム。
【請求項7】
請求項1に記載の管理プログラムであって、
前記プロセッサに、
前記第1シミュレーション処理により前記ソリューションが実現不可能である場合、前記プラットフォーム構成要件に適合するように前記コンピューティング階層の要件定義を更新する第1更新処理を実行させる、
ことを特徴とする管理プログラム。
【請求項8】
請求項1に記載の管理プログラムであって、
前記プロセッサに、
前記プラットフォーム構築要件に基づいて、前記プラットフォームが所定の運用条件に違反して運用されているか否かを監視する監視処理と、
前記監視処理によって前記プラットフォームが前記所定の運用条件に違反して運用されていると判断された場合、前記所定の運用条件を遵守する対策群の中に、前記所定の運用条件の違反への対策があるか否かを判断する第2判断処理と、
前記第2判断処理によって前記所定の運用条件の違反への対策があると判断された場合、前記対策に基づいて前記プラットフォームを修正した場合に前記ソリューションが実現可能か否かを検証するための第2シミュレーションを実行する第2シミュレーション処理と、
前記第2シミュレーション処理により前記ソリューションが実現可能である場合、前記コンピューティング階層を前記対策に基づいて再構築する第2構築処理と、
を実行させることを特徴とする管理プログラム。
【請求項9】
請求項1に記載の管理プログラムであって、
前記プロセッサに、
前記プラットフォーム構築要件に基づいて、前記プラットフォームが所定の運用条件に違反して運用されているか否かを監視する監視処理と、
前記監視処理によって前記プラットフォームの運用が前記所定の運用条件に違反すると判断された場合、前記所定の運用条件を遵守する対策群の中に、前記所定の運用条件の違反への対策があるか否かを判断する第2判断処理と、
前記第2判断処理によって前記所定の運用条件の違反への対策があると判断された場合、前記対策に基づいて前記プラットフォームを修正した場合に前記ソリューションが実現可能か否かを検証するための第2シミュレーションを実行する第2シミュレーション処理と、
前記第2シミュレーション処理により前記ソリューションが実現可能である場合、前記コンピューティング階層に前記対策で指定された前記アプリケーションを配備する第2配備処理と、
を実行させることを特徴とする管理プログラム。
【請求項10】
請求項8に記載の管理プログラムであって、
前記プロセッサに、
前記第2判断処理によって前記所定の運用条件の違反への対策がないと判断された場合、前記プラットフォーム構成要件に適合するように前記コンピューティング階層の要件定義および前記対策を更新する第2更新処理を実行させる、
ことを特徴とする管理プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラットフォームを管理する管理プログラム、管理方法、および管理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
製造や物流、鉄道や交通、電力など様々な分野において、労働者不足に代表される課題を解消するためには、現場業務の自動化や遠隔支援等を行うソリューションの提供が有効であり、そうしたソリューションを実行するためIoT(Internet of Things)プラットフォームが求められている。
【0003】
現在、クラウドコンピューティングの台頭により、製造や物流、鉄道や交通、電力など様々な分野において、従来、専用のサーバやネットワークを用いて構築していたシステムを、クラウド事業者や通信事業者が提供するクラウドやネットワーク、その上で利用可能な各種のファンクションやツール群を用いて、ソリューションを実行するためのIoTプラットフォームが構築および運用されている。
【0004】
また、サードパーティーがサーバやネットワークの監視ツールやイベントの検知/判断/対処ツール、コンテンツキャッシュ、などの各種のファンクションやツール群を提供しており、前記のようなIoTプラットフォームを運用する際に活用できるようになってきている。
【0005】
しかし、そうしたクラウドやネットワーク、サードパーティーの提供物を利用する場合、各分野の具体的な要件を満たすためのシステムを構築、運用を実現するためには、専門のエンジニアやシステムインテグレータの知見に基づくシステムインテグレーション(SI:System Integration)が必要である。また、運用開始後にソリューションの改良や拡張、新たなソリューションの追加等も求められることがあり、その実現にも専門の知見が必要である。
【0006】
一般に、SIは人手作業で行われ、SI期間が数週間から数カ月と長期にわたり、サービス開始までに長い時間を要すること、サービス開始後もIoTプラットフォームが安定稼働しないとサービスに停止期間が生じること、新たなサービス提供の拡張に対しても時間を要することが課題である。つまり、こうしたソリューションを稼働させるIoTプラットフォームの自動構築や安定運用、柔軟な拡張が求められている。
【0007】
そこで特許文献1は、新規設計対象のシステムに関する複数の要件それぞれを実現する設計情報を第1のテーブルで特定し、当該特定の結果、いずれかの要件について複数の設計情報を特定した場合、複数の設計情報それぞれと他要件に関して特定された設計情報との組合せ利用の適性順位を第2のテーブルで参照して適性順位がより高い組合せとなる設計情報を特定し、複数の要件それぞれについて特定した設計情報を所定装置に出力するシステム設計支援装置を開示する。
【0008】
また、特許文献2は、性能改善の要求に対して、適切な移行方策を提案する。性能劣化または余剰が生じている当該サーバと、他のサーバの性能について、相互に影響しあっているか否かを特定し、同一装置におけるリソース量の変更が適切か、あるいは別の装置への移行が適切かを判断する。移行方策については、実現可能性を確認した上で、改善される項目と、移行にかかる所要時間やコストなどと合わせて提示し、当該構成変更作業の長所および短所を定量的に示す管理計算機を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2016-110325号公報
特表2015-524581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
特許文献1において、各分野の現場業務ソリューションの自動化や遠隔支援を実現するためには、現場(エッジ)とクラウド、その間のネットワークも含めたシステム全体の構築が必要であり、対応できない。また、そうしたシステム全体の運用への対応も困難である。
(【0011】以降は省略されています)
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