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公開番号2025043657
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151076
出願日2023-09-19
発明の名称サスペンションアッセンブリおよびディスク装置
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G11B 21/21 20060101AFI20250325BHJP(情報記憶)
要約【課題】磁気ヘッドの傾きを安定的に提供することが可能なサスペンションアッセンブリおよびこれを備えるディスク装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、サスペンションアッセンブリは、支持板と、ヘッド搭載面と、第1高さを有する第1領域と前記第1高さよりも低い第2高さを有する第2領域とを含み、前記ヘッド搭載面に設けられた支持凸部と、を有し、前記支持板の上に設けられた配線部材と、載置面および載置面と対向する媒体対向面を有するスライダと前記スライダに設けられたヘッド部とを有し、前記載置面が前記支持凸部に重ねて前記ヘッド搭載面に固定され、前記媒体対向面が前記ヘッド搭載面に対して前記第2領域の側が低くなるように傾斜している磁気ヘッドと、を備えている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
支持板と、
ヘッド搭載面と、第1高さを有する第1領域と前記第1高さよりも低い第2高さを有する第2領域とを含み、前記ヘッド搭載面に設けられた支持凸部と、を有し、前記支持板の上に設けられた配線部材と、
載置面および前記載置面と対向する媒体対向面を有するスライダと前記スライダに設けられたヘッド部とを有し、前記載置面が前記支持凸部に載置され前記ヘッド搭載面に固定され、前記媒体対向面が前記ヘッド搭載面に対して前記第2領域の側が低くなるように傾斜している磁気ヘッドと、
を備えるサスペンションアッセンブリ。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記スライダの中心軸線と平行な方向を長手方向、前記中心軸線と交差する方向を幅方向とした場合、
前記支持凸部の前記第1領域および前記第2領域は、前記幅方向において前記中心軸線の両側にそれぞれ位置している、請求項1に記載のサスペンションアッセンブリ。
【請求項3】
前記支持凸部は、前記第1領域を形成する第1支持凸部と、前記第2領域を形成する第2支持凸部と、を含んでいる、請求項2に記載のサスペンションアッセンブリ。
【請求項4】
前記第1支持凸部と前記第2支持凸部とは前記幅方向に並んで配置されている、請求項3に記載のサスペンションアッセンブリ。
【請求項5】
前記第1支持凸部と前記第2支持凸部とは前記長手方向に間隔を置いて配置されている、請求項3に記載のサスペンションアッセンブリ。
【請求項6】
前記支持凸部は、前記幅方向において、前記第1支持凸部と前記第2支持凸部との間に設けられた第3支持凸部を更に含み、前記第3支持凸部は、前記第1高さよりも低く前記第2高さよりも高い第3高さを有している、請求項3に記載のサスペンションアッセンブリ。
【請求項7】
前記支持凸部は、前記第1領域を形成する一端部と前記第2領域を形成する他端部とを有し前記中心軸線を横切って前記幅方向に延在している柱状の第1支持凸部を含んでいる、請求項2に記載のサスペンションアッセンブリ。
【請求項8】
前記支持凸部は、前記第1領域を形成する一端部と前記第2領域を形成する他端部とを有し前記中心軸線を横切って前記幅方向に延在している柱状の第2支持凸部を含み、
前記第2支持凸部と前記第1支持凸部とは、前記長手方向に間隔を置いて配置されている、請求項7に記載のサスペンションアッセンブリ。
【請求項9】
前記第1支持凸部は、それぞれ前記長手方向に延在する一対の長辺とそれぞれ前記幅方向に延在する一対の短辺とを有している、請求項7に記載のサスペンションアッセンブリ。
【請求項10】
ディスク状の記録媒体と、
請求項1に記載のサスペンションアッセンブリと、
を備えるディスク装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明の実施形態は、サスペンションアッセンブリおよびこれを備えるディスク装置に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
ディスク装置として、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)は、筐体内に回転自在に配設された複数枚の磁気ディスクと、磁気ディスクに対して情報のリード、ライトを行う複数の磁気ヘッドと、磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動可能に支持したヘッドアクチュエータと、を備えている。ヘッドアクチュエータは、変位自在なジンバル部を有するサスペンションを有している。磁気ヘッドは、ジンバル部のスライダ搭載面に搭載されている。また、通常、HDDは、非動作時に磁気ヘッドをアンロード位置に保持するランプロード機構を備えている。HDDの動作時、ランプロード機構のランプから磁気ディスク上のロード位置に移動にされる。
【0003】
ランプロード機構を備えたHDDにおいて、ロード動作時における磁気ヘッドと記録媒体との接触リスクを低減するため、ロード動作中の磁気ヘッドの姿勢をロール方向に僅かに傾ける必要がある。そのため、サスペンションのジンバル部は、スライダ搭載面がロール方向に傾くように、曲げ加工が施されている。
しかしながら、ロール方向に傾ける曲げ加工は、目標値に対して平均値がずれ易く、所望の傾きを得ることが難しい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第10,720,179号明細書
米国特許第9,953,666号明細書
