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公開番号2025042657
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023149709
出願日2023-09-15
発明の名称端子台および環状磁性体コア
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/7193 20110101AFI20250321BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子台において、ノイズ低減のための環状磁性体コアの組付時の制約を抑制でき、かつ、環状磁性体コアの磁気抵抗を小さくできるようにすることを目的とする。
【解決手段】バスバ端子を含む導電路形成体と、環状磁性体コア50と、導電路形成体と環状磁性体コアとを保持する絶縁ベースと、を備え、環状磁性体コアは、複数の分割コア50A、50Bと、磁性シート52とを含み、複数の分割コアは、導電路形成体の中間部を囲む環状をなすように配置されており、複数の分割コアのそれぞれは、環状をなすように配置された状態で、互いに対向する対向面50Fを有しており、磁性シート52は、互いに対向する一対の対向面50Fの間に介在している。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
バスバ端子を含む導電路形成体と、
環状磁性体コアと、
前記導電路形成体と前記環状磁性体コアとを保持する絶縁ベースと、
を備え、
前記環状磁性体コアは、複数の分割コアと、磁性シートとを含み、
前記複数の分割コアは、前記導電路形成体の中間部を囲む環状をなすように配置されており、
前記複数の分割コアのそれぞれは、環状をなすように配置された状態で、互いに対向する対向面を有しており、
前記磁性シートは、互いに対向する一対の前記対向面の間に介在している、端子台。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の端子台であって、
前記磁性シートは、前記一対の対向面の外縁に沿った形状を有する、端子台。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の端子台であって、
前記対向面と前記磁性シートとの間に介在する磁性接着剤をさらに備える端子台。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の端子台であって、
前記導電路形成体は、第1接続部と、第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部との間の前記中間部とを含み、
前記中間部の延在方向に沿って見た場合に、前記第1接続部および前記第2接続部は、前記中間部よりも大きく広がっており、
前記環状磁性体コアが前記中間部を囲んでおり、
前記絶縁ベースは、前記第1接続部の少なくとも一部と、前記第2接続部の少なくとも一部とを露出させた状態で、前記中間部と前記中間部を囲む前記環状磁性体コアとを保持している、端子台。
【請求項5】
請求項4に記載の端子台であって、
前記環状磁性体コアの内周部は、前記第1接続部と前記第2接続部との通過を制限し、かつ、前記中間部の通過を許容する形状に形成されている、端子台。
【請求項6】
請求項4に記載の端子台であって、
前記バスバ端子は、単一金属材のプレス加工部品である、端子台。
【請求項7】
請求項4に記載の端子台であって、
前記導電路形成体は、前記バスバ端子を複数含み、
前記複数のバスバ端子のそれぞれは、第1バスバ端部と、第2バスバ端部と、第1バスバ端部と第2バスバ端部との間のバスバ中間部とを含み、
前記複数のバスバ中間部が間隔をあけて互いに平行な状態で延びており、
前記第1接続部が前記中間部よりも大きく広がるように、前記複数の第1バスバ端部のうちの少なくとも1つが前記複数のバスバ中間部に対して交差する方向に延びており、
前記第2接続部が前記中間部よりも大きく広がるように、前記複数の第2バスバ端部のうちの少なくとも1つが前記複数のバスバ中間部に対して交差する方向に延びている、端子台。
【請求項8】
請求項1または2に記載の端子台であって、
前記バスバ端子は、円柱状バスバ端子を含み、
前記円柱状バスバ端子は、扁平端部と、前記扁平端部よりも円柱に近い円柱状中間部とを含み、
前記円柱状中間部の端部または前記扁平端部が曲っている、端子台。
【請求項9】
導電路を囲む環状磁性体コアであって、
複数の分割コアと、
磁性シートと、
を備え、
前記複数の分割コアは、前記導電路を囲む環状をなすように配置されており、
前記複数の分割コアのそれぞれは、環状をなすように配置された状態で、互いに対向する対向面を有しており、
前記磁性シートは、互いに対向する一対の前記対向面の間に介在している、環状磁性体コア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端子台および環状磁性体コアに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、樹脂部を有するハウジングと、樹脂部に埋設される埋設部および樹脂部から外方に突出する接続部を一体に備えたバスバとを備える端子台を開示している。
【0003】
特許文献2は、スピネル系軟磁性フェライト粉末を樹脂に混合した磁性接着剤を、磁性体間の接着に使用することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2017/154543号
特開平6-215927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
端子台において、ノイズ低減のための環状磁性体コアの組付時の制約を抑制することが要請されている。
【0006】
また、環状磁性体コアについては、ノイズ低減効果を高めるため、磁気抵抗を小さくすることが要請されている。
【0007】
そこで、本開示は、端子台において、ノイズ低減のための環状磁性体コアの組付時の制約を抑制でき、かつ、環状磁性体コアの磁気抵抗を小さくできるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の端子台は、バスバ端子を含む導電路形成体と、環状磁性体コアと、前記導電路形成体と前記環状磁性体コアとを保持する絶縁ベースと、を備え、前記環状磁性体コアは、複数の分割コアと、磁性シートとを含み、前記複数の分割コアは、前記導電路形成体の中間部を囲む環状をなすように配置されており、前記複数の分割コアのそれぞれは、環状をなすように配置された状態で、互いに対向する対向面を有しており、前記磁性シートは、互いに対向する一対の前記対向面の間に介在している、端子台である。
【0009】
本開示の環状磁性体コアは、導電路を囲む環状磁性体コアであって、複数の分割コアと、磁性シートと、を備え、前記複数の分割コアは、前記導電路を囲む環状をなすように配置されており、前記複数の分割コアのそれぞれは、環状をなすように配置された状態で、互いに対向する対向面を有しており、前記磁性シートは、互いに対向する一対の前記対向面の間に介在している、環状磁性体コアである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、端子台において、ノイズ低減のための環状磁性体コアの組付時の制約を抑制でき、かつ、環状磁性体コアの磁気抵抗を小さくできる。
(【0011】以降は省略されています)

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