TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025044016
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151672
出願日2023-09-19
発明の名称熱管理方法及び熱管理装置
出願人日産自動車株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類B60H 1/22 20060101AFI20250325BHJP(車両一般)
要約【課題】電動車両において暖房時の電力効率をより向上させることのできる熱管理方法及び熱管理装置を提供する。
【解決手段】
バッテリ22に外部から充電を行うための車載充電器24と、電動機及び前記電動機を駆動する電力変換装置を含む電動パワートレーン20と、車載充電器24、電動パワートレーン20、水冷式凝縮器26に繋がるヒーターコア28、及びラジエータ30が配された冷却水回路と、を備えた電動車両において、冷却水回路の冷却水の供給状態を切り替えて該冷却水回路に配される各要素への供給熱量を制御する熱管理方法であって、外部充電器による普通充電が実行される際に車載充電器24で生じる熱を、冷却水の供給状態を制御してヒーターコア28に供給する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリに外部から充電を行うための車載充電器と、電動機及び前記電動機を駆動する電力変換装置を含む電動パワートレーンと、前記車載充電器、前記電動パワートレーン、水冷式凝縮器に繋がるヒーターコア、及びラジエータが配された冷却水回路と、を備えた電動車両において、前記冷却水回路の冷却水の供給状態を切り替えて該冷却水回路に配される各要素への供給熱量を制御する熱管理方法であって、
外部充電器による普通充電が実行される際に前記車載充電器で生じる熱を、前記冷却水の供給状態を制御して前記ヒーターコアに供給する、
熱管理方法。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の熱管理方法であって、
前記普通充電を実行する際に、
前記電動パワートレーンの温度を参照して、前記冷却水の供給状態を制御するための制御モードを、少なくとも蓄熱モード及び放熱モードの間で選択的に設定し、
前記蓄熱モードでは、前記冷却水を前記ラジエータに通水させずに、前記車載充電器と前記電動パワートレーンの間で通水させ、
前記放熱モードでは、前記冷却水を前記ラジエータに通水させる、
熱管理方法。
【請求項3】
請求項2に記載の熱管理方法であって、
前記冷却水回路には、前記バッテリが配され、
前記蓄熱モードは、第1蓄熱モードと第2蓄熱モードとを含み、
前記普通充電を実行する際に、
前記電動パワートレーンの温度及び前記バッテリの温度を参照して、前記制御モードを、少なくとも前記第1蓄熱モード、前記第2蓄熱モード、及び前記放熱モードの間で選択的に設定し、
前記第1蓄熱モードでは、前記冷却水を前記ラジエータと前記バッテリには通水させずに、前記車載充電器と前記電動パワートレーンの間で通水させ、
前記第2蓄熱モードでは、前記冷却水を前記ラジエータに通水させずに、前記車載充電器、前記電動パワートレーン、及び前記バッテリの間で通水させる、
熱管理方法。
【請求項4】
請求項3に記載の熱管理方法であって、
前記普通充電を実行する際に、
前記電動パワートレーンの温度、前記バッテリの温度、及び暖房要求を参照して、前記制御モードを、前記第1蓄熱モード、前記第2蓄熱モード、ヒーターコア加熱モード、及び前記放熱モードの何れかの間で選択的に設定し、
前記ヒーターコア加熱モードでは、前記冷却水を前記ラジエータに通水させずに、前記車載充電器と前記ヒーターコアの間で通水させる、
熱管理方法。
【請求項5】
請求項4に記載の熱管理方法であって、
前記普通充電が開始されると、前記制御モードを前記第1蓄熱モードに設定するとともに、前記バッテリへの蓄熱が許可されるか否かを判定するための蓄熱許可判定を実行し、
前記バッテリへの蓄熱が許可される場合には、前記制御モードを前記第1蓄熱モードから前記第2蓄熱モードに切り替え、
前記バッテリへの蓄熱が許可されない場合には、前記電動パワートレーンの温度を参照して前記制御モードを前記第1蓄熱モード及び前記放熱モードの何れかの間でのみ選択的に設定する、
熱管理方法。
【請求項6】
請求項5に記載の熱管理方法であって、
前記蓄熱許可判定を、前記バッテリの状態を示唆するバッテリ状態情報が入力されているか否か、又は外気温度を参照して実行し、
前記バッテリ状態情報が入力されているか、又は前記外気温度が所定の外気温度閾値未満である場合に前記バッテリへの蓄熱を許可し、
その他の場合には前記バッテリへの蓄熱を不許可とする、
熱管理方法。
【請求項7】
請求項5又は6に記載の熱管理方法であって、
前記バッテリへの蓄熱が許可されて前記制御モードが前記第2蓄熱モードに切り替えた後に、前記バッテリの温度が所定のバッテリ温度閾値を超えると、前記制御モードを前記第2蓄熱モードから前記第1蓄熱モードに切り替える、
熱管理方法。
【請求項8】
請求項7に記載の熱管理方法であって、
前記制御モードを前記第2蓄熱モードから前記第1蓄熱モードに切り替えた後に、前記電動パワートレーンの温度が所定のパワートレーン温度閾値を超え且つ前記バッテリの温度が前記バッテリ温度閾値を超えると、前記制御モードを前記第1蓄熱モードから前記ヒーターコア加熱モードに切り替える、
熱管理方法。
【請求項9】
請求項7に記載の熱管理方法であって、
前記制御モードを前記第2蓄熱モードから前記第1蓄熱モードに切り替えた後に、前記電動パワートレーンの温度が所定のパワートレーン温度閾値を超え且つ前記バッテリの温度が前記バッテリ温度閾値を超えると、車室温度と空調設定温度を比較し、
前記車室温度が前記空調設定温度より低いと、前記制御モードを前記第1蓄熱モードから前記ヒーターコア加熱モードに切り替えるとともに空調ファンを作動させ、
前記空調ファンを作動させた状態で前記電動パワートレーンの温度が前記パワートレーン温度閾値を超え且つ前記バッテリの温度が前記バッテリ温度閾値を超えた場合に、前記車室温度と前記空調設定温度を比較し、
前記車室温度が前記空調設定温度より高いと、前記制御モードを前記ヒーターコア加熱モードに維持し、
