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公開番号2025038403
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-19
出願番号2023145014
出願日2023-09-07
発明の名称半導体装置
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類H10D 30/66 20250101AFI20250312BHJP()
要約【課題】安定した特性を得ることができる半導体装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、半導体装置は、素子部を含む。前記素子部は、パッド部半導体領域及びセル半導体領域を含む半導体部材と、ゲート電極と、前記ゲート電極と電気的に接続されたゲートパッド部と、を含む。前記ゲートパッド部は、第1導電部材と、前記パッド部半導体領域と前記第1導電部材との間に設けられた第1部材と、含む。前記第1部材は、前記パッド部半導体領域から前記第1導電部材への第1方向と交差する第2方向において並ぶ第1領域及び第2領域を含む。前記第1導電部材の少なくとも一部は、前記第1領域と前記第2領域との間に位置する。前記第1導電部材の前記少なくとも一部の第1表面は、第1凹凸を含む。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
パッド部半導体領域及びセル半導体領域を含む半導体部材と、
ゲート電極と、
前記ゲート電極と電気的に接続されたゲートパッド部と、
を含む素子部を備え、
前記ゲートパッド部は、
第1導電部材と、
前記パッド部半導体領域と前記第1導電部材との間に設けられた第1部材と、
含み、
前記第1部材は、前記パッド部半導体領域から前記第1導電部材への第1方向と交差する第2方向において並ぶ第1領域及び第2領域を含み、
前記第1導電部材の少なくとも一部は、前記第1領域と前記第2領域との間に位置し、
前記第1導電部材の前記少なくとも一部の第1表面は、第1凹凸を含む、半導体装置。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記ゲート電極は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿って延び、
前記第1領域及び前記第2領域は、前記第3方向に沿って延びる、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
第1長さの第1距離に対する第1比は、第2長さの第2距離に対する第2比の0.5倍以上1.5倍以下であり、
前記第1長さは、前記第1領域の前記第2方向に沿う長さであり、
前記第1距離は、前記第1領域と前記第2領域との間の前記第2方向に沿う距離であり、
複数の前記ゲート電極が設けられ、
前記複数のゲート電極は、前記第1方向と交差する交差方向に並び、
前記第2距離は、前記複数のゲート電極の1つの、前記交差方向に沿う長さであり、
前記複数のゲート電極の別の1つは、前記複数のゲート電極の前記1つの隣であり、
前記第2距離は、前記複数のゲート電極の前記別の1つと、前記複数のゲート電極の前記1つと、の間の前記交差方向に沿う距離である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
パッド部半導体領域及びセル半導体領域を含む半導体部材と、
ゲート電極と、
前記ゲート電極と電気的に接続されたゲートパッド部と、
を含む素子部を備え、
前記ゲートパッド部は、
第1導電部材と、
前記パッド部半導体領域と前記第1導電部材との間に設けられた第1絶縁部材と、
含み、
前記第1絶縁部材は、前記パッド部半導体領域から前記第1導電部材への第1方向と交差する第2方向において並ぶ第1絶縁領域及び第2絶縁領域を含み、
前記第2絶縁領域は、前記第2方向において前記第1絶縁領域から離れ、
前記第1導電部材の第1表面は、第1凹凸を含む、半導体装置。
【請求項5】
前記ゲート電極は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿って延び、
前記第1絶縁領域及び前記第2絶縁領域は、前記第3方向に沿って延びる、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
第1長さの第1距離に対する第1比は、第2長さの第2距離に対する第2比の0.5倍以上1.5倍以下であり、
前記第1長さは、前記第1絶縁領域の前記第2方向に沿う長さであり、
前記第1距離は、前記第1絶縁領域と前記第2絶縁領域との間の前記第2方向に沿う距離であり、
複数の前記ゲート電極が設けられ、
前記複数のゲート電極は、前記第1方向と交差する交差方向に並び、
前記第2距離は、前記複数のゲート電極の1つの、前記交差方向に沿う長さであり、
前記複数のゲート電極の別の1つは、前記複数のゲート電極の前記1つの隣であり、
前記第2距離は、前記複数のゲート電極の前記別の1つと、前記複数のゲート電極の前記1つと、の間の前記交差方向に沿う距離である、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項7】
パッド部半導体領域及びセル半導体領域を含む半導体部材と、
ゲート電極と、
前記ゲート電極と電気的に接続されたゲートパッド部と、
を含む素子部を備え、
前記ゲートパッド部は、
第1導電部材と、
前記パッド部半導体領域と前記第1導電部材との間に設けられた第1絶縁部材と、