米国特許第5,661,619号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明の実施形態の課題は、磁気ヘッドの傾きを安定的に提供することが可能なサスペンションアッセンブリおよびこれを備えるディスク装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態によれば、サスペンションアッセンブリは、支持板と、ヘッド搭載面と、第1高さを有する第1領域と前記第1高さよりも低い第2高さを有する第2領域とを含み、前記ヘッド搭載面に設けられた支持凸部と、を有し、前記支持板の上に設けられた配線部材と、載置面および前記載置面と対向する媒体対向面を有するスライダと前記スライダに設けられたヘッド部とを有し、前記載置面が前記支持凸部に載置され前記ヘッド搭載面に固定され、前記媒体対向面が前記ヘッド搭載面に対して前記第2領域の側が低くなるように傾斜している磁気ヘッドと、を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)を示す斜視図。
図2は、前記HDDのアクチュエータアッセンブリを示す斜視図。
図3は、前記HDDのアクチュエータアッセンブリ設置領域を示す平面図。
図4は、前記アクチュエータアッセンブリの1つのヘッドサスペンションアッセンブリを示す斜視図。
図5は、前記ヘッドサスペンションアッセンブリの分解斜視図。
図6は、前記ヘッドサスペンションアッセンブリの先端部の平面図。
図7は、前記ヘッドサスペンションアッセンブリの先端部の断面図。
図8の(a)は、磁気ヘッドおよびヘッド支持部を模式的に示す平面図、(b)は、Y方向(ロール方向)から見た側面図、(c)は、X方向(ピッチ方向)から見た側面図。
図9は、第2実施形態に係るHDDにおいて、(a)は、磁気ヘッドおよびヘッド支持部を模式的に示す平面図、(b)は、Y方向(ロール方向)から見た側面図、(c)は、X方向(ピッチ方向)から見た側面図。
図10は、第3実施形態に係るHDDにおいて、(a)は、磁気ヘッドおよびヘッド支持部を模式的に示す平面図、(b)は、Y方向(ロール方向)から見た側面図、(c)は、X方向(ピッチ方向)から見た側面図。
図11は、第4実施形態に係るHDDにおいて、(a)は、磁気ヘッドおよびヘッド支持部を模式的に示す平面図、(b)は、Y方向(ロール方向)から見た側面図、(c)は、X方向(ピッチ方向)から見た側面図。
図12は、第5実施形態に係るHDDにおいて、(a)は、磁気ヘッドおよびヘッド支持部を模式的に示す平面図、(b)は、Y方向(ロール方向)から見た側面図、(c)は、X方向(ピッチ方向)から見た側面図。
図13は、第6実施形態に係るHDDにおいて、(a)は、磁気ヘッドおよびヘッド支持部を模式的に示す平面図、(b)は、Y方向(ロール方向)から見た側面図、(c)は、X方向(ピッチ方向)から見た側面図。
図14は、第7実施形態に係るHDDにおいて、(a)は、磁気ヘッドおよびヘッド支持部を模式的に示す平面図、(b)は、Y方向(ロール方向)から見た側面図、(c)は、X方向(ピッチ方向)から見た側面図。
図15は、第8実施形態に係るHDDにおいて、(a)は、磁気ヘッドおよびヘッド支持部を模式的に示す平面図、(b)は、Y方向(ロール方向)から見た側面図、(c)は、X方向(ピッチ方向)から見た側面図。
図16は、第9実施形態に係るHDDにおいて、(a)は、磁気ヘッドおよびヘッド支持部を模式的に示す平面図、(b)は、Y方向(ロール方向)から見た側面図、(c)は、X方向(ピッチ方向)から見た側面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下図面を参照しながら、実施形態に係るディスク装置ついて説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更であって容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の大きさ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0009】
(第1実施形態)
ディスク装置として、第1実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)について詳細に説明する。
図1は、トップカバーを外して示す第1実施形態に係るHDDの斜視図である。
図示のように、HDDは、矩形状の筐体10を備えている。筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース12と、図示しないトップカバーと、を有している。ベース12は、矩形状の底壁12aと、底壁12aの周縁に沿って立設された側壁12bとを有し、例えば、アルミニウムにより一体に成形されている。トップカバーは、例えば、ステンレスにより矩形板状に形成され、複数のねじによりベース12の側壁12b上にねじ止めされる。
【0010】
筐体10内には、ディスク状の記録媒体として複数枚の磁気ディスク18、および磁気ディスク18を支持および回転させるスピンドルモータ19が設けられている。スピンドルモータ19は、底壁12aに配設されている。各磁気ディスク18は、例えば、直径95mm(3.5インチ)の円板状に形成され非磁性体、例えば、ガラスあるいはアルミニウムからなる基板と、基板の上面(第1面)および下面(第2面)に形成された磁気記録層とを有している。磁気ディスク18は、スピンドルモータ19の図示しないハブに互いに同軸的に嵌合され、更に、クランプばね20によりクランプされている。これにより、磁気ディスク18は、ベース12の底壁12aと平行に位置した状態に支持されている。複数枚の磁気ディスク18は、スピンドルモータ19により所定の回転数で回転される。
本実施形態においては、例えば、4枚の磁気ディスク18が筐体10内に配置されているが、磁気ディスク18の枚数はこれに限らず、3枚以下、あるいは、5枚以上としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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