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公開番号2025042509
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-27
出願番号2023149573
出願日2023-09-14
発明の名称計算機システム、及び、認知症リスク及び/又はフレイルリスクを評価する方法
出願人株式会社日立製作所
代理人藤央弁理士法人
主分類G06Q 50/22 20240101AFI20250319BHJP(計算;計数)
要約【課題】認知症リスク及び/又はフレイルリスクを早期に発見する。
【解決手段】システムは、認知症リスクスコア及びフレイルリスクスコアの少なくとも一方を含むリスクスコアを算出するための、複数のチェック項目の情報を格納する。上記システムは、交流グループの第1参加者により投稿されたテキストメッセージを含む交流データに含まれる、上記複数のチェック項目の各チェック項目に関連付けられた所定の第1種リスクワードに基づき、上記第1参加者のリスクスコアを算出し、上記交流データに含まれる所定の第2種リスクワード又は上記第1参加者のリスクスコアに基づいて、追加質問の要否を判定し、上記追加質問が必要との判定に応答して、上記第1参加者のリスクスコアを更新するための上記第1参加者に対する追加質問を送信し、上記追加質問に対する上記第1参加者の応答に基づいて、上記第1参加者のリスクスコアを更新する。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサと、
前記プロセッサが実行するプログラムを格納する記憶装置と、
を含み、
前記記憶装置は、
認知症リスクスコア及びフレイルリスクスコアの少なくとも一方を含むリスクスコアを算出するための、複数のチェック項目の情報を格納し、
前記プロセッサは、
交流グループの第1参加者により投稿されたテキストメッセージを含む交流データに含まれる、前記複数のチェック項目の各チェック項目に関連付けられた所定の第1種リスクワードに基づき、前記第1参加者のリスクスコアを算出し、
前記交流データに含まれる所定の第2種リスクワード又は前記第1参加者のリスクスコアに基づいて、追加質問の要否を判定し、
前記追加質問が必要との判定に応答して、前記第1参加者のリスクスコアを更新するための前記第1参加者に対する追加質問を送信し、
前記追加質問に対する前記第1参加者の応答に基づいて、前記第1参加者のリスクスコアを更新する、計算機システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の計算機システムであって、
前記記憶装置は、前記複数のチェック項目それぞれに対応する直截表現質問及び婉曲表現質問の情報を格納し、
前記プロセッサは、前記追加質問のために、前記直截表現質問及び婉曲表現質問の情報から直截表現質問又は婉曲表現質問を選択する、計算機システム。
【請求項3】
請求項2に記載の計算機システムであって、
前記プロセッサは、
前記追加質問の要否の判定の前に、前記交流グループにおいて、前記直截表現質問及び婉曲表現質問の情報から選択した婉曲表現質問を投稿する、計算機システム。
【請求項4】
請求項3に記載の計算機システムであって、
前記記憶装置は、
前記複数のチェック項目それぞれに対応する1以上の婉曲表現質問の情報と、
前記1以上の婉曲表現質問それぞれに対する応答比率の情報と、を格納し、
前記プロセッサは、前記応答比率に基づいて、前記1以上の婉曲表現質問から送信する一つの婉曲表現質問を選択する、計算機システム。
【請求項5】
請求項1に記載の計算機システムであって、
前記リスクスコアは、認知症リスクスコア及び異なる要因のフレイルリスクスコアを含み、
前記複数のチェック項目の情報は、前記認知症リスクスコア及び異なる要因のフレイルリスクスコア毎に、1以上のチェック項目の情報を含み、
前記プロセッサは、前記認知症リスクスコア及び異なる要因のフレイルリスクスコアの各リスクスコアついて、前記第1参加者のリスクスコアの算出、前記追加質問の要否の判定、前記追加質問の送信、及び前記リスクスコアの更新を行う、計算機システム。
【請求項6】
請求項1に記載の計算機システムであって、
前記プロセッサは、前記第1参加者のリスクスコアに基づき決定されたリスク改善行動を前記第1参加者に提案する、計算機システム。
【請求項7】
請求項6に記載の計算機システムであって、
前記プロセッサは、
前記リスクスコアに基づいて、前記リスクスコアを改善する改善行動の候補それぞれによる、前記リスクスコアの変動値を推定し、
前記リスクスコアの変動値に基づいて、前記第1参加者へ提案する前記リスク改善行動を決定する、計算機システム。
【請求項8】
システムが、認知症リスク及び/又はフレイルリスクを評価する方法であって、