含み、
前記第1絶縁部材は、第1絶縁領域、第2絶縁領域及び第3絶縁領域を含み、
前記第1絶縁領域から前記第2絶縁領域への第2方向は、前記パッド部半導体領域から前記第1導電部材への第1方向と交差し、
前記第3絶縁領域の前記第2方向における位置は、前記第1絶縁領域の前記第2方向における位置と、前記第2絶縁領域の前記第2方向における位置と、の間にあり、
前記第3絶縁領域の前記第1方向における第3厚さは、前記第1絶縁領域の前記第1方向における第1厚さよりも薄く、
前記第3厚さは、前記第2絶縁領域の前記第1方向における第2厚さよりも薄く、
前記第1導電部材の第1表面は、第1凹凸を含む、半導体装置。
【請求項8】
前記ゲート電極は、前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と交差する第3方向に沿って延び、
前記第1絶縁領域及び前記第2絶縁領域は、前記第3方向に沿って延びる、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
第1長さの第1距離に対する第1比は、第2長さの第2距離に対する第2比の0.5倍以上1.5倍以下であり、
前記第1長さは、前記第1絶縁領域の前記第2方向に沿う長さであり、
前記第1距離は、前記第1絶縁領域と前記第2絶縁領域との間の前記第2方向に沿う距離であり、
複数の前記ゲート電極が設けられ、
前記複数のゲート電極は、前記第1方向と交差する交差方向に並び、
前記第2距離は、前記複数のゲート電極の1つの、前記交差方向に沿う長さであり、
前記複数のゲート電極の別の1つは、前記複数のゲート電極の前記1つの隣であり、
前記第2距離は、前記複数のゲート電極の前記別の1つと、前記複数のゲート電極の前記1つと、の間の前記交差方向に沿う距離である、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項10】
ソース電極と、
前記ソース電極と電気的に接続されたソース接続ワイヤと、
前記ゲートパッド部と電気的に接続されたゲート接続ワイヤと、
をさらに備え、
前記ゲート接続ワイヤの第1太さは、前記ソース接続ワイヤの第2太さの0.8倍以上1.2倍以下である、請求項1~8のいずれか1つに記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、半導体装置において、安定した特性が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-50887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態は、安定した特性を得ることができる半導体装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、半導体装置は、素子部を含む。前記素子部は、パッド部半導体領域及びセル半導体領域を含む半導体部材と、ゲート電極と、前記ゲート電極と電気的に接続されたゲートパッド部と、を含む。前記ゲートパッド部は、第1導電部材と、前記パッド部半導体領域と前記第1導電部材との間に設けられた第1部材と、含む。前記第1部材は、前記パッド部半導体領域から前記第1導電部材への第1方向と交差する第2方向において並ぶ第1領域及び第2領域を含む。前記第1導電部材の少なくとも一部は、前記第1領域と前記第2領域との間に位置する。前記第1導電部材の前記少なくとも一部の第1表面は、第1凹凸を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る半導体装置の一部を例示する模式的断面図である。
図2は、第1実施形態に係る半導体装置の一部を例示する模式的断面図である。
図3は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的平面図である。
図4は、第2実施形態に係る半導体装置の一部を例示する模式的断面図である。
図5は、第3実施形態に係る半導体装置の一部を例示する模式的断面図である。
図6は、第4実施形態に係る半導体装置を例示する模式的平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体装置の一部を例示する模式的断面図である。
図2は、第1実施形態に係る半導体装置の一部を例示する模式的断面図である。
図3は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的平面図である。
図1は、図3のA1-A2線断面図である。図2は、第3のB1-B2線断面図である。
図1~図3に示すように、実施形態に係る半導体装置110は、素子部10Eを含む。素子部10Eは、半導体部材10Mと、ゲート電極53と、ゲートパッド部53Pと、を含む。
【0009】
図1及び図2に示すように、半導体部材10Mは、パッド部半導体領域18、及び、セル半導体領域10sを含む。ゲートパッド部53Pは、ゲート電極53と電気的に接続される。
【0010】
図1に示すように、 ゲートパッド部53Pは、第1導電部材61を含む。例えば、接続層53c(図1及び図2参照)により、第1導電部材61は、ゲート電極53と電気的に接続される。接続層53cは、図1及び図2に例示する断面とは異なる位置に設けられて良い。接続層53cは、例えば、ポリシリコン及び金属の少なくともいずれかを含んで良い。第1導電部材61は、パッド部導電層として機能する。
(【0011】以降は省略されています)

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