TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025042535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149617
出願日2023-09-14
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60K 23/08 20060101AFI20250319BHJP(車両一般)
要約【課題】エネルギー効率の悪化を回避しつつ、加速中のガタ詰めと応答性確保とを実現することができる車両の制御装置を提供する。
【解決手段】二輪駆動状態から四輪駆動状態へ切り替えるときに用いる副駆動輪におけるトルクの上昇勾配が、ガタ詰めショックを抑制する緩変化上昇勾配よりも大きな値の急変化上昇勾配とされる。これにより、加速中にガタ詰めされるので、加速前に予めガタ詰めする必要がない。又、四輪駆動状態への切替え時における第2動力源のトルクの立ち上がりも速やかに行われるので、二段階の加速となることが抑制される。よって、エネルギー効率の悪化を回避しつつ、加速中のガタ詰めと応答性確保とを実現することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1動力源と、二輪駆動状態及び四輪駆動状態のときに駆動される主駆動輪と、前記第1動力源からの動力を前記主駆動輪に伝達する第1動力伝達装置と、第2動力源と、前記四輪駆動状態のときのみに駆動される副駆動輪と、前記第2動力源からの動力を前記副駆動輪に伝達する第2動力伝達装置と、を備えた車両の、制御装置であって、
前記二輪駆動状態から前記四輪駆動状態へ切り替えるときに用いる前記副駆動輪におけるトルクの上昇勾配を、前記第2動力伝達装置における動力伝達状態が被駆動状態から駆動状態へ切り替えられることに伴って前記第2動力伝達装置を構成する部品間のガタが詰められる方向が反転するときの歯打ちよるガタ詰めショックを抑制する緩変化上昇勾配よりも大きな値の急変化上昇勾配とすることを特徴とする車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、前後輪の駆動トルクの変化量を独立に制御可能な車両の制御装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
第1動力源と、二輪駆動状態及び四輪駆動状態のときに駆動される主駆動輪と、前記第1動力源からの動力を前記主駆動輪に伝達する第1動力伝達装置と、第2動力源と、前記四輪駆動状態のときのみに駆動される副駆動輪と、前記第2動力源からの動力を前記副駆動輪に伝達する第2動力伝達装置と、を備えた車両の制御装置が良く知られている。例えば、特許文献1に記載された車両の駆動力制御装置がそれである。この特許文献1には、二輪駆動状態から四輪駆動状態へ移行する可能性があると判定した場合にモータ(第2動力源)を微小トルク発生状態に制御するガタ詰め制御を行うことで、ガタに起因したショックの発生を抑制することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-98718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の技術では、二輪駆動状態のときに、つまりドライバー(運転手)の加速意図(例えばアクセル踏込み操作)が介入する前に、予めガタ詰め用のトルクを発生させる為、エネルギー効率の悪化を招く可能性がある。一方で、被駆動状態から駆動状態となる再加速時に、動力伝達装置を構成する部品間のガタが詰められる方向が反転する領域で駆動輪におけるトルクの変化量を一時的に制限することで、ガタが詰められる方向が反転するときの歯打ちよるガタ詰めショックを抑制する方法が考えられる。この方法を二輪駆動状態から四輪駆動状態へ移行するときに適用し、副駆動輪におけるトルクの立ち上がり時の変化量を抑制すると、第1動力源のトルクの上昇によって加速し、それに遅れて、第2動力源のトルクの上昇によって加速する為、二段階の加速となる可能性がある。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、エネルギー効率の悪化を回避しつつ、加速中のガタ詰めと応答性確保とを実現することができる車両の制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明の要旨とするところは、(a)第1動力源と、二輪駆動状態及び四輪駆動状態のときに駆動される主駆動輪と、前記第1動力源からの動力を前記主駆動輪に伝達する第1動力伝達装置と、第2動力源と、前記四輪駆動状態のときのみに駆動される副駆動輪と、前記第2動力源からの動力を前記副駆動輪に伝達する第2動力伝達装置と、を備えた車両の、制御装置であって、(b)前記二輪駆動状態から前記四輪駆動状態へ切り替えるときに用いる前記副駆動輪におけるトルクの上昇勾配を、前記第2動力伝達装置における動力伝達状態が被駆動状態から駆動状態へ切り替えられることに伴って前記第2動力伝達装置を構成する部品間のガタが詰められる方向が反転するときの歯打ちよるガタ詰めショックを抑制する緩変化上昇勾配よりも大きな値の急変化上昇勾配とすることにある。
【発明の効果】
【0007】
前記第1の発明によれば、二輪駆動状態から四輪駆動状態へ切り替えるときに用いる副駆動輪におけるトルクの上昇勾配が、ガタ詰めショックを抑制する緩変化上昇勾配よりも大きな値の急変化上昇勾配とされる。これにより、加速中にガタ詰めされるので、加速前に予めガタ詰めする必要がない。又、四輪駆動状態への切替え時における第2動力源のトルクの立ち上がりも速やかに行われるので、二段階の加速となることが抑制される。よって、エネルギー効率の悪化を回避しつつ、加速中のガタ詰めと応答性確保とを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明が適用される車両の概略構成を説明する図であると共に、車両における各種制御の為の制御機能及び制御系統の要部を説明する図である。
電子制御装置の制御作動の要部を説明するフローチャートであり、エネルギー効率の悪化を回避しつつ加速中のガタ詰めと応答性確保とを実現する為の制御作動を説明するフローチャートである。
図2のフローチャートに示す制御作動を実行した場合のタイムチャートの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明が適用される車両10の概略構成を説明する図であると共に、車両10における各種制御の為の制御機能及び制御系統の要部を説明する図である。図1の(a)において、車両10は、左右の前輪12と、前輪12を駆動する前輪用駆動装置20と、左右の後輪14と、後輪14を駆動する後輪用駆動装置30と、を互いに離間して別々に備えている。又、車両10は、充放電可能な直流電源であるバッテリ40等を備えている。尚、上記「左右」は、車両10の前進方向に対する左右である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
飛行自動車
1か月前
個人
眼科手術車
2か月前
個人
授乳用車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
照明装置
22日前
日本精機株式会社
表示装置
3日前
日本精機株式会社
表示装置
3日前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
23日前
日本精機株式会社
表示装置
23日前
日本精機株式会社
表示装置
23日前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
個人
アンチロール制御装置
10日前
日本精機株式会社
表示装置
22日前
個人
ブレーキシステム
1日前
個人
台車用車輪止め具
2か月前
株式会社松華
懸架装置
22日前
個人
ステージカー
22日前
個人
自走式立体型洗車場
18日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
今日
個人
謝意シグナル装着車
3か月前
マツダ株式会社
車両
28日前
マツダ株式会社
車両
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
23日前
株式会社ユーシン
照明装置
3日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
23日前
マツダ株式会社
車両
28日前
日本精機株式会社
車両用照明装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
22日前
井関農機株式会社
作業車両
8日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
2か月前
個人
農業機械への架線給電システム
14日前
株式会社小糸製作所
投影装置
2か月前
続きを見る