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公開番号2025063529
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023172813
出願日2023-10-04
発明の名称販売データ処理装置およびプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250409BHJP(チェック装置)
要約【課題】外部経由注文による売上を既存のシステムに登録する手数を、軽減する。
【解決手段】販売データ処理装置は、店舗が受け付けた注文の情報である注文情報を管理する管理装置とともに用いられ、前記注文情報に基づいて会計を行い、会計された前記注文情報を売上情報として登録するものであって、前記管理装置から、店舗が受け付けた注文の情報であって前記売上情報として未登録である前記注文情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記注文情報に基づいて前記売上情報を生成し登録する登録部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
店舗が受け付けた注文の情報である注文情報を管理する管理装置とともに用いられ、前記注文情報に基づいて会計を行い、会計された前記注文情報を売上情報として登録する販売データ処理装置において、
前記管理装置から、店舗が受け付けた注文の情報であって前記売上情報として未登録である前記注文情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記注文情報に基づいて前記売上情報を生成し登録する登録部と、
を備える販売データ処理装置。
続きを表示（約 620 文字）【請求項２】
登録部は、前記売上情報の登録が失敗した場合に、当該登録の失敗にかかる前記売上情報を、所定の記憶部に保持する
請求項１に記載の販売データ処理装置。
【請求項３】
前記登録部は、前記売上情報の登録が失敗した場合に、当該登録の失敗にかかる前記売上情報をまとめた失敗レシートを出力する
請求項１に記載の販売データ処理装置。
【請求項４】
前記登録部は、前記売上情報の登録に伴い、前記注文情報の削除要求を、前記管理装置に対して送信する
請求項１～３のいずれか１項に記載の販売データ処理装置。
【請求項５】
前記登録部は、前記注文情報の削除が失敗だった場合に、当該削除の失敗にかかる前記注文情報をまとめた失敗レシートを出力する
請求項４に記載の販売データ処理装置。
【請求項６】
店舗が受け付けた注文の情報である注文情報を管理する管理装置とともに用いられ、前記注文情報に基づいて会計を行い、会計された前記注文情報を売上情報として登録する販売データ処理装置が備えるコンピュータを、
前記管理装置から、店舗が受け付けた注文の情報であって前記売上情報として未登録である前記注文情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記注文情報に基づいて前記売上情報を生成し登録する登録部と、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、販売データ処理装置およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、飲食店などの店舗において、オーダ端末や厨房機器、ＰＯＳがオーダステーションで統括管理されるシステムが、普及している。そのような中で近年は、飲食店などの店舗が、店舗の営業中に、並行して、店舗外からオンライン経由で持ち帰りの注文を受ける営業形態が、定着してきている。また、そのためのシステムが、様々考え出されている（例えば特許文献１）。
【０００３】
上述のような近年の営業形態において、既存のシステムで店舗の売上管理をするにあたっては、オンライン経由の注文による売上を登録する作業が必要となる。この作業は、持ち帰り注文の商品を手渡す作業と関わりがないため、煩雑であり、また、作業忘れが発生するおそれがある。このような課題を解決するシステムは、既存のものに見当たらない。
【０００４】
なお、店舗外から受け付けた注文以外であっても、商品の受け渡し時に支払いを受ける必要がないものについては、売上登録作業が煩雑に感じられたり、後回しにされた売上登録作業が忘れられたりするおそれがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明が解決しようとする課題は、外部経由注文による売上を既存のシステムに登録する手数を、軽減できる販売データ処理装置およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
実施形態の販売データ処理装置は、店舗が受け付けた注文の情報である注文情報を管理する管理装置とともに用いられ、前記注文情報に基づいて会計を行い、会計された前記注文情報を売上情報として登録するものであって、前記管理装置から、店舗が受け付けた注文の情報であって前記売上情報として未登録である前記注文情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記注文情報に基づいて前記売上情報を生成し登録する登録部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は、実施形態のシステム構成の一例を示す図である。
図２は、オーダステーション３およびオーダサーバ１のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図３は、ＰＯＳ５のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図４は、各制御部１０，３０，５０が備える機能構成の一例を示すブロック図である。
図５は、各装置の連携を説明するシーケンス図である。
図６は、ＰＯＳ５の制御部５０が実行する店内会計処理の流れの一例を示す図である。
図７は、ＰＯＳ５の制御部５０が実行する一括反映処理の流れの一例を示す図である。
図８は、ＰＯＳ５の制御部５０が実行する日計精算処理の流れの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（第１実施形態）
実施形態について図面を用いて説明する。図１は、実施形態のシステム構成の一例を示す図である。本システムは、オーダサーバ１、オーダステーション３、ＰＯＳ５、オーダ端末６、厨房機器７、アプリサーバ８等を含む。
【０００９】
オーダサーバ１およびアプリサーバ８は、クラウドサーバである。オーダサーバ１は、店舗の外部からの注文の情報（注文情報）を管理する。アプリサーバ８は、顧客端末９で動作するアプリケーションプログラムから、商品の注文を受け付け、当該注文の情報（注文情報）を、オーダサーバ１に提供する。
【００１０】
オーダステーション３やＰＯＳ５、オーダ端末６、厨房機器７などの各装置は、店舗内に設置されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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