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公開番号
2025043153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150493
出願日
2023-09-15
発明の名称
商品登録装置及びプログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G07G
1/12 20060101AFI20250321BHJP(チェック装置)
要約
【課題】パッケージが変更された商品を検出することが可能な商品登録装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】商品に付されたコードシンボルから当該商品を識別可能な識別子を取得する第1取得手段と、前記商品を撮像した画像から前記商品の外観上の特徴を表す特徴量を取得する第2取得手段と、複数の商品の各々について、当該商品の識別子と当該商品の外観上の特徴を表す特徴量とを関連付けた辞書データから、前記第1取得手段が取得した識別子に対応する商品の特徴量を取得する第3取得手段と、前記第1取得手段が取得した特徴量と、前記第3取得手段が取得した特徴量とに基づいて、外観が変更された商品を検出する検出手段と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
商品に付されたコードシンボルから当該商品を識別可能な識別子を取得する第1取得手段と、
前記商品を撮像した画像から前記商品の外観上の特徴を表す特徴量を取得する第2取得手段と、
複数の商品の各々について、当該商品の識別子と当該商品の外観上の特徴を表す特徴量とを関連付けた辞書データから、前記第1取得手段が取得した識別子に対応する商品の特徴量を取得する第3取得手段と、
前記第1取得手段が取得した特徴量と、前記第3取得手段が取得した特徴量とに基づいて、外観が変更された商品を検出する検出手段と、
を備える商品登録装置。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記検出手段は、前記第1取得手段が取得した特徴量と、前記第3取得手段が取得した特徴量との類似度が閾値以下となった場合、外観が変更された商品として検出する、
請求項1に記載の商品登録装置。
【請求項3】
前記検出手段が、外観が変更された商品を検出した場合、当該商品の識別子を含んだ情報を出力する出力手段を、
更に備える請求項1又は2に記載の商品登録装置。
【請求項4】
前記出力手段は、前記商品の識別子と、当該商品を含む前記画像とを含んだ前記情報を出力する、
請求項3に記載の商品登録装置。
【請求項5】
前記第2取得手段が取得した特徴量と、前記辞書データに登録された各商品の特徴量とを照合することで、類似度が閾値となった商品の識別子を前記辞書データから取得する第4取得手段と、
前記第1取得手段が取得した識別子又は前記第4取得手段が取得した識別子に基づき、当該識別子に対応する商品を購入対象として登録する登録手段と、
を更に備える請求項1に記載の商品登録装置。
【請求項6】
商品登録装置のコンピュータを、
商品に付されたコードシンボルから当該商品を識別可能な識別子を取得する第1取得手段と、
前記商品を撮像した画像から前記商品の外観上の特徴を表す特徴量を取得する第2取得手段と、
複数の商品の各々について、当該商品の識別子と当該商品の外観上の特徴を表す特徴量とを関連付けた辞書データから、前記第1取得手段が取得した識別子に対応する商品の特徴量を取得する第3取得手段と、
前記第1取得手段が取得した特徴量と、前記第3取得手段が取得した特徴量とに基づいて、外観が変更された商品を検出する検出手段と、
して機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、商品登録装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
労働人口の減少に伴い、スーパーマーケット等の店舗では省人化対策の一環として、顧客自身が購入商品の登録(以下、商品登録ともいう)や購入商品の決済を行う、フルセルフPOSやセミセルフPOS等と呼ばれセルフ型のチェックアウト方式が導入されている。また、新たな形態として、店内を移動しながら、顧客自身が商品登録を行う売場移動型のチェックアウト方式の導入が始まっている。
【0003】
売場移動型のチェックアウト方式では、顧客は、購入対象の商品に付されたバーコード等のコードシンボルを、自身のスマートフォンや、ショッピングカートに取り付けられたタブレット端末等の端末装置のカメラ又はコードリーダーを用いて読み取ることで、自ら商品登録を行う。また、近時では、カメラで撮像した商品の画像から当該商品の種別を認識(以下、特定ともいう)する画像認識技術を用いて、商品登録を行う技術も提案されている。かかる画像認識技術では、カメラ撮像された商品の画像から当該商品の外観上の特徴量を抽出し、照合用の辞書データに登録された複数種類の商品の特徴量と比較することで、類似する特徴を有した商品の種別を認識する。
【0004】
ところで、店舗で販売される商品のパッケージは、季節の変わり目やキャンペーン実施等のタイミングで変更されることがある。商品のパッケージが変わると外観上の特徴も変化するため、商品を正しく認識することができない可能性がある。そのため、商品のパッケージが変更された場合には、その商品の特徴量を辞書データに登録し直すことが必要になる。
【0005】
しかしながら、パッケージの変更に店舗側が気付かず、辞書が更新されないまま運用される続ける場合がある。特に、上記した売場移動型のチェックアウト方式では、顧客自身が商品登録を行う構成のため、店員がパッケージの変更に気付き辛いという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、パッケージが変更された商品を検出することが可能な商品登録装置及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の商品登録装置は、商品に付されたコードシンボルから当該商品を識別可能な識別子を取得する第1取得手段と、前記商品を撮像した画像から前記商品の外観上の特徴を表す特徴量を取得する第2取得手段と、複数の商品の各々について、当該商品の識別子と当該商品の外観上の特徴を表す特徴量とを関連付けた辞書データから、前記第1取得手段が取得した識別子に対応する商品の特徴量を取得する第3取得手段と、前記第1取得手段が取得した特徴量と、前記第3取得手段が取得した特徴量とに基づいて、外観が変更された商品を検出する検出手段と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るチェックアウトシステムの一例を示す図である。
図2は、実施形態に係るショッピングカートの構成の一例を示す側面図である。
図3は、実施形態に係る端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る商品マスタのデータ構成の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る売上登録テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係るサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る端末装置及びサーバの機能構成の一例を示す図である。
図8は、実施形態の端末装置が行う売上登録処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、実施形態の端末装置とサーバとの間で行われるデータ更新処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本実施形態に係る商品登録装置及びプログラムを詳細に説明する。以下の実施形態では、店舗で使用される商品運搬用のショッピングカート(以下、カートともいう)に取り付けられる端末装置を商品登録装置の一例として説明する。なお、この適用例によって発明は限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係るチェックアウトシステム1の一例を示す図である。図1に示すように、チェックアウトシステム1は、端末装置2と、サーバ4と、会計装置8とを備える。サーバ4と会計装置8とは、ネットワークNaを介して通信可能に接続される。
(【0011】以降は省略されています)
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