特許ウォッチ

公開番号2025067430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177401
出願日2023-10-13
発明の名称商品登録装置及びプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250417BHJP(チェック装置)
要約【課題】カゴ内整理を好適に行うことが可能な商品登録装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】商品を収納する収納部を撮像する撮像部から撮像画像を取得する取得手段と、前記撮像画像に基づいて、前記収納部に投入された商品又は前記収納部から取り出された商品を特定する特定手段と、前記特定手段の特定結果に基づいて、特定された商品を登録する又は登録済の商品を取り消す処理を行う登録手段と、操作者が所定の動作を行ったことを条件に、前記登録手段による処理を無効化するための制御を行う制御手段と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
商品を収納する収納部を撮像する撮像部から撮像画像を取得する取得手段と、
前記撮像画像に基づいて、前記収納部に投入された商品又は前記収納部から取り出された商品を特定する特定手段と、
前記特定手段の特定結果に基づいて、特定された商品を登録する又は登録済の商品を取り消す処理を行う登録手段と、
操作者が所定の動作を行ったことを条件に、前記登録手段による処理を無効化するための制御を行う制御手段と、
を備える商品登録装置。
続きを表示（約 720 文字）【請求項２】
前記登録手段による処理の無効化を指示するための操作子を更に備え、
前記制御手段は、前記操作子を操作する動作が行われたことを条件に、前記登録手段による処理を無効化するための制御を行う、
請求項１に記載の商品登録装置。
【請求項３】
前記制御手段は、前記撮像画像に基づいて、前記操作者が前記収納部内で所定の動作を行ったことを検出したことを条件に、前記登録手段による処理を無効化するための制御を行う、
請求項１又は２に記載の商品登録装置。
【請求項４】
前記制御手段は、前記操作者が前記収納部内に両手を投入する動作を行ったことを条件に、前記登録手段による処理を無効化するための制御を行う、
請求項３に記載の商品登録装置。
【請求項５】
前記制御手段は、前記操作者が前記収納部内で商品を水平方向に移動する動作を行ったことを条件に、前記登録手段による処理を無効化するための制御を行う、
請求項３に記載の商品登録装置。
【請求項６】
商品登録装置のコンピュータを、
商品を収納する収納部を撮像する撮像部から撮像画像を取得する取得手段と、
前記撮像画像に基づいて、前記収納部に投入された商品又は前記収納部から取り出された商品を特定する特定手段と、
前記特定手段の特定結果に基づいて、特定された商品を登録する又は登録済の商品を取り消す処理を行う登録手段と、
操作者が所定の動作を行ったことを条件に、前記登録手段による処理を無効化するための制御を行う制御手段と、
して機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、商品登録装置及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
労働人口の減少に伴い、スーパーマーケット等の店舗では省人化対策の一環として、顧客自身が購入する商品の登録（以下、商品登録、売上登録ともいう）や購入商品の決済を行う、フルセルフＰＯＳやセミセルフＰＯＳ等と呼ばれセルフ型のチェックアウト方式が導入されている。
【０００３】
また、新たな形態として、店内を移動しながら、顧客自身が商品登録を行う売場移動型のチェックアウト方式が導入されている。例えば、顧客は、ショッピングカート（以下、カートともいう）に取り付けられた端末装置のカメラやコードリーダーを用いて、商品に付されたバーコード等のコードシンボルを読み取ることで、店内を移動しながら自ら商品登録を行うことができる。また、近時では、カートに取り付けたカメラで撮像される画像から、カートのカゴ内に投入（収納）された商品又はカゴ内から取り出された商品の種別を認識することで、自動で商品登録や登録の取り消しを行う技術も提案されている。
【０００４】
ところで、顧客は、買い物の最中にカゴ内に収納した商品を移動する等、カゴ内の商品を整理する動作（以下、カゴ内整理ともいう）を行うことがある。例えば、顧客は、重い商品をカゴの下部に配置したり、卵やパン等の形が崩れると価値がなくなる商品をカゴの上部に配置したりする等のカゴ内整理を行うことがある。
【０００５】
しかしながら、上述した画像認識により商品登録や登録取消を行う構成では、カゴ内整理で移動された商品がカメラで撮像されると、商品登録や登録取消が意図せず行われてしまう可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明が解決しようとする課題は、カゴ内整理を好適に行うことが可能な商品登録装置及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
実施形態の商品登録装置は、商品を収納する収納部を撮像する撮像部から撮像画像を取得する取得手段と、前記撮像画像に基づいて、前記収納部に投入された商品又は前記収納部から取り出された商品を特定する特定手段と、前記特定手段の特定結果に基づいて、特定された商品を登録する又は登録済の商品を取り消す処理を行う登録手段と、操作者が所定の動作を行ったことを条件に、前記登録手段による処理を無効化するための制御を行う制御手段と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係るチェックアウトシステムの一例を示す図である。
図２は、実施形態に係るショッピングカートの構成の一例を示す側面図である。
図３は、実施形態に係る端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図４は、実施形態に係る商品マスタのデータ構成の一例を示す図である。
図５は、実施形態に係る売上登録テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
図６は、実施形態に係る端末装置の機能構成の一例を示す図である。
図７は、実施形態の端末装置が行う売上登録処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、添付図面を参照して、本実施形態に係る商品登録装置及びプログラムを詳細に説明する。以下の実施形態では、店舗で使用される商品運搬用のショッピングカート（以下、カートともいう）に取り付けられる端末装置を商品登録装置の一例として説明する。なお、この適用例によって発明は限定されるものではない。
【００１０】
図１は、実施形態に係るチェックアウトシステム１の一例を示す図である。図１に示すように、チェックアウトシステム１は、端末装置２と、サーバ４と、会計装置８とを備える。サーバ４と会計装置８とは、ネットワークＮａを介して通信可能に接続される。
（【００１１】以降は省略されています）

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