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公開番号2025066503
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2023176161
出願日2023-10-11
発明の名称情報処理装置、サーバ、及びプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G06Q 20/20 20120101AFI20250416BHJP(計算;計数)
要約【課題】状況に適したポーリング間隔に変更することができる情報処理装置を提供することである。
【解決手段】実施形態によれば、サーバは、記憶手段、確認手段、抽出手段、送信手段を有する。記憶手段は、複数の情報処理装置からの単位時間当たりのアクセス回数を複数の単位時間分について記憶する。確認手段は、単位時間当たりのアクセス回数が予め設定された閾値を超える状況にあるかを、複数の単位時間分の単位時間毎に確認する。抽出手段は、前記閾値を超える状況にあることが確認された単位時間においてアクセスがあった情報処理装置から、情報処理装置毎のアクセス回数に基づいて、アクセスタイミングを分散させる情報処理装置を抽出する。送信手段は、アクセスタイミングを分散させる情報処理装置に対して、アクセスタイミングの変更指示を送信する。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
複数の情報処理装置からの単位時間当たりのアクセス回数を複数の単位時間分について記憶する記憶手段と、
単位時間当たりのアクセス回数が予め設定された閾値を超える状況にあるかを、複数の単位時間分の単位時間毎に確認する確認手段と、
前記閾値を超える状況にあることが確認された単位時間においてアクセスがあった情報処理装置から、情報処理装置毎のアクセス回数に基づいて、アクセスタイミングを分散させる情報処理装置を抽出する抽出手段と、
アクセスタイミングを分散させる情報処理装置に対して、アクセスタイミングの変更指示を送信する送信手段と
を有するサーバ。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記確認手段は、単位時間当たりのアクセス回数が予め設定された閾値を超える状況にあるかを、所定の変更許容時間内における、複数の単位時間分の単位時間毎に確認する、
請求項1に記載のサーバ。
【請求項3】
前記抽出手段は、アクセスタイミングを分散させる情報処理装置に応じた、アクセスタイミングの変更量を求め、
前記送信手段は、当該情報処理装置に対して、アクセスタイミングの変更量と共にアクセスタイミングの変更指示を送信する、
請求項1記載のサーバ。
【請求項4】
前記抽出手段は、アクセスタイミングを分散させる情報処理装置に対して初期設定された、サーバに対するアクセスタイミングに応じて、アクセスタイミングの変更量を求める、請求項3記載のサーバ。
【請求項5】
単位時間当たりのアクセス回数に対する前記閾値を設定する設定手段をさらに有し、
前記確認手段は、前記設定手段により設定された前記閾値をもとに、単位時間当たりのアクセス回数の状況を確認する、
請求項1記載のサーバ。
【請求項6】
予め設定されたサーバに対するアクセスタイミングをもとに、前記サーバに対して定期的にアクセスするアクセス手段と、
前記サーバからアクセスタイミングの変更量と共にアクセスタイミングの変更指示があった場合に、前記変更量をもとに前記アクセスタイミングを変更する変更手段と、
を有する情報処理装置。
【請求項7】
コンピュータを、
複数の情報処理装置からの単位時間当たりのアクセス回数を複数の単位時間分について記憶する記憶手段と、
単位時間当たりのアクセス回数が予め設定された閾値を超える状況にあるかを、複数の単位時間分の単位時間毎に確認する確認手段と、
前記閾値を超える状況にあることが確認された単位時間においてアクセスがあった情報処理装置から、情報処理装置毎のアクセス回数に基づいて、アクセスタイミングを分散させる情報処理装置を抽出する抽出手段と、
アクセスタイミングを分散させる情報処理装置に対して、アクセスタイミングの変更指示を送信する送信手段として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置、サーバ、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
店舗営業活動の決済業務におけるシステムに使用される各種の情報処理装置、例えばPOS(Point of Sales)装置とその周辺機器(以下、POS機器)は重要な装置である。このため、POS機器の状況把握や問題発生時において、POS機器からの情報取得や迅速な対応が求められる。
【0003】
現在、この対応を実現するためにデバイス管理サーバを配置し、POS機器からデバイス管理サーバへ状況を示す情報を送信することで、リモートから動作状況を把握できる構成がある。店舗管理者は、送信された情報から、POS機器において発生した状況(事象)に応じた必要な処置の指示を決定し、デバイス管理サーバに設定する。
【0004】
デバイス管理サーバとPOS機器のアクセスタイミングは、緊急的に情報送付する方法と、定期的に情報送付する方法の2つがある。
【0005】
緊急的な情報送付は、POS機器やデバイス管理サーバが、必要時に直ぐにアクセスするものである。定期的な情報送付は、デバイス管理サーバがPOS機器に「指示」を定時に送付する(以下、定時送付)ことや、POS機器がデバイス管理サーバに「指示」があるかを定期的に問い合わせ(以下、ポーリング)をする仕組みがある。
【0006】
デバイス管理サーバによる管理対象とするPOS機器の台数が多い場合、定時送付やポーリングによって一度に多くのアクセスが発生すると、デバイス管理サーバやネットワークの負荷が高くなってしまう。このため、POS機器からデバイス管理サーバに対するアクセスタイミングを分散させるようにしている。
【0007】
定時送付では、デバイス管理サーバがPOS機器に発信する間隔を調整することにより制御している。POS機器からのポーリング間隔は、アクセスの集中が発生しないように、POS機器ごとにアクセスタイミングを初期設定して管理している。各POS機器のデバイス管理サーバに対するアクセスタイミングを制御することにより、アクセスの集中を回避して、デバイス管理サーバあるいはネットワーク等に対する負荷を調整することができる。従って、デバイス管理サーバの機器仕様やネットワーク利用料を算出することができる。
【0008】
しかし、ポーリングにおける実際の稼働状況では、POS機器の処理負荷やネットワークトラフィックの変動の影響等により、POS機器によるデバイス管理サーバへのアクセスタイミングが変動し、当初予定していた分散状況にならない場合がある。従って、アクセスの偏りが発生したとしてもPOS機器への応答性を確保するために、デバイス管理サーバの性能増強や、予定外のネットワーク利用による追加料金の発生や帯域増強が要求される場合がある。
【0009】
このため、ポーリングにおける実際の稼働状況において、POS機器によるデバイス管理サーバに対するアクセス状況に応じたアクセスタイミングの制御を実行して、当初予定していた分散状況を維持することが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2003-143212号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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