前記車室温度が前記空調設定温度より低いと、前記制御モードを前記ヒーターコア加熱モードから前記放熱モードに切り替える、
熱管理方法。
【請求項10】
バッテリに外部から充電を行うための車載充電器と、電動機及び前記電動機を駆動する電力変換装置を含む電動パワートレーンと、前記車載充電器、前記電動パワートレーン、水冷式凝縮器に繋がるヒーターコア、及びラジエータが配された冷却水回路と、を備えた電動車両において、前記冷却水回路の冷却水の供給状態を切り替えて該冷却水回路に配される各要素への供給熱量を制御する熱管理装置であって、
外部充電器による普通充電が実行される際に前記車載充電器で生じる熱を、前記冷却水の供給状態を制御して前記ヒーターコアに供給する、
熱管理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、熱管理方法及び熱管理装置、特に、電気自動車(EV)などの電動機(モータ)を走行駆動源とする電動車両の冷却系に適用される熱管理方法及び熱管理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車(EV)等の電動機を駆動源として走行する電動車両においては、車載の空調装置で消費される電力が車載のバッテリにより賄われる。このため、空調装置における消費電力は、バッテリ電力あたりの走行可能距離(いわゆる電費)に対して直接的に影響を及ぼすことになる。特に、エンジンを走行駆動源とする車両においては、エンジンの排熱を空調装置の暖房の熱源として利用できる一方で、エンジンを搭載していない電動車両では電気ヒータなどの暖房時の熱源を確保する必要がある。したがって、電動車両においては、電気ヒータによる電力消費が電費の悪化に直結するので、できるだけ電気ヒータの使用を抑制して電力消費を削減することが望ましい。
【0003】
かかる状況に対して、特許文献1には、低外気温時や暖房の立ち上がり時等にも必要な暖房能力を確保しつつ、電気ヒータの使用を抑制するための制御が提案されている。特に、特許文献1には、暖房時に、モータ/バッテリ(特にその排熱)及び電気ヒータを選択的な熱源として用いる制御が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2011/086683号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、モータ/バッテリの排熱を利用するだけでは十分な熱量を確保できない場合があるので、暖房時の効率を高めるための(消費電力を抑制するための)さらなる改良が求められている。
【0006】
したがって、本発明の目的は、電動車両において暖房時の電力効率をより向上させることのできる熱管理方法及び熱管理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様によれば、バッテリに外部から充電を行うための車載充電器と、電動機及び電動機を駆動する電力変換装置を含む電動パワートレーンと、車載充電器、電動パワートレーン、水冷式凝縮器に繋がるヒーターコア、及びラジエータが配された冷却水回路と、を備えた電動車両において、冷却水回路の冷却水の供給状態を切り替えて該冷却水回路に配される各要素への供給熱量を制御する熱管理方法が提供される。
【0008】
この熱管理方法では、外部充電器による普通充電が実行される際に車載充電器で生じる熱を、冷却水の供給状態を制御してヒーターコアに供給する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、電動車両においてより高効率の暖房機能を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、ヒートポンプシステムの概略構成を示すブロック図である。
図2は、蓄熱モードにおける冷却水の供給態様を説明する図である。
図3は、ヒーターコア加熱モード及び放熱モードにおけるそれぞれの冷却水の供給態様を説明する図である。
図4は、第1実施形態による熱管理方法における各処理を説明するフローチャートである。
図5は、第2実施形態による熱管理方法における各処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
飛行自動車
1か月前
個人
眼科手術車
2か月前
個人
授乳用車両
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
24日前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
25日前
日本精機株式会社
表示装置
25日前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
25日前
日本精機株式会社
照明装置
24日前
個人
アンチロール制御装置
12日前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
株式会社松華
懸架装置
24日前
個人
キャンピングトレーラー
3か月前
個人
ブレーキシステム
3日前
個人
台車用車輪止め具
2か月前
個人
ステージカー
24日前
個人
謝意シグナル装着車
3か月前
個人
自走式立体型洗車場
20日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
2日前
日本精機株式会社
車載表示装置
3か月前
マツダ株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
24日前
日本精機株式会社
車両用照明装置
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
5日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
25日前
井関農機株式会社
作業車両
10日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
25日前
マツダ株式会社
車両
1か月前
マツダ株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
続きを見る