前記システムは、認知症リスクスコア及びフレイルリスクスコアの少なくとも一方を含むリスクスコアを算出するための、複数のチェック項目の情報を格納し、
前記方法は、前記システムが、
交流グループの第1参加者により投稿されたテキストメッセージを含む交流データに含まれる、前記複数のチェック項目の各チェック項目に関連付けられた所定の第1種リスクワードに基づき、前記第1参加者のリスクスコアを算出し、
前記交流データに含まれる所定の第2種リスクワード又は前記第1参加者のリスクスコアに基づいて、追加質問の要否を判定し、
前記追加質問が必要との判定に応答して、前記第1参加者のリスクスコアを更新するための前記第1参加者に対する追加質問を送信し、
前記追加質問に対する前記第1参加者の応答に基づいて、前記第1参加者のリスクスコアを更新する、方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、認知症リスク及び/又はフレイルリスクの評価に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
寿命の延伸及び高齢者割合の増加により、高齢者の健康寿命を延伸することが重要となってきている。高齢者の健康を維持するためには、認知症リスクやフレイルリスクを早期に発見し、その予防行動を促進することが重要である。
【0003】
本開示の関連技術として、特開2016-184403号公報(特許文献1)がある。特許文献1は、ウェブコンテンツにアクセスするユーザのオンライン通信に基づいてデータを抽出し、健康関連の問題点を抽出データから特定し、抽出データに基づいて、健康関連の問題点に対応する提案を示すコンテンツを生成することを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-184403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
認知症リスクやフレイルリスクを推定するためには、チェックリストの回答結果から推定する方法が有効である。しかし、認知症やフレイルに対して無関心であるため、又は、リスクが明らかになることを恐れるため、チェックリストに回答しない高齢者が一定数存在する。そのため、高齢者のリスクチェックリスト回答率は低く、さらに、その回答頻度は1年毎であることが一般的である。そのため、認知症リスクやフレイルリスクの変化を頻度高く追うことが困難となっている。
【0006】
また、特許文献1に開示されているように、ユーザのウェッブアクセスに基づき健康関連の問題点に対応する提案を行うことでは、認知症リスクやフレイルリスクを十分な精度で推定し、適切な提案を行うことは困難である。したがって、認知症リスク及び/又はフレイルリスクを早期に発見できる技術が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、プロセッサと、前記プロセッサが実行するプログラムを格納する記憶装置と、を含み、前記記憶装置は、認知症リスクスコア及びフレイルリスクスコアの少なくとも一方を含むリスクスコアを算出するための、複数のチェック項目の情報を格納し、前記プロセッサは、交流グループの第1参加者により投稿されたテキストメッセージを含む交流データに含まれる、前記複数のチェック項目の各チェック項目に関連付けられた所定の第1種リスクワードに基づき、前記第1参加者のリスクスコアを算出し、前記交流データに含まれる所定の第2種リスクワード又は前記第1参加者のリスクスコアに基づいて、追加質問の要否を判定し、前記追加質問が必要との判定に応答して、前記第1参加者のリスクスコアを更新するための前記第1参加者に対する追加質問を送信し、前記追加質問に対する前記第1参加者の応答に基づいて、前記第1参加者のリスクスコアを更新する、計算機システムである。
【0008】
本発明に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、本発明の態様は、要素および多様な要素の組み合わせおよび以降の詳細な記述と添付される特許請求の範囲の様態により達成され実現される。
【0009】
本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本発明の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味に於いても限定するものではないことを理解する必要がある。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、認知症リスク及び/又はフレイルリスクを早期に発見できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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