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公開番号2025047191
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023155531
出願日2023-09-21
発明の名称船舶
出願人住友重機械マリンエンジニアリング株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B63B 45/04 20060101AFI20250326BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】風力推進部を用いる場合に、船首側の航海灯と船尾側の航海灯とが、同時に見えなくなる状況が発生することを抑制する船舶を提供する。
【解決手段】船舶1では、マグナスロータ10Dの上部には、上下方向から見て所定の角度範囲θ1へ向けて光を発生する光源50が設けられる。従って、光源50は、マグナスロータ10Dより高い位置に配置されるため、マグナスロータ10Dで隠れないようにすることができる。また、光源50は、上下方向から見て所定の角度範囲θ1へ向けて光を発生する。そのため、光源50は、船尾側の航海灯として機能することができる。そのため、海上から見て船首側航海灯42と、船尾側海灯としての光源50とを同時に見ることができる。以上より、マグナスロータ10を用いる場合に、船首側の航海灯と船尾側の航海灯とが、同時に見えなくなる状況が発生することを抑制できる。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
船体と、
前記船体に設けられ、風力によって前記船体を推進させる風力推進部と、
前記船体の船首側に設けられる船首側航海灯と、を備える船舶であって、
前記風力推進部の上部には光源が設けられる、船舶。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記光源は、上下方向から見て所定の角度範囲へ向けて光を発生する光源である、請求項1に記載の船舶。
【請求項3】
前記風力推進部は、上下方向に延びて回転するロータ帆を有し、
前記光源は、前記ロータ帆と共に回転し、
前記光源は、回転時において、前記所定の角度範囲へ向けて光を発生する状態を維持する発光角度調整機構を有する、請求項2に記載の船舶。
【請求項4】
前記発光角度調整機構は、前記光源の全周にわたって設けられた複数の第1の発光部を有し、回転時において、前記角度範囲に対応する位置に配置された前記第1の発光部が発光する、請求項3に記載の船舶。
【請求項5】
前記発光角度調整機構は、
前記光源の全周にわたって光を発する第2の発光部と、
回転時において、前記角度範囲の外に対応する位置において、前記第2の発光部の前記光を遮断する遮断部と、を有する、請求項3に記載の船舶。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、船舶に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、CO

等のGHGの削減のために、風力等の再生可能エネルギーを用いて推力を発生する船舶などの構造物が知られている。例えば、特許文献1に記載された船舶は、プロペラによる推進器に加えて、船体上に、風力によって船体を推進させる硬帆などの風力推進部を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-45018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、夜間において船舶は、その大きさと種類により適切な航海灯を設け、船舶の針路、障害物を他船に明示する必要がある。具体的には、船首側の航海灯及び船尾側の航海灯を設け、船首側よりも船尾側の航海灯を高い位置に設ける必要がある。また、海上から見たときに、船首側の航海灯と船尾側の航海灯とが重なり合わない状態で、同時に見える必要がある。
【0005】
しかしながら、上述のように船体に風力推進部を設けた場合、船尾側の航海灯が風力推進部に隠れることで、船首側の航海灯と船尾側の航海灯とが、同時に見えなくなる状況が存在してしまう。従って、風力推進部を用いる場合に、船首側の航海灯と船尾側の航海灯とが、同時に見えなくなる状況が発生することを抑制することが求められる。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、風力推進部を用いる場合に、船首側の航海灯と船尾側の航海灯とが、同時に見えなくなる状況が発生することを抑制する船舶を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る船舶は、船体と、船体に設けられ、風力によって船体を推進させる風力推進部と、船体の船首側に設けられる船首側航海灯と、を備える船舶であって、風力推進部は、船首側航海灯に対して船尾側に所定の距離、離間する位置に配置され、風力推進部の上部には光源が設けられる。
【0008】
本発明に係る船舶は、船体に設けられ、風力によって船体を推進させる風力推進部を備える。そのため、船舶においては、海上から見て船尾側航海灯が風力推進部に隠れることがある。これに対し、船舶では、風力推進部の上部には、光源が設けられる。従って、光源は、風力推進部より高い位置に配置されるため、風力推進部で隠れないようにすることができる。光源は、船尾側の航海灯として機能することができる。そのため、海上から見て船首側航海灯と、船尾側航海灯としての光源とを同時に見ることができる。以上より、風力推進部を用いる場合に、船首側の航海灯と船尾側の航海灯とが、同時に見えなくなる状況が発生することを抑制できる。
【0009】
光源は、上下方向から見て所定の角度範囲へ向けて光を発生する光源であってよい。この場合、光源は、船尾側の航海灯として機能しやすくなる。
【0010】
風力推進部は、上下方向に延びて回転するロータ帆を有し、光源は、ロータ帆と共に回転し、光源は、回転時において、所定の角度範囲へ向けて光を発生する状態を維持する発光角度調整機構を有する。この場合、光源がロータ帆と共に回転する場合であっても、航海灯として機能することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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