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公開番号2025044657
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152363
出願日2023-09-20
発明の名称電力市場価格予測システム
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 30/06 20230101AFI20250326BHJP(計算;計数)
要約【課題】卸電力市場価格の予測にかかるコストの低減を図りつつ、予測精度の向上を図ることができる電力市場価格予測システムを提供する。
【解決手段】卸電力市場での入札のために卸電力市場価格を予測する電力市場価格予測システム100であって、複数の説明変数に基づいて卸電力市場価格を予測する(ステップS11)価格予測部と、卸電力市場価格の予測時(ステップS12)から卸電力市場での入札時(ステップS16でYES)までの間に複数の説明変数のうち少なくとも1つの説明変数に変化があった場合、所定の判断材料に基づいて、卸電力市場価格の再予測の可否を決定する(ステップS13からS15)再予測決定部と、を具備する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
卸電力市場での入札のために卸電力市場価格を予測する電力市場価格予測システムであって、
複数の説明変数に基づいて前記卸電力市場価格を予測する価格予測部と、
前記卸電力市場価格の予測時から前記卸電力市場での入札時までの間に複数の前記説明変数のうち少なくとも1つの前記説明変数に変化があった場合、所定の判断材料に基づいて、前記卸電力市場価格の再予測の可否を決定する再予測決定部と、
を具備する、
電力市場価格予測システム。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記所定の判断材料には、
変化した前記説明変数の前記卸電力市場価格に対する寄与率が含まれる、
請求項1に記載の電力市場価格予測システム。
【請求項3】
前記再予測決定部は、
変化した前記説明変数の前記寄与率を重回帰分析によって算出する、
請求項2に記載の電力市場価格予測システム。
【請求項4】
前記所定の判断材料には、
変化した前記説明変数の変化量が含まれる、
請求項1に記載の電力市場価格予測システム。
【請求項5】
前記所定の判断材料には、
売電収益及び前記卸電力市場価格の再予測にかかるコストが含まれる、
請求項1に記載の電力市場価格予測システム。
【請求項6】
前記説明変数には、
気温、日射量、風速、電力需要又は燃料価格のうちの少なくとも1つが含まれる、
請求項1に記載の電力市場価格予測システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、卸電力市場価格を予測する電力市場価格予測システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、卸電力市場価格を予測する電力市場価格予測システムは公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、将来の予測対象日における再生可能エネルギー(例えば太陽光発電)によって発電される電力の推定供給量を取得する取得部と、電力の推定供給量に基づいて予測対象日における電力市場価格を予測する予測部と、を備える電力市場価格予測装置が記載されている。特許文献1に記載の電力市場価格予測装置は、上述の如き構成により、電力市場価格の予測精度の向上を図っている。
【0004】
一方で、電力市場価格の予測時から電力市場での入札までの間に天気予報の変更等が生じた場合、天気予報の変更に応じて電力の推定供給量の予測値も変化する。このため、予測精度を維持するには、電力市場価格を再予測する必要が生じる。しかしながら、再予測した結果があまり変わらない場合は、再予測に要するコストが無駄となってしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-96164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、卸電力市場価格の予測にかかるコストの低減を図りつつ、予測精度の向上を図ることができる電力市場価格予測システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、卸電力市場での入札のために卸電力市場価格を予測する電力市場価格予測システムであって、複数の説明変数に基づいて前記卸電力市場価格を予測する価格予測部と、前記卸電力市場価格の予測時から前記卸電力市場での入札時までの間に複数の前記説明変数のうち少なくとも1つの前記説明変数に変化があった場合、所定の判断材料に基づいて、前記卸電力市場価格の再予測の可否を決定する再予測決定部と、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記所定の判断材料には、変化した前記説明変数の前記卸電力市場価格に対する寄与率が含まれるものである。
【0010】
請求項3においては、前記再予測決定部は、変化した前記説明変数の前記寄与率を重回帰分析によって算出するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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